=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

流行りの古民家再生にチャレンジできます!

2010年11月20日 | 【お出かけ】木のむくまま
大工さんと一緒に古民家再生を体験しませんか?


これは、
南房総市への移住支援を行う「海辺の八兵衛」さんが企画している
「田舎暮らし応援セミナー」のひとつです。

本日は、
その一連のセミナーのオリエンテーションがあったのでお手伝いに行ってきました。




これらのセミナーの目的は、

移住希望者のために、

1.さまざまな体験やイベントを通して、この地域が本当に自分に合っているか知っていただく。

2.いざ移住をすると決めた際に役立つ、住宅の補修方法など実用的なことを学ぶ。



だと私は思います。


さっそく来月から、


●住居の基礎を学ぶ
●古民家再生のワークショップ(→パンフレットページ
●ガーデニング体験
●ミニ・クライグルデン(ロッジと畑を借りて農業を営む)

の実践コースがスタートします。

ご興味のある方はどうぞ。

→海辺の八兵衛HPの紹介ページ
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世代を越える

2010年11月19日 | 【お出かけ】木のむくまま
千倉にある「アートスペース風」では、

世代を越えて結ばれた絆

若い写真家と亡くなられた彫刻家の二人展が開催されています。


彫刻家の方の遺作(山田洋次賞受賞)からは、
人生の重みを感じることができます。


ご近所を含めた広い方々に作品発表の場を提供したいという思いで作られた
アートスペース風も、いい空気が流れています。


→アートスペース風HP
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荒波の日本海

2010年11月19日 | 【お出かけ】木のむくまま
と見まがうような、大波と飛び散る飛沫。

こんな風景を見て、「心を激しく洗われたい」なんて思った方、

日本海まで行かなくても、

房総半島の南端、白浜の野島崎灯台の下で見れますよ。


こちらの灯台の下には、
「白浜海洋美術館」があります。

房総発祥と言われる漁師の大漁半纏「万祝(まいわい)」の収蔵レベルが高いほか、
その他にも、船や漁師に関する細かな展示品があります。

館長さんのご説明がとても詳しく、
聞けば、他県からお越しになられたそうなのですが、とても勉強されたのだと思いました。

陶芸家でもある館長さんは、現在館の脇に大きめの工房を作っていて、
ここを自分で使うだけでなく、
若い作り手などにも積極的に活用していただくことを考えておられるそうです。

博物館は開館してすでに40年以上経っていて、
私が子供のころにはあったはずなのですが、まったく今まで知りませんでした。

まさしく「灯台下暗し」ですね。

→白浜海洋美術館HP
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独立した個性が集まる魅惑の地 (シーレ)

2010年11月19日 | 【お出かけ】木のむくまま
「カフェ銀座」とまでは言いませんが、

かなり以前より、おしゃれなカフェが続々!という千倉に足を踏み入れてきました。


まず一軒目に伺ったのが、

「シーレ」

ギャラリー&カフェです。

まさしく隠れ家カフェですね。
かなり狭い細葉の塀に囲まれた路地を入っていったところにあります。
(写真がカフェの入り口です。猫がたたずんでいました。)

そんな雰囲気と猫ちゃん、そしてアートが好きな方にうってつけです。


店主の関さんといろいろ話をして、

「南房総が独立した作り手が集まる場所になったらいいですね」
と意気投合してしまいました。

たしかにこの地域には大企業がなくて、就業条件もそれほどよくはないかもしれませんが、
「なければ自分で作る」くらいの気概を持った、(すいません言い過ぎました)
独立した個が集まり、
それでいて互いがつながっていて、シンフォニーを奏でる地域になればいいなと思っています。

例えば、関さんはその場で近所のいろいろなカフェやアトリエを紹介してくださったのですが、
(それらのお店の名刺)

ひとつのカフェに行ったら、たとえ同業でも近所のいろいろなカフェやアトリエの情報を芋づる式に紹介してくれる、こういうのが互いがつながっていることだと思います。

私も参加してみたいです!

→シーレのブログ
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漁師の背中

2010年11月15日 | 【お出かけ】木のむくまま
私の勘違いか?

「漁村リーダー育成研修会(一泊二日)」が、南房総市で行われるという情報を地元の新聞でキャッチしたので、早速申し込んだ。

漁業も盛んである南房総市をメインの対象として、当地域の活性化を進めるために、地元の有志を集め行われる研修会と私は思い、地元の地域活性化を図る若者と知り合うことができることを期待して当日向かった。

そのため行けば一人くらい知り合いがいるものかと思っていたら、集まったメンバーには見たことある顔は無し。

最初の見学地「道の駅 富楽里」の説明を聞きながら、メンバーの様子を伺うと、

なにやら、

北海道、沖縄、長崎などの地域の方が参加されていることがわかった。

結局、この研修会の趣旨を理解したのは、次のプログラムの場所に到着し、資料を受け取った後だった。

今回の研修の正式名称は、

「(水産庁)活力ある漁村づくり促進委託事業 地域リーダー育成研修会」

であり、

実は、あらかじめ水産庁に採択された漁村、漁港の地域活性化事業の進捗状況を発表する中間報告会を兼ねて行われているもので、プログラムのひとつに含まれた先進的な取組みを行うモデル地域の現地視察先が、この南房総市だったのです。

そのため参加者は、採択事業の各地域からであり、

北海道北方領土近くの落石漁協や、
長崎五島列島の水産品加工会社、
ちゅらさんの舞台となった沖縄石垣島近くの小浜島のうみんちゅ2人組

などなど、本当に日本全国北から南までの方方だった。


スケジュールは、

<1日目>
・道の駅富楽里の視察
・岩井民宿組合をはじめとした、体験学習旅行の取り込み実績などの報告
・水産品ブランドによる地域活性化講義
・漁村活性化策を考えるワークショップ

