餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

まとめてまわらない

2019-08-18 23:18:29 | アート・文化

「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展 カタルーニャ近代美術の精華」と「へんがおの世界」と「ばばばあちゃんとあそぼう! 絵本作家さとうわきこの世界」を見て来ました。

「バルセロナ-」ポスターの美人につられて行きました。バブル時代の裕福な娘さんだったのね。モフに手を埋めて上目遣いで見上げています。かわいい。ざっと全体を見た感じはアールヌーボーなんですがなんか違う。好きな日本料理は、のトップにカレーとラーメンが並ぶような違和感です。イスラムが入っているかな。アルタミラの洞窟も入っているかな。柱から甲冑の騎士とドラゴンが浮き出て闘っているよ。そうかガウディがいるもんね。ダリもピカソもいるし。ヨーロッパの軽やかな自然モチーフもあるけど、太古のむき出しな自然もデザインにあるような。アンモナイトの中にいるような建築がありました。

「へんがお-」ここの博物館の企画は面白いです。公立の美術館博物館で最初に妖怪展をしたのもここですし、組み立て絵ばかりの展覧会をしたりしていました。へんがおって…。最初に喜怒哀楽の例の作品があり、ちゃんとした美術品が。怒が毘沙門天の像、哀が仏涅槃図でした。続いて北斎漫画や寄せ絵、へんがお大会、上下絵、妖怪、百鬼夜行、懐かしの遊び、福笑いなど。どらえもんの福笑いもありました。楽しい気分になれます。

「ばばばあちゃん-」氷菓子やおはぎを作っているのしか読んだことなかったけど、ばばばあちゃんって変なばあちゃんだったのね。星が見たいとベッドを外に出してお茶が欲しいと湯沸かしやら本棚やらどんどん出していました。もっと時間を作るんだった。本を読む時間がほとんどなかったです。絵本片っ端から読みたかったよ。