アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

リユース家具

2016年09月30日 | アーバンライフ

先日、九条の会の学習会で近くの集会所へ行ったら、「粗大ゴミ~リユース家具」の展示会が行われていた。

こんな立派なものを捨てる人が居るのだ、とあれこれ見ていたら恰好の整理ダンスがあった。

幅105cm奥行き60cmで引き出しが6段あり、何を入れるにせよたっぷり収容できそうだと思い、ダメ元で抽選の申し込みをしておいた。

ところが、一昨日、市役所から電話があり当選したという。

そこで、集会所へ行き、家具の代金を払い(赤帽さんに頼んで)自宅まで運んでもらったのがこれ。

 

何でも、本来は2段重ねのタンスだが上段部分がないので、改めて天板を新調して売りに出したという。

価格は、2,000円也。配送料の方が高くついた(2,160円)が、この整理ダンスが4千円ほどで手に入ったので良しとするか。

まだ完全に整理は終わていないのだが、それでも部屋はすっかり片付いて居心地が良くなった。

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萩2

2016年09月29日 | アーバンライフ

昨夜の日本ハム対西武戦。
優勝をかけた大一番というので観ている方も力が入り、終わったらガックリ疲れてしまった。

それにしても、大谷君という若者はすごい。
最高の舞台で期待されている結果を出すというのは只者ではない。

ところで、先に、近所で咲く「萩」をご紹介したのだが、その際、見落としてしまった大群落を用事のついでに見て来た。

こんな具合に咲いていたのを、その際、どうして見落としたのか。
たぶん、傘をさしていたので視界が狭くなっていたせいかと思う。

近くの公園では、モミジが色づき始めていた。

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空疎な自画自賛~首相所信表明演説

2016年09月28日 | ドラミング

参院選後初の議会となる臨時国会が開会した。

一昨日、安倍首相が行った所信表明演説をテレビで見たり、また、新聞(朝日)に載った全文を読んだが、空疎な自画自賛のオンパレードで、虚しさを通り越して怒りさえ覚えた。

要は、安倍政権に都合の良い事項ばかりをあげつらって、国民の大多数が陥っている暮らしにくさや困難に何一つ寄り添おうとしない内容になっている。例えば、

①スーダンPKOに対する「駆け付け警護」や「共同防護」など、安保法(戦争法)に基づく武器使用を前提とした新任務を付与するのか否か。
②年金積立金運用独立行政法人(GPIF)の10兆円を超える巨額損失問題や、マイナス金利に象徴される現下のアベノ不況をどう克服するのか。
③収拾のメドすら立たない福一原発に加え、廃炉が現実化した高速増殖炉「もんじゅ」や原発再稼働と住民の安全をどう確保するのか。

等々、政権に都合の悪い問題には何一つ触れないばかりか、自衛隊や海上保安庁の職員の(当然の)業務遂行についてスタンディングオベーションを要求する始末で笑ってしまった。

これについては、同紙の時事川柳でも次のように揶揄されている。

 ・斜め前、右手上げればうりふたつ

 ・よみがえる「兵隊さんのお蔭です」

 ・起立せぬ議員はいずれ非国民

 ・万雷の拍手で送る死の戦場

これは、もう「異常」としか言いようがない。
この人(安倍首相)は、本当に大丈夫か?

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長い影を引きずって~ゴルフ

2016年09月27日 | アーバンライフ

さわやかな秋空に誘われて、昨日午後、近所のパブリックに出かけた。

月曜日ということもあり、ゴルフ場はとても空いていて貸し切り状態であった。
ということで、いつになくショットは安定し、気持ちよくプレイすることができた。

午後3時頃の写真だが、もう陽が傾きだし、長い影を引きずってのラウンドであった。

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「沖縄~99%が押しつけるもの」

2016年09月26日 | ドラミング

昨日の新聞(朝日)に、表題のようなすぐれた評論が載ったのでご紹介したい。

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世紀の歌姫~アンナ・ネトレプコ

2016年09月25日 | 音楽三昧

NHKオンデマンドで、「アンナ・ネトレプコ in 東京」を見た。

本年3月18日、サントリーホールで開催された演奏会の録画配信で、当代随一の歌姫アンナ・ネトレプコを迎えて、オペラのアリアを中心にしたとても魅力的なコンサートになっている。

演奏

 ソプラノ:アンナ・ネトレプコ
 テノール:ユシフ・エイヴァゾフ
 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮:ヤデル・ビニャミーニ

特に、ネトレプコが歌うプッチーニのオペラ「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」や、ユシフ・エイヴァゾフ(テノール)の「トスカ」から「星も光りぬ」などの名曲は圧巻で、さもありなんと納得しながら聴いた。

この番組は、下記のURLで視聴できます。(HDビデオ:216円)

