餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

テキスタイルが素敵

2024-02-25 10:15:13 | アート・文化

11/15分です。
「竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」と「生誕140年 ユトリロ展」を見て来ました。
「竹内-」好きな画家さんです。これは見ておかないととえいやーと行って来ました。まだまだ知らない絵があるものです。今回は下絵も色々一緒に来ていました。「絵になる最初」という初々しい女性の絵があるのですが、今回その絵と同じ絣の着物が来ていました。地味な着物だと思っていたのですが、よく見るとすごくモダンな柄でした。こんなに可愛い着物だったのかと。知らないライオンも色々。やはり動物が可愛い。スケッチの猫がもう今の猫と変わらないかわいさです。
「ユトリロ-」白の時代を中心にそろえてあります。やはり真っ白な教会が良いです。明るいのはユトリロじゃないみたい。でも子供の絵みたいでかわいいかも。後ろ姿の人が必ずいます。
大澤夏美「ミュージアムグッズのチカラ」読了。
「ミュージアムグッズやショップは、博物館のエンドロールだ」この言葉が作者のミュージアムグッズ収集にかける熱意をよく表しているものだと思います。私ときたらミュージアムグッズって特別展のおみやげくらいにしか思っていなかったですから。オーストリア大宮殿展黒豆きな粉に笑っていたくらいです(2010.3.8参照)。ミュージアムショップはただの売店ではないし、ミュージアムグッズはただの雑貨ではない。博物館の思い出を持ち帰る大切なツールであり、博物館の社会施設としての使命を伝える手段だと。すいません、考えたこともないです。しかも回っているところが渋い。美術館や博物館ももちろんありますが、郷土資料関係や自然史関係もありますし、動物園水族館もあります。地質標本館とか何故そこに行こうと思ったのかがまずわかりません。お土産に研究者も使えるフォトスケールを買っていました。野外調査で地層を撮影するときにスケールとして写しこむ定規だそうで。楽しそう(つられているつられている)。JT生命誌研究館なんて映画まで見たのにまだ行っていません。蝶の食卓を見に行かないとね。人生の愉しみが増えました。