アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

古賀茂明・望月衣塑子著「国難を呼ぶ男!安倍晋三 THE 独裁者」

2018年05月31日 | 読書三昧

元通産官僚の古賀氏と東京新聞の辣腕記者望月さんが、現政権の深い闇をあぶり出し、その根本にあるものに迫る対談録。326頁。

特に、現政権によるマスコミ対策が、広く、深く且つ、系統的に行われている実態は、渦中にあるお二人だからこそ告発し得る不気味さを伝えている。

古賀氏は、本書の最後に二つの言葉を引いている。

ひとつは、菅原文太さんの(沖縄知事選挙の際の)言葉。
「政治の役割は二つあります。一つは、国民を飢えさせないこと。二つは、これが最も大切なことだが、絶対に戦争をしないことです。」

ふたつは、ガンジーのそれ。
「あなたがすることはほとんど無意味だが、それでもしなければならない。それは世界を変えることではなく、自分が変えられないようにするためである。」

これらは、現下のアベ政権がめざす政治をどう認識し、どう対処すべきかという本書の命題を的確に表現していると言えよう。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

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今季初ゴルフ

2018年05月30日 | アーバンライフ

一昨日午後、近くのパブリックで今季初ゴルフを楽しんだ。
お天気も良く、調子もまずまずで楽しいラウンドだったのだが、兎に角、疲れた。

年々、歳をとる一方(5月で78歳になった)なので仕方ないが、それにしてもこの疲れようはどうだ。

あるいは、先週末の練習の疲れが残っていたのか。

ただ、その甲斐があってか、ショットはそこそこ良かった。特に、パターは絶好調で、3~4mがポンポン入って相棒(妻:写真)を驚かした。

パターの芯で打つことを心がけたのが良かったのかも知れない。

ゴルフ場への途上、(タクシーで)大きなパークゴルフ場の横を通ったが、「いずれ、主旨替えかね~」などの話も出た。

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美味しいものもたくさんあったよ

2018年05月29日 | ギャラリー

過日の欧州3ヶ国(ドイツ、ベルギー、オランダ)ツアー。

食事は、(水のせいだと思うが)美味しいものにありつけなかったが、そうかと言って、何もかもダメだったかというと決してそうではない。

中には、「これはうまい!」と感心しながらいただいたものもあったのである。

チョコレート~特に、ブリュッセルの「BS40」店で購入したチョコレートは、さすがカリスマパテシエの作だけあって、ここでしか味わえないまろやかな口当たりは絶品。口に入れると、思わず「極楽、極楽!」と叫びたくなるほどの美味しさだ。

もう少し余分に買ってくればよかったと思いながら、毎日、一粒づつ大切に食べた。

パン、クロワッサン~特にオランダに入ってから、ホテルの朝食で食べたパンの美味しさは忘れられない。大麦パンを始め、いろいろな種類があるが、それが全部美味しいのだから(パン大好きの小生には)堪えられなかった。

長さ15cm以上はありそうな、特大クロワッサンも美味しかった。ドイツや、スイスなどもパンは美味しいが、このベネルックス3国もパンが美味しい国々だと再認識した。

サンドウイッチ~サンドウイッチと言えば、イタリヤやフランスなどで一般的なバケットに赤い生ハムと野菜を挟み込んだ特大サイズのそれを連想するが、ここでは主としてオープンサンドとして供される。

今回、勝手飯の回数が多かったこともあり、昼食に何回かサンドウイッチをオーダーしたが、いずれも大きなお皿にパンを下地にしたオープンサンドが出て来た。

生ハムは穏やかな肌色。下地のパンやチーズの美味しさも手伝って、どれもとても美味しいと思った。

リンゴ、オレンジ~今回は、投宿したホテルが4つ星以上の高級ホテルということもあり、朝食をとるダイニングには、例外なく食後のデザートにフルーツ各種がゴロゴロと置かれていた。

そこで、少々めんどうだが、都度、リンゴやオレンジを(切れないナイフで)皮をむいたり切り刻んだりして食べたが、これがどれもとても美味しかったのである。

勿論、これらが地元産とは限らないが、どれも日本のそれとは異なる野性味のある、よりジューシーな味わいでとても美味しかった。

という訳で、要は人の手が入らず且つ、「水」とかかわらないものの中に、美味しさを伝える素敵な食べ物がたくさんあったのである。

他のメンバーの方から伺うと、「酢漬けのニシン」や「ホワイトアスパラ」なども美味しかった由。BS40店の写真は、ネットから拝借しました。

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小山実稚恵「音の旅」アンコール公演

2018年05月28日 | 音楽三昧

日本を代表するピアニスト小山実稚恵さんが、2006年から12年かけて行って来た「音の旅」24回が終了した。

これを受けて、ファンから要望の多かったアンコール公演(18年ツアー)が行われ、一昨日、札幌Kitaraでこれを聴いた。

何せ、12年もかけて(24回もの)コンサートを続けるというのはあまり例がないし、また、ご本人の根気もさることながら、選曲(全150曲)にも大いに苦労されたに相違ない。

今回の公演では、第1回からショパンの「舟歌(子守歌に続いて演奏)」と最終回の最後の曲となったベートヴェンのソナタ第32番をベースに、それぞれ編曲になる「シャコンヌ」に「献呈」、加えてラフマニノフのソナタというピアニステックな曲を絡ませるというプログラムであった。