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2016年09月24日 | アーバンライフ

昨日午後、九条の会の勉強会があるというので、雨の中、近所の集会所まででかけた。

出がけに家内が、「あの道を通ると、きれいな「萩」がみられるよ」というので、その通りの道順で行ったのだがどうもよくわらない。肝心の花にも出会えない。

仕方なく、そのままどんどん進んでいったら、その道を間もなく抜けようかというところで、この「萩」に出会った。

あるお宅のブロック塀に寄りかかるようにして、見事な花をつけている。

本当は、もう少し近寄って子細に眺めたかったのだが、見知らぬ方のご自宅のことでもあり、遠慮しつつ通り過ぎた。それにしても見事な萩の花であった。

蛇足:帰宅して家内にこの写真を見せると、彼女お勧めの「萩」は、これではないと言う。もっと規模が大きく、また、ブロック塀に寄りかかることもなく自立して咲いていたという。その大規模「萩」よ何処?

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時事川柳傑作選

2016年09月23日 | ドラミング

世相をいち早く映す「時事川柳」。

しばらくはご紹介したいような傑作に出会わなかったのだが、やはり、世の中が動く時、思わずうなりたくなる傑作が生まれる。

昨日の新聞(朝日)に掲載された秀作をご紹介する。

 

今週の一句に選ばれた「菩薩から今や手負いの夜叉になり」の句。
1兆円の無駄遣い、果たして誰が責任をとるのか、しかと返答願いたい。

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阪田雅裕著「憲法9条と安保法制」

2016年09月22日 | 読書三昧

元内閣法制局長官の阪田氏による安倍政権による憲法9条壊し告発の書。

 

同氏は、1992年から14年の長きにわたり内閣法制局にあって憲法の番人を自認して来た。特に退任までの2年間は法制局長官として、9条に関する従来の政府見解を踏襲して安易な解釈変更は慎むべきだと主張し続けてきた。

現憲法9条の下では、集団的自衛権の行使を含めて海外での武力行使は一切許されない。これは、自衛隊発足以来60年間に及ぶ政府の一貫した憲法解釈であり、歴代の首相や外務大臣が異口同音に繰り返し明確にしてきた政府の確固たる方針である。

ところが安倍政権は、こうした長年にわたる政府方針を法制局長官の首を挿げ替えるなどして覆し、一昨年(2014年)7月、「集団的自衛権の行使容認」の閣議決定を行って、いわゆる「安保法」の制定に踏み出した。

本書はこうした経過を踏まえつつ、その不当性を明らかにしたものである。また、本書は本文と資料から成るが、概ね2/3に当たる150頁が関連資料である。これら(別項)は、この法制化をたどる上で貴重なよりどころとなるであろう。

資料
①「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」報告書
②国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について(平成26年閣議決定)
③集団的自衛権と憲法との関係について(昭和47年政府見解)
④砂川事件最高裁判決
⑤国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律
⑥自衛隊法(新旧対照表)
⑦国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(新旧対照表)
⑧重要影響事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律(新旧対照表)
⑨重要影響事態等に際して実施する船舶検査活動に関する法律(新旧対照表)
⑩武力攻撃事態等及び存立危機事態に関する我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律(新旧対照表)
⑪武力攻撃事態等及び存立危機事態におけるアメリ力合衆国等の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律(新旧対照表)
⑫国家安全保障会議設置法(新旧対照表)

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♪~鴎のなく音にふと目をさまし~江差追分

2016年09月21日 | ギャラリー

過日の北海道ぐるり旅。
日本海、オホーツク海、太平洋から再度日本海へと周遊した7泊8日2,700kmのバスツアーでした。

この間、通過した市町村の数は、概ね、90。
道内の全市町村の約半数にのぼりましたが、どの街も過疎化が進み、バスが街中を走っても、人の出歩いている姿を見ることがほとんどなかったのは寂しいかぎりでした。

とは言え、どの市町村でも、いわゆる「街起こし」には努力していて、ホタテの養殖で豊かになった道北の猿払村をはじめ、ラベンダーと「北の国から」の富良野町などがその成功例として紹介されています。

その一つに、道南の江差町があります。
昔、ニシンと交易で栄えた町ですが、ニシンが去った後、昔ながらの街並み「いにしえ街道」を保存したり、「江差追分」の全国大会を開催するなどして、今も活気ある街づくりをしています。写真は、「いにしえ街道」の街並みです。

♪~鴎のなく音に~ふと目をさまし~あれは蝦夷地の~山かいな~♪

と唄われる「江差追分」の全国大会がひらかれる「江差追分会館」とその中庭に設置された「本唄」(3分40秒過ぎから)の碑。

明和6年(1769年徳川家治の治世、杉田玄白などが活躍した時代)から、北前船による廻船問屋を営む「横山家」は、現在、北海道文化遺産として保存、公開されています。 

館長の横山氏(8代当主:藍色シャツの人)の説明に聞き入る見学者。

最後に、江差町のアクセスマップを。

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