アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

都会生活は、足腰に良い

2015年05月31日 | アーバンライフ


ムツゴロウのいる公園


田舎暮らしは、日頃、自宅周辺を歩き回るだけで、移動のほとんどは車を使うから、よほど意識的に散歩でもしないかぎりどんどん足腰が弱ってしまう。

その点、都会生活は、通常、歩く以外移動手段を持たないから、足腰のためにはとても良さそうだ。

勿論、都度、エレベーターやエスカレーターに乗っていてはダメで、階段をセッセと歩く必要がある。

今回、上京した際もできるだけそれらを利用せず、駅やショッピングセンターなど、階段をエッサエッサ上り下りしたので、相当の運動量になった。

お蔭で、それまで右足の脹脛(ふくらはぎ)に感じていた張りがなくなり歩行がスムーズになった。

札幌では、地下鉄の階段に、「一日の健康は、階段から」とか、「さあ、もうひとふんばり」とかの標語が(一段毎に)記されていて、階段を健康づくりに利用しようと呼びかけている。とても良い試みだと思う。
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本番モード

2015年05月30日 | ギャラリー
来月のワールドカップを目前にした、「なでしこジャパン」の対ニュージーランド及び、対イタリア戦を(テレビで)観戦した。



ここ数年、若い世代の選手を加えて試行錯誤してきたが、もうひとつ波に乗れない状態が続いていた。

しかし、この2試合を見るかぎり、パスがよくつながるようになり、また、前後の連携もよく、「なでしこ」本来の動きが戻って来たように思った。



守備面でも安定性が増して、それぞれ先取点の1点を守り切って勝った。

選手自身も、本番を前に「前回大会の覇者」という自覚が、徐々に芽生え「本番モード」になったからかも知れない。この分なら、今大会も大いに期待できると思った。写真は、ネット上の動画から作成しました。
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市民菜園

2015年05月29日 | アーバンライフ


人参に水をやる


近くの市民菜園の一画(10坪)を借りて野菜づくりを始めた。

市が認定する市民菜園は、市内に7ヶ所あって、それぞれ1区画5~8千円で貸し出している。

小生が借りた「どんぐり倶楽部」は、自宅から歩いて17~8分ほどのところにあるので、朝散をかねて見回りに行くことができる。

当地で野菜づくりをするのははじめてなので勝手がよくわからないが、クワや移植ごてや肥料を買ったりして菜園に行き、何とか格好がついた。(写真手前の8畝がテリトリー)



まだ、トマトやピーマンなどの苗を植えたばかりだが、いずれ、最盛期になれば、わき目をかいたり、収穫したりと忙しくなりそうだ。
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ボッティチェリとルネサンス展

2015年05月28日 | ギャラリー
一昨日、渋谷文化村「ザ・ミュージアム」でボッティチェリとルネサンス展を見た。



「フィレンツェの富と美」と副題のついたこの展覧会。
15世紀の花の都、フィレンツェに栄えたメディチ家の栄光を象徴するボッティチェリとその周辺の画家たちのアートを堪能させてくれた。

また、フィレンツェという都市と文化の持つ魅力にも目覚めさせてくれ、いつか近いうちに、必ず訪れてみたいという気にさせてくれた。


「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」展
 会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
 会期:2015年03月21日~2015年06月28日
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近くなった東京

2015年05月27日 | アーバンライフ


ボッティチェリ:「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」


24日、孫娘(長男の長女)の1歳の誕生日を祝うため上京した。

自宅が新千歳空港に近くなったため、玄関を出て2時間半で羽田に降り立った。

この3月末まで住んでいたニセコからは、空港まで出るのに同じような時間を要していたから、隔世の感だ。

渋谷の高層ホテルを根城に、コンサートや映画に絵画展と大急ぎの3日間だったが、1年半振りの東京は、どこか明るい感じであった。どこのカフェテラスにも、(女性を中心に)大勢の客がゆったりと過ごしていて、見ていて気持ちがよかった。

山手線の車内では、若いカップルが席を譲ってくれたり、都バスでは、料金の支払いに手間取る家内に、女性の運転手が丁寧に対応してくれたりと好印象であった。

ただ、ホテルに入っているレストランの食事のまずさには閉口した。
これは、札幌などでも同じだが、ホテル専属のレストランは、日頃、競争にさらされていないせいか、進歩がなく味も通り一遍でいただけない。つまり、経営トップの眼が節穴なのだ。

ビジネス環境が厳しさを増す中、トップの眼がどこまで届いているかよって業績が大きく左右されることを知るべきである。
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ハプニング~ウイーン少年合唱団コンサート

2015年05月26日 | 音楽三昧
昨日午後、サントリーホールでウイーン少年合唱団コンサートを聴いた。



第1部では「祈り」と題して、宗教曲やシューマンやブルックナーの歌曲など11曲が披露されたが、8曲目が歌われていた時、地震で会場が大きく揺れだしたのには驚いた。

何でも、茨城県北部を震源とするM5.5の地震で、震源域では震度5弱の大きな揺れだった由。

また、第1部が終了した後の休憩時間に、天皇・皇后両陛下が会場にお見えになり、聴衆から盛んな拍手がおくられた。

第2部では、イタリア、アメリカ、日本とウイーンにちなんだ曲が披露された。

日本の歌は、「ふるさと」と「花は咲く」の2曲であったが、どちらもきちんとした日本語での歌唱でとても感心した。

演奏中の大きな地震や天皇・皇后両陛下ご臨席のもとでのコンサートは、初めての経験であった。
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市鳥さん?