演奏は、華麗でダイナミックな小山節健在とお見受けした。

ただ、少々気になったのは、ピアノ(スタインウェイ)の音が従来聴いていたそれと大分違っていたことである。ただ、何故そうなるのかはわからない。あるいは、小生の体調のせいかのかとも思うのだが・・・。

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「アベる」、「アベ化する」

2018年05月27日 | ドラミング

この話を聞いて、さもありなんと思った。

つまり、最近学校では、生徒がウソをつくことを「アベる」と言うのだそうだ。

例えば、ウソをついていると思われる生徒に向かって、先生やまわりの生徒が、「お前、アベってんだろう」と詰問したりするという。

一方で、「アベ化する」という表現もあるという。
つまり、物事を隠したり、改ざんしたり、ウソで塗り固めたりする行為を言うのだそうだが、困ったものである。

他方、揶揄されている当のご本人は、政府専用機という不経済なジャンボジェットに乗って(税金を使って)外国を(夫婦で)飛び回っている。

その間に、その取り巻きどもが過労死の量産が危惧される「働き(かせ)方改革」法案を、審議が不十分なまま強行採決する。

こうした最高権力者しか持ちえない、日本という国の貧しさを思うとやりきれない。

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ライラックの咲く街で

2018年05月26日 | アーバンライフ

地元(札幌郊外)の街の駅前にライラックの大きな木が何本かある。

昨日、ゴルフの練習に行こうとバス停へ行くと、それらが満開になっているのを目にした。

目下、札幌では、恒例のライラック祭り(27日まで)が行われている。
道外ではたぶん、馴染みのない花だと思うが、愁いに満ちた風情が北国の今の季節に良く似合う。

花言葉は、友情・青春の思い出・純潔・初恋などと言う。

ただ、自生している木ではないので、そこに住む人々がこの花の魅力を感じていかに植生したかにかかっている。

札幌の大通公園には、300本ほどあると言うが、わが街には何本あるのだろうか。
ライラック通りという小さな街路もあるのだが、思わず見とれるほどの数はない。

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「つぶやき」傑作選

2018年05月25日 | ドラミング

お馴染みの「つぶやき」傑作選。
世相を反映して傑作が出そろった。

記者会見でのそれと異なり、監督の関心事は「反則タックル」にあった。

今日にも「強行採決か」とされる「働き方(かせ)改革?」法案の行方。

よくも隠したり、4,000頁の森友文書の山。しかし、肝心なところはまだ出ていない由。

街の人に尋ねてみると・・・。

取り敢えず、新潟知事選挙で結果を出さなきゃ。

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太四郎の森@広尾町(道東)

2018年05月24日 | ギャラリー

過日の道東花見ツアー。
二日目に訪れた広尾町の「太四郎の森」。

石川県から十勝に入植して開拓に励んだ曽祖父の「太四郎」にちなんで、曽孫の泉幸洋さんが広尾町の森に育んだ山野草の数々。

今、道東の豊かな野生の趣を伝えている。

シラネアオイの大群落。

これは珍しい「白花シラネアオイ」。

オオバナノエンレイソウとの競演。

エゾオオサクラソウ。

廃屋の屋根に咲くサクラソウ。

サンカヨウ。

ミヤマハンショウズル。

ヒトリシズカの群れ!!

ツアーバスの側にもオオバナノエンレイソウの群落が・・・。

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今日の一句

2018年05月23日 | ドラミング

「加計ありき」どころか、「アベありき」の・・・。

各界の人々も・・・。

新潟の知事選挙。

冒頭の句は、朝日新聞から拝借しました。

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王立美術館@ブリュッセル(ベルギー)

2018年05月22日 | ギャラリー

過日の欧州3ヶ国(ドイツ、ベルギー&オランダ)ツアー。

3日目。ブリュッセル。

オプショナルツアーとなっていた王立美術館見学。
何の予備知識もないままの入館でしたが、地元の日本人ガイドの説明を得て、有名絵画を見て回わりました。

ここでもあのルーベンスが他を圧倒するボリュウームを見せていました。「聖母被昇天」、「聖母戴冠」、「東方三博士の礼拝」に「シャルル・ド・コルド夫人の肖像」など。

また、この美術館では、ピーター・ブリューゲル(父子)の絵もたくさん展示されている由。その中から、代表作として「ベツレヘムの戸籍調査」と 「イカロスの墜落」を。

また、ヤン・マセイスの「ロトとその娘たち」も、その物語性から記憶に残りました。つまり、この絵は、二人の娘が父親に酒を飲ませた上で関係を持ち、それぞれ子をなすというものです。

これは、ロベルト・カンピンの「受胎告知」です。それまでの伝統的な手法を打ち破る当時(1565年作)としては、斬新的な手法による傑作だそうです。

これは、ディーリック・バウツの「オットー皇帝の裁判(正義の勝利)」です。不義を疑われて処刑された夫の無実を証明すべく、妻が皇帝に直訴しています。

いずれも、15~6世紀の絵画ですが、それぞれ特異の物語性があり興味深く拝見しました。展示室の写真は、ネットから拝借しました。

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