パソコンを弄り回して目がおかしくなったので、しばらく留守にするに限ると帯広近郊の十勝川温泉に行って来た。
そこは薄茶色のモール(植物質)温泉で、身体にやさしく、また、「美人の湯」とも呼ばれ、つるつるすべすべの肌をつくることで知られている。
今回、地元の音更町が1人1泊2,000円の補助(ふっこう割)を出すというので、これに便乗して2泊3日の温泉三昧と洒落てみた。
アクセスは、JR札幌駅始発のモール温泉号(温泉共同運行バス:無料)に乗り約3時間、200kmを走破して現地に至る。当日(27日)は都合4台で、150人近いお客様(主としてシニア世代の夫婦と女性)であった。
泊まったホテルの大浴場は、客室のある各階から直通のエレベーターでアクセスできることもあって日に何度も浸かりに行き、文字通りの温泉三昧となった。
蛇足:十勝川温泉「美人の湯(モール温泉)」
十勝川温泉付近の地層は、上から火山灰土に加え、概ね300~1500万年前の針葉樹、葦などが堆積した泥炭層、亜炭層、そして岩盤層と続き、地殻変動による岩盤層の摩擦熱で温められた地下水がこの泥炭層と出会うことでモール(植物性)温泉を生成する。
この亜炭、泥炭に含まれる腐植物質(フミン物質)は肌をすべすべにするとともに皮膚を再生する特質があり、加えて、花崗班岩が温泉分子を細かくするため豊富なミネラルを含んでいる。
「モール温泉」は、植物のエキスと岩石のミネラルの両方をたっぷり含むことから化粧水のような保湿効果があり、浸透性に富み、肌はつるつるすべすべに・・・。まさに「美人の湯」にふさわしい温泉である。(写真、キャッチ等は観光協会やホテルのHPから借用しました)