<2日目>
・定置網漁業の体験 あじの開き加工体験施設見学他
・地域活性化を行っているNPO活動の報告(たてやま海辺の鑑定団)


↓ワークショップの様子




↓楽しみにしていた定置網漁の見学
まさに大自然との闘い
漁師の背中がかっこいいです。
かなり感動します!
まだHPで紹介できていなようですが、一般の方も1500円くらいで参加できるようです。








「漁業と観光は相反する?」
「TPPは国内漁業に影響ない?」
「ブランドとは安定供給あってのもの」
「岩井は民宿日本一」

など、私にとってはまったく知らなかったことを教えてもらったり、
地元の取組み、
また各地でどんな取組みを行っているか知ることができて大変興味深かったです。


→漁村活性化採択事業


↓岩井漁協で行っている小学生などの体験学習「あじの開きづくり」
主に都会や海の無い県からの子供たちが参加し、
後日、天日に干した開きをクール宅急便で送るそうです。
各袋には名札がついていて、作った本人が手にできるのが好評のようです。


→干物づくり体験


しかしなによりもの収穫は、
普通では出会えない全国各地の漁師さんと知り合えたことです。
なかなかいい私の勘違いでした。


来月12月にも同様の研修会が同地であり、今度は別の採択地域の方々がいらっしゃるそうです。
地元の漁師の方、地域活性化を考える方、一緒に参加してみませんか。

→漁村リーダー研修会要項


↓三線を弾くうみんちゅ隊長

沖縄に比べるとやっぱり寒いようです(当たり前か)


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再訪 DEWさん

2010年11月13日 | 【インタビュー】木の先人方
私が長野の訓練校に行く前、
地元の木工職人を訪ねて、突然うかがわせて頂いたDEWさんに、
館山に帰ってきたご報告に行ってきました。

1年半ぶりの再訪ですが、
丘の上にあるDEWさんの工房まで続く里道も、以前よりも生活の道として馴染んできている感じがしました。
そして今井さんご夫妻と再会させて頂いたのですが、
本当にやさしい笑顔で迎えていただきました。

いろいろとお話を伺い、気がつけばもう外は薄暗くなってきています。



「『おまかせします』と言われるのが一番プレッシャーがある」

というお言葉が印象的でした。

そのお客様に、納品をする際のお客様の表情には本当に緊張してしまうそうです。

でも、その瞬間に自信を持って臨めるように思考をめぐらし自分の中で最高のモノを作っていくのもまた楽しいと。


私も早く「おまかせします」といわれる仕事を目指します。


今井さんご夫妻、本日は長々とお付き合いいただきありがとうございました。

→DEWさんHP
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海の恵み

2010年11月11日 | 【日記】いろいろ
海の恵みは、なにもおいしい魚だけではありません。


先日の大風の後、近くの浜辺に行ってみるとたくさんのものが打ち上げられています。

ゴミはもとより、
房総は川べりに生えている竹というか笹のようなものが多く、
それが打ち上げられているのが多いのですが、
流木もたくさんあります。

なかなかいい形のものはありませんが、
散歩がてらに、それを探して歩くのもいいですね。


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日常?

2010年11月09日 | 【写真】一本の木
19:30

集会所に行くと、まだ2名。

部屋の中だけど、2人が立ち話をしているので、俺も立ち話で参加する。



毎週火曜日19:30

それは有志の太鼓練習日。

既に3年くらい続いているのでは?

練習を始めていると、知らないうちに人数は8名くらいに増加。

地元の人にとっては日常の風景となっているかもしれないこの太鼓と笛の風景。

でも、

私にとっては、毎週太鼓つきで笛が練習できるなんて超特別。

つまり、「非日常」


この非日常を満喫したいと思います。



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夜の理科室?

2010年11月07日 | 【お出かけ】木のむくまま
って、ほどじゃないですが、

夜の美術館も、ちょっと変わった趣があります。


今日は、

今年の3月にオープンした金谷美術館でナイトコンサートがありました。

→金谷美術館HP

演奏会を行うようには作っていない館内でしたが、
美術品に囲まれた中で聞く弦楽器は優雅で素敵でした。



地域には、そうそう立派なコンサートホールや建物があるわけではありません。

でも、そこに既に存在している静的資源(美術館や先日の棚田、お寺などの動かないもの)



音楽や演劇、パフォーマンスなどの動的資源

を組み合わせれば、とても面白いものができると思います。

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チラリズム?

2010年11月07日 | 【お出かけ】木のむくまま
安房には何人か偉人がいらっしゃいます。

写真の「見返り美人」はご覧になったことがある方が多いのではないでしょうか。

見返り美人の作者、菱川師宣は安房の鋸南町の出身です。

時代は江戸時代のはじめごろ、1630年ごろのお生まれだそうです。

のちにつながる浮世絵の開祖と言われているらしく、

私もなんとなーくしか知らなかったのですが、

すごい人のようです。


もっと菱川師宣について知りたいと思った方は、鋸南町にある記念館へ行ってみましょう。

館内には、
残念ながら、本物の「見返り美人図」はなく複製しかないのですが(本物は東京国立博物館蔵らしい)、モデルの方が着ていらっしゃる振袖を現物化したものがあり、絵だけでないリアリティを感じられます。

→菱川師宣記念館紹介

ただ、
この後行った「金谷博物館」には、
この見返り美人が振り向ききった図が飾られており、
別に美人とか美人でないという話ではなく、
なんとなーく、
横顔しか写ってない見返り美人のほうがいいなあと思ってしまったのでした。

→金谷博物館HP



◆鋸南の海から


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