「ラファエロ前派の軌跡展」行って来ました。
この展覧会はラファエロ前派がどのように出来、発展して行ったかを追っている展覧会です。19世紀ヴィクトリア期、イギリスの美術評論家ジョン・ラスキンが風景画を刷新したターナーや旧来のアカデミズムからはずれた若い芸術家たちを擁護し、さらに世界規模で広がるアーツ&クラフト運動の芽生えに貢献しました。
ラスキンの水彩画がすごかったです。日本画みたいでした。この人詫び寂びをわかっているんじゃないのかなと思いました。刻々と変わる山の描写とかすでに印象派に迫っているんじゃないのかなと。個体の建物の装飾をスケッチしたり。修復は破壊であるとあったのがなるほどと。
ロセッティ、ミレイ、バーン=ジョーンズ…ほくほくです。アーサー・ヒューズやフレデリック・レイトンもいいなと思いました。すごく良さがわかりやすい絵です。もう美人(そこか)。