10/27分です。
カルディがコーヒーの試飲を再開していました。やったー。
豊科穂監修「LOVE TOWER! ニッポンのタワー」読了。
思ったよりもずっとタワーって多いです。知っているタワーが出てきてよしよしと思ったり、割合近くなのに知らないところがあったり奥深いです。この本に出てるタワーの基準は「観光用の展望台がついているもの」「永続的な建築物としての堅牢性を備えた高さ15m以上のもの」「展望台専用の階があり、展望台の構造や観客順路が他の階と明確に分離されているもの」で電波塔や一般公開をしていない空港の管制塔などは入らないそうです。高層ビルも入っていますが展望専用の階がないものは含まれていないです。東京タワーなど赤白のタワーが多いのは航空法で60m以上の鉄塔や煙突にはパイロットからの視認性を高めるため赤白の塗装を義務づけられたためですが、名古屋テレビ塔がグレイなのはその法律施行以前に建ったからです。現在色んな色のタワーがあるのはその規制が緩み航空障害灯をつければいいことになっています。以前赤白でも塗装で色を変えたところもあります。しかし変な形のタワーも色々あるのね。富山の太閤山ランド展望塔なんて机ですよ。沖縄県熱帯ドリームセンター遠見台はバベルの塔だし、水戸芸術館の塔に至っては折り紙ですね。ちょっと巡ってみたくなります。
10/26分です。
近江泉美「深夜0時の司書見習い」読了。
高校生の美原アンは父親の勝手な約束で夏休み2週間、札幌の郊外の見知らぬ人の家にホームステイするはめに。その家は通称図書屋敷。私立図書館「モミの木文庫」を有する和洋折衷のお屋敷でした。しかも図書館は開館休業状態、近所に公立の図書館が出来てからほとんど使われていない状態です。しかし午前0時になると夢に猫がやって来て図書館とつながっている「図書館迷宮」の掃除をさせられることに。その迷宮は図書館の本を読んだ人の想像で出来ています。利用者が少ないので灰色の世界。しかし最近ホームズを読んだ人がいるのかカンバーバッチ姿のホームズがいたのが楽しい。再放送が始まったのでジェレミー・ブレッドに変わっていました。私もそっちかな。しかし巨大紙魚の化け物に襲われるのは嫌ですね。黒い海はもっと嫌だ。さてアンは図書館迷宮を復活させられるのか。
10/25分です。
映画「書かれた顔」と「ザ・クリエーター/創造者」を見て来ました。
「書かれた顔」坂東玉三郎さんのドキュメンタリー映画だと思っていましたが、何だか変です。坂東玉三郎さんや女優の杉原春子、日本舞踏家の武原はん。玉三郎さんの名場面が出た後レジェンドが次々出てきて話していて、玉三郎さんが女優の話が始まる。イタリア人のやくざと用心棒と玉さんみたいな。何だったのかな。不思議な話でした。
「-創造者」たぶん一場面を見たらスターウォーズみたいに見えるかと。ドロイドがいっぱい出て来ます。でも舞台がチベットみたいなところです。山岳仏教と水を張った田んぼが美しい田園風景。違うのはオレンジの衣をまとった僧侶がドロイドなところ。宗教もAIなのか。いや、修行者もAIがしている。神も迷える者もAIができるのかと。迷うのね。アジアがAIと共存していてアメリカがAIを排除している。なるほどなと。日本とか鉄腕アトムを生み出した国ですから。テクノロジーに嫌悪感がないのね。日本じゃないけど。日本も出たかな。渡辺謙さんはいた。ノマドがすごく嫌な感じの兵器でした。
10/24分です。
映画「機動戦士ガンダムSEED SPED2 DESTINY それぞれの剣」を見て来ました。
今回はヤマトとアスランは協力するのかなと思っていたら、アスランが軍に復帰。ヤマトは別働隊に。地球軍もひどいけど兵士にするの人間の育成とかあっちもきな臭いぞ。面倒ばかりです。
折口真喜子「恋する狐」読了。
画家で俳人の与謝蕪村が見聞きしたあやかしたちの話です。でも怖い話でもありません。悲しい話だったり懐かしい話だったり切ない話だったり。取りついて殺すようなあやかしは出て来ません。
「燕のすみか」で毎年来る燕を大切にする父親。落ちた雛を見つけたおたかは父親に相談。父親は味噌漉しの中に手拭いを裂いて入れ雛を入れます。その味噌漉しをなるべく巣のそばの柱に括り付けます。ちゃんと糞が落ちないように下に板もつけて。心配しておたかが見ていると親はちゃんとその雛にも餌を運んでいました。雛が巣立ち燕も旅立った後、おたかがその板を掃除しようとすると何かが光ります。塵取りを持ってきて糞ごと取り坪庭に持って行き棒で突くと周りの糞がぽろぽろ取れ丸い塊が。雨受けのため軒先に置いている火鉢のところに行き、火鉢の中にいる金魚を脅かしながら水を汲み塵取りにかけると中から貝が出て来ました。父親に見せるとこれは燕の子安貝かもしれんとお守り袋を作ってくれました。
金魚を脅かしながら水を汲むところがいいな。金魚迷惑。でも普段可愛がっているんだろうなと。