話題のニコン社製高級ミラーレスカメラ「Z7」が、一昨日(28日)発売された。
先行するSONY(旧ミノルタ)が、数年前からフルサイズのイメージセンサーを持つ高級ミラーレスの分野を開拓して市場を広げ、その利便性が徐々に浸透する中で、ニコンとキャノンの二大老舗メーカーが、いつこの分野に進出するか注目されていた。
それがようやく、2社とも今秋になって新商品を市場に投入する。
ニコンが上級機「Z7」を先行させ、引き続き、11月頃普及機の「Z6」を出すという。
キャノンのミラーレス「EOS R」は、10月下旬発売予定の由。各社の当該機の比較は下記の通りである(雑誌「CAPA」から借用しました)
ご存知のように、ミラーレスの利点は、
①質量(重量)の軽減である。
例えば、ニコンの一眼レフ最新鋭機「D850」が1,005グラム(バッテリー、SDカード込み)であるのに対し、今回発売される「Z7」は、675グラムしかない。標準レンズ(24~70mm)を装着しても1,165グラムで「D850」の約半分の重量で済む。
②ミラーレス機は、レンズをイメージセンサーの近くに置くことが出来るから、レンズの小型化、高性能化が可能となる。
などである。
特に高齢者の増加で、これら軽量化の恩恵を受ける人々はかなり多いのではと思われる。
ただ、このニコンの高級ミラーレス機、お値段は標準ズームレンズ付きで46万円というからちょっと手が出ない。