アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

アラハン

2017年11月30日 | アーバンライフ

風邪がぶり返し、ベットに逆戻り。

という訳で、今朝午前4時から、NHKラジオ深夜便で放送された「吉沢久子」さんのインタビューを面白く聴いた。

吉沢さんは、目下99歳で、来年1月に満100歳をお迎えになるという。
ご主人を亡くして以来33年間、一人暮らしを続けているが、今ほど気楽で楽しいときはないと言う。

また、吉沢さんが、「(登山で言うと)下り道の方が周囲がよく見えるし、いろいろな草花を楽しむこともできる」とおっしゃっていたのが印象に残った。

兎に角、吉沢さんのように、何事にも逆らわず、日々、淡々と明るく前向きに生きたいものだ。

他方、最近、アラハン(Around Hundreds)という言葉が聞かれるようになったが、元気で100歳近い時代を楽しむとの意味を持つという。

「アラフォー」の亜流のようにも思うが、この場合は、若干でも哀愁を感じるのに対し、この「アラハン」からは、明るい陽性の印象を受けるから不思議だ。

たまに寝込んでも、こうした番組から元気をもらえるなら、それもありかと思った。

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「人生100年時代」

2017年11月29日 | アーバンライフ

過日の同窓会で、「今や、人生100年時代だ」と怪気炎をあげたら、周囲から冷たい視線を浴びたが、今朝の新聞(朝日)の広告を見て、我が意を得た思いだ。

FUJIFILM社の広告なのだが、いろいろな科学技術の発達が、人間の永遠の夢である「不老不死」に新しい可能性を与えているという。

まぁ、話半分としても、こうした努力が私たち庶民にもより良い未来を与えてくれるものであって欲しいと思った。

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床離れ

2017年11月28日 | アーバンライフ

今朝、4日振りにベットを出て普段着に着替えた。

昨夜は、もうすっかり良くなったと思い、久しぶりに入浴した。
しかし、それが良くなかったらしく、咽喉の痛みがぶり返してどうなることかと思ったが、今朝方になって少々汗をかき、何とか克服することができた。

起きて来て家内に、「寝たきりになるところだったよ」と冗談を言ったら、「そうよ、今から寝たきりなんて困るわよ」と真顔で言われたのには驚いた。

今回の同窓会でも、何人かの級友が連れ合いの介護に奮闘していると聴いて来たばかりだったので、他人事ではないと思った。

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ダウン3

2017年11月26日 | アーバンライフ

また倒れた。

22~3日、中学時代の同窓会があり、1泊2日で福島まででかけたのだが、帰宅するととたんに咽喉の痛みを覚え、そうこうしている内にひどい風邪の症状が出た。

これはいかんと、午後8時過ぎだったが、家内にうがい薬を買いに走ってもらい、以来、寝たきり状態が続いている。

兎に角、日頃、無菌状態で生活しているせいか、ちょっと人込みに出たりすると、とたんに変調をきたす。

何とかもう少し逞しくなれないものか。

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何でもランキング~食品の産地を気にしますか?

2017年11月24日 | ギャラリー

先週末の新聞(朝日)雑学版に載った「何でもランキング」。

食品の産地、気になりますよね。
アンケートでも83%の方が「気になる」と答えています。

気になる食品は、野菜、肉類、魚介類、果物の順になりました。

また、国産品を選ぶのは、野菜、コメ、肉類、果物と、気になる食品と重なる。つまり、「国産志向」が強いということでしょう。

我が身に置き換えてみても、出来るなら野菜などは自給したいし、肉類も産地だけでなく生産者も特定できるものを購入したい。

これは100%希望通りになりませんが、この秋、加入した「生活クラブ」生協は、できるだけ自分たちで造ったものを消費しようという運動になっています。

結果、このクラブが扱う食品は「消費材」と呼び、一般の「商品」という概念では取り扱わないきまりになっています。自分たちが消費する食品に対し、高いプライドを持っていることは素晴らしいことだと思います。

お蔭で、先にご紹介した「低温殺菌牛乳」だけでなく、野菜類も生産者を特定できる「消費材」を届けてもらえるので安心だし、しかも味も良い。

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新着ドーナツ~小菅優「ベートーヴェンピアノソナタ全集」

2017年11月22日 | 音楽三昧

ヨーロッパを中心に活躍する国際派ピアニストの小菅優さんが、2011年から16年までの6年間をかけて、コンサートと同時進行で5巻(各巻CD2枚)に分けリリースしたベートーヴェン・ピアノソナタ全集です。

