アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

反田恭平ピアノリサイタル

2021年08月31日 | 音楽三昧

 

昨日午後、札幌Kitaraで反田恭平ピアノリサイタルを聴いた。

「宣言」下でもあり、札幌に出るのをためらう気持ちもあったが、他方、自粛フレイルも心配で、妻と相談し「行こう」ということになった。

幸い昼公演で、電車・地下鉄とも乗客はまばらで、また、会場も厳重な感染対策が為されていたので、安心して音楽に浸ることができた。

オールショパンプログラム

たまたま座った席が悪かったのか、音が十分乗って来ず、演奏それ自体は期待したほどではなかったのだが、1年8ヶ月振りのコンサートでもあり、まずまず楽しむことができた。

蛇足:札幌Kitaraの感染対策は、①体温測定②入場者の特定(半券への氏名・電話番号記入)③空席を挟んでの着席④マスク着用⑤拍手のみ・声援なし⑥時差退場の6つであった。

会場はスカスカで盛り上がりに欠けたが、演奏者が身振りを大きくしたり異例のスピーチを挟んだりとサービスに勤めていた。

 

 

 

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島本理生著「生まれる森」

2021年08月30日 | 読書三昧

 

拙宅のゲタ箱文庫から持ち出してきた一冊。
2004年第130回芥川賞候補作、角川文庫178頁。

一人娘でかぎっ子として育った青春真っ盛りの「わたし」。
塾講師の大人との付き合いもギクシャクして心に傷を負い、なかなか抜け出せずにいる。

たまたま同期の女友達一家とキャンプに行き、家族という営みのあることを知り、また、その兄との付き合いも始まる。

そうして、誰もが抱えている喪失という深い森から新しい自分が生れようとしているのを知る。

蛇足:表題は、「新しい自分が”生まれる森”」と読めば理解できる。

 

 

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何でもランキング~クイズ・パズルは好きですか?

2021年08月29日 | ギャラリー

先週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今回のお題は~。

 

クイズ・パズル好きがこんなに大勢おられるとは思いもしなかった。
とは言え、拙宅では妻が「カンクロ」の愛好者で、毎月、その種の雑誌を購入してまではまっているし、小生は「数独」に狂っている。

ということは、この結果は当然なのかも知れない。

どんなクイズが好きかという設問では、趣味・雑学や歴史が上位に来たが、パズルでは、クスワードと数独やカンクロなど順調に上位を占めた。

最近、小生などは「数毒」に陥っていて、毎日、これに接しないと夜も日も明けないという具合になっている。新聞(朝日)は、毎日掲載するし週末の雑学版にも載る。しんぶん赤旗も例外ではない。

ただ、毎日挑戦しているとそれでも問題が足りなくなって、定期的にこれを掲載する雑誌を覚えておいて、それらが出ると、その頁だけまず見に行き取り込むようにしている。「週間現代」や、月刊「毎日が発見」などは良いお得意さんである。

因みに、この2・3日挑戦中のそれは「~発見」誌から借用したものである。

 

 

 

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My Favorite Analog!~マゼール「ストラヴィンスキー:春の祭典」

2021年08月28日 | 音楽三昧

 

ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、絢爛豪華な音の洪水を体験できるので、オーディイオ愛好家にはなくてはならない音源である。

そのためもあって、小生は、この曲のレコードを10何枚か持っているが、ウイーンフィルの演奏に出会うのは初めてである。

指揮は、この種の音楽を得意とするロリン・マゼール。

録音は、1974年ウイーン楽友協会で行われた由。
単に、いろいろな音を派手に出すという演奏ではなく、説得力に富んだバレエ音楽に仕上がっている。

ジャケットも、有名なアンリ・ルソーの「豹に襲われる黒人」が使用されていて興味深い。

 

 

 

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秋色

2021年08月27日 | アーバンライフ

 

散髪に行った帰りにスーパーの花屋さんに寄り、秋らしい花を買って来た。

食卓に飾ったら、室内がすっかり秋色になった。

 

 

 