2015年05月24日 | アーバンライフ


やっと、ツツジが満開になりました。


3月末頃、当地に引っ越して来て目にしたのは、カラスの数の多さだった。

新緑の季節になって他の鳥たちが戻って来たせいか、最近は、あまり気にならなくなったが、当初は、朝早くから群がって鳴きわめく様に驚いた。

これを見て家内が、「まるで、市の鳥のようね」と言うので、最近では、カラスに出会うと、「あっ、市鳥さんだ!」などと冷やかしている。



彼(彼女)らも好き好んで、カァカァ言っているわけではないと思うが、当地では人との距離感も近く、少々のことでは逃げもしない。

毎朝の小生らの散歩は、「市鳥さん」への挨拶からはじまる。
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男の料理その後

2015年05月23日 | アーバンライフ


美味しくできたチキンカレー



過日、NHK「今日の料理」のテキスト(4月号)を参考に、鶏むね肉を使った「チキンカレー」を作ったらとても美味しくできたとご報告した。

その後、同じテキストにあった「鶏むね肉のクリーム煮」に挑戦したのだが、グリンピースが手元になかったので、それをアスパラで代用したこともあり、何かコクが足りない感じであまり美味しくできなかった。

そこで、今度は、同5月号に掲載された「ほうれん草のキーマカレー」をつくってみたら、これはまずまず合格点の出来であった。

このレシピは下図の通りで、分量が4人分なので、これを2人分にアレンジしながら調理した。



この料理のポイントは、鶏ささ身のスープを事前につくっておく点で、このスープをベースにほうれん草とトマトの美味しさがプラスされて、とても良いハーモニーを醸し出す。

昨夜もこのキーマカレーをつくったが、前回同様おいしくできたので、いずれ、拙宅の定番になるやもしれぬ。
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あきれた首相答弁~党首討論

2015年05月22日 | ドラミング


市内光顕寺の親鸞聖人像


一昨日の衆議院における党首討論を聴いた。

安保法制が主要テーマであったが、安倍首相の不真面目なはぐらかし答弁が目に余った。

民主党の岡田代表は、自衛隊の海外派兵に伴うリスクの増加や、派遣地域も問題について質したが、首相の答弁は、ないないづくしにはぐらかしと野次に対する抗議のみが耳に着き、何を言わんとしているのかよくわからないものであった。

また、共産党の志位委員長が、戦後の出発点となったポツダム宣言を引用し「間違った戦争であった」という認識があるかと質問したに対し、安倍首相は、「読んでいない、論評しない」と逃げに終始した。

こんな首相の答弁では、「国民の安全を担保する安保法制」と如何に声高に叫んでも、広く国民の賛同を得ることは難しい。

むしろ、偏狭な(右翼的)思い入れを元にしたし意的法制案ではないのか、との疑問が広がるばかりである。

この論戦の模様は、衆議院のHPでいつでも視聴できるので、ご覧になることをお薦めします。こちらにあります。

ご参考:新聞(朝日)の関連社説


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70の手習い

2015年05月21日 | アーバンライフ
始めて5年余になるのに、家内と小生の中国語の手習いは一向に進歩がない。

これは、昨日学んだNHKラジオ「レベルアップ中国語」のテキストである。



これを講師が朗読するのを聞いて理解し、その要約を(中国語で)50字以内にまとめたり、設問に答えたりするのだがとても歯がたたない。

ちなみに、このエピソードは、宋代の文人・蘇軾(そしょく)の文章で、本邦では「胸中に成竹あり」と訳される。

物事をおこす場合、あらかじめ準備をしっかり行って、十分な成算を得るようにしなければならない、という格言である。

邦訳は下記の通り。

胸中に成竹あり

「北宋時代、文与可という画家がいて、竹の絵を最も得意としていた。
竹をよく描くために、与可は自宅の前や裏にいろいろな竹を植え、春夏秋冬を問わず、風の日も雨の日も、彼はいつも竹林の中を行き来し、細かく竹を観察し続けた。

こうして、竹が春夏秋冬でどんな形に変わるか、晴れや雨の日の姿はどう違うのか、しっかりと心の中に刻み込んだ。そのため与可は筆をとれば、すぐに真に迫って生き生きした竹を描くことができた。

人々が彼の描く竹を褒めるとき、彼はいつも言った。「私は、ただ心に刻まれた竹を筆で描いているにすぎない」。

その後、ある詩人が与可の竹を描くことをたたえて詩を書いた。与可が竹を描くとき、胸中に成竹あり、と」

この講座は、ラジオの中国語講座の中級なのだが、とてもついていけそうにないので、来期からまた、初級に戻そうかと話し合っている。

要は、やる気がないのが最大の問題。
ある程度基礎的な事柄はわかっているつもりなので、気合を入れてやればもう少しましになると思うのだが。
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