「長くつ下のピッピの世界展」と「片岡鶴太郎展」に行って来ました。
「長くつ下-」読んだ読んだ。私の読んだ版のイラストも来ていました。少年探偵ブラウンの絵もこの人だったのね。好きでした。やはりピッピが馬を持ち上げているのが楽しい。馬も大人しくしているのね。リサ・ラーソンが陶器で作っているのは知りませんでした。
「片岡-」ターナーの後期みたい。たらし込みはあったけど前は写実っぽかったですが、段々ぼんやり印象的になっていきます。今回のテーマは顔。日本の顔ということで富士山がどどーんと来ていました。あと椿だらけの椿の回廊。前の展覧会で竹に金魚を見ましたが今回は椿に金魚。いいわ。金魚がわらわらいっぱいの遊魚もありました。うんうん、やってくれると期待していたのよ。
谷春慶「筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。鎌倉の夜は、罪を隠さない」読了。
「筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。」シリーズ第4弾です(やはり長いっ)。三巻で終わったのかと思ったけど、そのまま何も進展はなかったのね。でも東雲君がだいぶんいい人に見えて来ました。何のかんの言って助けてくれるのよね。カリグラフィーや速記が出て来たのが楽しかったです。