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ベンチマップ

2021年08月26日 | アーバンライフ

加齢(目下81歳3ヶ月)とコロナ自粛の長期化で、足腰の衰えが進んでいるなと自覚する機会が多くなった。

従来、毎日の散歩は、往復2.5kmほどの遊歩道を休みなく歩いていたが、これがきつくなり、最近は、途中何ヶ所か道路わきにベンチのある住宅街(1.7km)を歩くようにしている。

つまり、途中で足が痛くなったり、痺れたりした時に休めるベンチが必要なのだ。

その点で、周囲の道路事情を見回してみると、ベンチのある道路というのは思った以上に少ないことがわかる。

例えば、駅から市役所まで600mくらいだが、ベンチが1ヶも設置されていない。これでは(老齢化が急速に進む街で)老人は市役所まで歩いて行くなということを意味する。

結果、バスかタクシーを使うことになるが、いつ来るかわからないバスを待ったり、近距離の利用でイヤな顔をされるタクシーなど願い下げにしたい。

ということで、最近では、どの道路のどの辺にベンチが設置されているか(のベンチマップ)を頭に入れてから出かけることにしている。

蛇足:上述の往復2.5kmほどの遊歩道は、ベンチがあるのは自宅から800mくらい先だから、歩き始めるには勇気がいる。

 

 

 

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さあ、起きて選挙へ行こう!~「つぶやき」大盛り三昧

2021年08月25日 | アーバンライフ

野党候補がぶっちぎりで勝った横浜市長選挙。

無為無策で感染爆発を招いたスガ政権と、IRカジノ誘致に狂う利権者集団の思惑を見事に打ち砕いた。

貢献したのは、日頃寝ていて投票に行っていなかった無党派層の人々。
それは、投票率が(衆院選と同日選挙となった2009年を除いて)1978年以来(43年ぶりに)49.05% と過去最高となったことでもわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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凝り凝り

2021年08月24日 | アーバンライフ

 

これは、LPレコードのジャケットを真上から撮影して作成したアルバムアートです。

これを、別に録音し作成した楽曲のデジタルファイルと合わせ、アルバムとして仕上げます。

とは言え、このアルバムアートの(写真の撮影は)そう簡単ではありません。

つまり、被写体との平行が保たれなかったり、また、レンズが(被写体の)中心に向いていなかったりで、きちんと四隅の出た写真を撮ることが難しいのです。

そこで考えたのが、レンズの中心と被写体(ジャケット)のセンターを合わせるため、レンズキャップの中心から被写体の中心へ糸を垂らしてセンターを出すようにしました。

結果、撮影したのが上図で、四隅のきちんと出たアルバムアートを作成できるようになりました。

 

 

 

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泊原発廃炉訴訟~第35回口頭弁論報告

2021年08月23日 | ドラミング

去る6月15日、泊原発廃炉訴訟第35回口頭弁論が札幌地裁で行われましたので、ご報告します。

まず、原告から核燃料の危険性に関する準備書面(48)及び、廃炉に至る原子炉の危険性に関する準備書面(49)を提出。

裁判所からは、未使用の核燃料に関する問題と生命身体に危険が及ぶとされる原告の位置(居住地)について次回公判までに明らかにするよう要求がありました。

また、原告の意見陳述(武藤正雄さん)も行われました。

以下、詳細は報告書をご参照下さい。

 

 

 

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乃南アサ著「チーム・オベリベリ」

2021年08月22日 | 読書三昧

 

直木賞作家乃南アサさんの最新作は、北海道開拓に生涯を捧げた女性の物語である。「群像」2018年12月~2020年6月号連載、667頁の大作。

約140年前(明治15年)、信仰を得て宣教師らが開いた共立女学校で学んでいた鈴木カネは、卒業と同時に父や兄に従って開拓のため北海道十勝へ渡った。

そこは、オベリベリと呼ばれ~和人が「帯広」と名付けた未開の原野であった。

厳しい自然環境と何につけ「ゼロ」からの出発を余儀なくされる生活環境の中で、「カネ」は苦難に耐えるだけでなく逞しく成長して行く。

そして、その先に見えたものは・・・。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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