餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

美味しいお酒と料理

2024-02-03 14:12:49 | 本と雑誌

10/23分です。
谷崎泉「老舗酒造のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当」読了。
父が亡くなり兄が継いだ老舗酒造、しかし兄が失踪し。東京から戻って来て手伝うようになった響。どうにも困っていた時祖父の手紙を受け取ったと子供のような女の子三葉が手伝いに来て。の第三弾です。お酒はどんどん美味しくなっているし、生産量を増やし。新しい銘柄も始めたし。うまくいっているっと思った矢先お兄さんが見つかって。でもお兄さんはすっかりしょげていて。何とか帰ってくることになりましたが、経営に口を出さずに手伝いに回るようです。座敷童としての三葉の役目も終わり村に帰ることになりますが。
蔵のお供え物が村に届くのが面白いです。あんなおいしそうなご飯を作られたらそれだけで幸福になりますよね。


未来からやって来た

2024-02-03 14:11:00 | アート・文化

10/22分です。
「Perfume COSTUME MUSEUM」を見て来ました。
最初場所を見た時、あれファッション美術館でなくて県立美術館なんだと不思議に思いました。圧倒的な量のデザインと服を見てなるほどと。もう服飾ではなく舞台芸術なんだなと。揃ってはいるのですが、3人のデザインとか切り替えとかが全部違っているのすら知りませんでした。狭い舞台だからできることとか広い劇場でする事とか全部計算している。最後にコンサートシーンの映像があって、アリーナをつぶして全部舞台になっているのにびっくり。八つ橋みたいな光る道がめぐっていました。あそこにお客を入れれば1000人分は入場料取れたのに(何の心配だ)。マッピングが映える服とかCG合成のため透けない素材とか。コンセプトに合わせて服が作れているのがすごいなと思いました。小林幸子さんではないけど、ある意味パフュームの服って舞台セットの一部なんだなと。


芸術は爆発なのか?

2024-02-03 12:38:16 | アート・文化

10/21分です。
市民講座の読書会へ参加してきました。今回のテーマは「芸術・音楽が出てでてくる本」です。これは難しい。人によってアンテナが違うよ。で、わかりやすい「作って発見!日本の美術」にしました(8/11参照)。いや、美術の出て来る本で美術の本じゃないから。青空には埴輪が映えると力説しました。やはりずれてしまいます。
騎月孝弘「太陽と月の図書室」読了。
人付き合いの苦手な朝日英司は昼休み誰ともしゃべらなくてもいいと言う理由から図書委員になる。そこには誰もが注目するような美少女月ヶ瀬ひかりもいた。人気もあるだろうに何故こんな地味な委員に、と英司は不思議に思う。最初の委員会で顧問の先生に太陽と月のコンビだなと感心されてしまう。しかし彼女の奔放さに英司は振り回されることに。不意なことでお互いの心の痛みを知った二人はある方法で本音を伝えようと立ち上がり。
声にならない声や、思っていることを伝えられなくて嫌な風に言ってしまう大人。お互いにすれ違ったまま離れていくのよね。チャンスを作ろうとする姿勢が良いなと。


リゾート地で検査を

2024-02-03 12:37:27 | 本と雑誌

10/20分です。
小栗左多里&トニー・ラズロ「さおり&トニーの冒険紀行 タイで大の字」読了。
ダーリンは外国人のさおりさんとトニーがタイに出かけています。しかし観光旅行ではない。色々と体験しに行っています。料理教室、カービング、足裏マッサージあたりは観光の範疇でしょうが、子どもの家に行って子供たちと遊んだり、象の保護センターに行って象の治療を手伝ったり。タイ舞踊やムエタイを習ったり。日本で人気のあるタイ人漫画家と会ったり、ココナッツを取る猿の訓練に付き合ったり。なるほどなと思ったのは医療ツーリズム。さおりさんがタイに行く前から胃カメラを飲まないといけないと悩んでいたので、いっそのことタイで検査しようと。ゆっくり検査できるみたいです。日本は病床数が足りないから寝かせて検査しないのだろうと。トニーさんは脳ドッグ、さおりさんは胃カメラ付きの人間ドッグをしていました。
ココナッツの殻ランプを作るに挑戦していましたが、その工房ココナッツでキーホルダーも作っていました。出ていたのはおじさん(?)妖精(?)チェックのパンツ一丁のお腹の出た人刺し指が長く鼻の高いに男の人と金魚のキーホルダーでした。彩色はしていないのでどちらも茶色。金魚は背びれがモヒカンのように高く、尾びれが四つに分かれて垂れた丸型のひらひら金魚です。何だか可愛いぞ。