おととい買って来たシジミたち、みんな砂に潜っているのに1匹だけ砂の上に。大丈夫かな。ちょっと砂に埋めてみました(余計なお世話を)。
映画「ディリリとパリの時間旅行」と「二ノ国」と「ギュスターヴ・モロー サロメと宿命の女たち展」に行って来ました。
「ディリリ-」ベルエポックの時代とフランスの観光案内を兼ねた美しいアニメーションです。しかし内容は人種差別や女性蔑視など意外とハード。ニューカレドニアから来た少女ディリリが礼儀正しく可愛く活躍するので楽しく見られます。これでもかと有名人や名画が登場します。画家が説明的に代表作の前に立っているのはご愛嬌。ロートレックはディリリと冒険します。意外な人が出て来るのが楽しみでもあります。
「二ノ国」これはなかなかわかりづらい。結局命がつながっているのか片方なのか、あの人はあの人であの子は実の子供なのかとか。デビルマンがいました?でもほのぼの見られるのではないでしょうか。その展開は意外かも。
「モロー-」前に美術館で見たことがありましが、やはり「出現」が美しいです。線画の書き込みがあることで幻想味がぐっと増しています。ターナーが初期の綿密な書き込みから、絵の具をさっと塗っただけみたいな晩年の風景画になっていったようにモローも晩年の方が輪郭がぼんやりしています。どんどん背景に溶けて行くみたいな。でもそれがらしいみたいな。モローって引きこもりだったみたいで、よくルオーやマチスに教えられたなと。すごい人ではあります。
八木圭一「手がかりは一皿の中に」読了。
グルメ探偵。グルメサイトのライター亀助は仕事のためと趣味のため色々美味しい店を食べ歩いています。そこでたまたま(?)毎回事件に遭遇して、謎を解くはめになります。料理がとにかく美味しそうなのがいいです。でもとても自費では行けなさそうなところなのが残念ですが。