「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を見て来ました。
何となくウィーン分離派の展覧会かと思っていましたが、ウィーンそのものの展覧会でした。近代社会へとなっていく過程を都市の移り変わりを風景画で追っていたり、活躍した活動家や芸術家の肖像画など、どういう生活をしていたか工芸の紹介もありました。最初は城壁があったんだと。城壁を取り壊しその後を大通りにして文化施設を次々建てています。啓蒙思想、フリーメイソン、ウィーン分離派、ウィーン工房。ちょっと歴史が追えます。クリムトももちろん素敵ですが、シーレやココシュカが来ているのが嬉しい。なかなか見られないです。金箔など日本美術の影響があったのね。楽しかったです。