アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

食の楽しみ

2016年09月02日 | アーバンライフ

旅の楽しみのひとつは食にあり。
今回は、北海道のしかも海岸沿いのバスツアーだったから、新鮮な海の幸を堪能することができた。

しかも、それらの海鮮食材には地域差がある、というのも面白いと思った。
例えば、稚内は「タコ」づくし。タコの刺身に、タコのしゃぶしゃぶと言った感じである。

オホーツク海に出ると、そこは「ホタテ」の宝庫。
ホタテ御殿の並ぶ猿払村を過ぎ、日の出岬で食した「ホタテ御膳」は絶品であった。ホタテの刺身にホタテのフライの組み合わせだったのだが、ホタテをこれほどうまいと思った記憶がない。

また、根室の旅館での夕食は本格的な会席料理で、ここでは大振りの「花咲ガニ」が丸ごと出て来たのには驚いた。他に、エビ・タイのお造りにタコしゃぶとカキの蒸し物、ホタテの茶わん蒸しなど、ちょっとやり過ぎ感さえある海鮮づくしであった。

(写真は、旅館のHPから類似のものを借用しました)

変わったところでは、士別名物の「鮭三代漬け丼」という鮭の切り身とイクラをダシ汁に漬け込み、これらに(鮭の)削り節を加えた鮭三昧の丼が出た。ただ、これは好みによって評価は分かれるのではと思った。

旅の最終日、小樽の旧青山別邸で食べた「ニシン御膳」はうまかった。



大振りのニンンの甘露煮が3切れのっているのだが、これが絶品で、遠い昔の(ニシンの味の)記憶を呼び起こされた。

蛇足:食の話題はつきないが、松前でバスに積み込んだ「アワビ弁当」も美味しかった。地元産のアワビを軟らかく煮て、それを混ぜご飯の上にのせただけの弁当だが、アワビのほのかな香りと味がよく出ていて絶品であった。

また、旅の前半は道北への旅で、野菜が豊富なところでもないのと一般旅館での食事だったから野菜不足で困った。従い、刺身の妻まで食べた。

後半は観光温泉泊りで、朝夕ともビュッフェとなったから、今度は野菜ばかり選んで食べた。お蔭で土地の名物を食した記憶がない。

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