楽曲(全32曲)は、5つのテーマに分けられて収容されています。

 ・第1巻「出発」:第1、2、3、16、17「テンペスト」、18番
 ・第2巻「愛」 :第9、10、24「テレーゼ」、27、13、14、28番
 ・第3巻「自然」:第15「田園」、25、21「ワルトシュタイン」、19、20、4、26番「告別」
 ・第4巻「超越」:第5、6、7、11、29番「ハンマークラヴィーア」
 ・第5巻「極限」:第8「悲愴」、12「葬送」、22、23「熱情」、30、31、32番

こうして見ると、ベートーヴェンが生涯をかけて作曲し続けたピアノソナタという楽曲を理解し、細かい演奏上の注意事項なども体現した上で演奏し、このような全集として完成させた小菅さんとスタフの努力には頭が下がります。

彼女の演奏は、定評のごとく力強くダイナミックに富んだものです。ベートーヴェンの楽曲にふさわしい奥行きと広がりを感じさせ、聴いていて興味は尽きません。

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残った残った!

2017年11月21日 | ギャラリー
悲願となっていたJ1残留。
コンサドーレ札幌は、18日、清水エスパルスとの試合に2対0で勝って16年振りとなる残留を決めた。
 
 
勝ち点37、13位。
この結果、降格組との差が6と開いたため、2試合を残し残留が決まった。メデタシ!
 
ただ、これで安心はできない。
来季もJ1にしっかり定着して上を目指すには、さらなる戦力の向上と、サポーターの再結集や経営の改善などが望まれる。記事は、朝日19日号から拝借しました。
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カティア・ブニアティシヴィリ「ピアノリサイタル」

2017年11月20日 | 音楽三昧

一昨日午後、札幌Kitara小ホールでカティアさんのリサイタルを聴いた。

ジョージア(グルジア)出身のピアニストだが、今、世界で最も注目されているピアニストと言っても良いだろう。

今回聴いてみて、やはり、一歩抜けているなと感じた。つまり、キーシンやツィマーマン、グリモーなど、ワールドクラスの演奏技術を持つアーティストではないか。

その演奏は、ダイナミックだが、どの音ひとつをとっても疎かにしないピアニズムの極致を聴かせてくれた。

プログラム

 ・ベートーヴェン ピアノソナタ第23番 へ短調 「熱情」作品57
 ・リスト 「ドン・ジョバンニ」の回想/スペイン狂詩曲
 ・チャイコフスキー/プレトニョフ編曲 組曲「くるみ割り人形」
 ・ショパン バラード第4番 へ短調 作品52
 ・リスト/ホロヴィッツ編曲 ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調

また、今回演奏されたピアノの音が非常に良かったのにも感心した。
スタインウェイ特有のキラキラした音色の中に、ゆるやかなピアニシモの音がきちんと聞き取ることができる。久しぶりに、本物のピアノを聴いた気になった。

注目株の登場とあって、小ホールながらチケットは完売。
満席の聴衆の熱気を反映してか、アンコールが30分余にわたり6曲も演奏されるという大サービス付きの演奏会であった。

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白銀の世界

2017年11月19日 | アーバンライフ

今朝、寝坊して8時過ぎに起きた。
昨日午後、札幌に出た際に飲んだコーヒーが効いて眠りが浅かったようだ。

寝室の外がいやに明るいので、カーテンを引いてみて驚いた。
予報は出ていたのだが、一面白銀の世界に変わっていた。

たいした積雪ではなさそうだが、それでも10cm近くはありそうだ。写真は、午前9時頃の拙宅からの眺め。

こうして、北国(札幌郊外)は本格的な冬に様変わりして行く。

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おいしい牛乳が飲みたい

2017年11月18日 | アーバンライフ

この10月から、「生活クラブ」に加入したおかげで低温で殺菌した牛乳が飲めるようになった。
以来、甘みのある牛乳本来のおいしさを楽しんでいる。

この牛乳は、一般の牛乳が超高温殺菌(120~150℃、1~3秒)を行うのに対し、65℃30分の低温殺菌を行うことによってたんぱく質の変性を少なくし、生乳に近い飲み心地をキープしているという。

ネットでこの辺の事情を復習してみると、次のようなことがわかった。

つまり、牛乳を超高音殺菌するとタンパク質の組成が変化して写真でご覧のようになってしまうのだそうだ。(以下、いずれも「タカナシ乳業」のHPから転載)

同社では、この低温殺菌をどのような仕組みでおこなっているのか。

生乳を、グルグル巻いたパイプの中を30分かけて通過させ、その間に殺菌を行う仕掛けのようだ。

これに対し、件の超高音(瞬間)殺菌法は、下図のようなしくみになっているという。

要は、生乳を高熱に熱したプレートに接触させる方法で殺菌しているらしい。こうすることで、生産効率を上げ、日持ち(約10日)も確保しているらしい。勿論、栄養価に変わりはないそうだ。

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