アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

新着ドーナツ~伊藤 恵の「シューベルト:4つの即興曲」

2018年08月30日 | アーバンライフ

過日、MB(ミュージックバード)で伊藤恵さんのシューベルト「4つの即興曲」などの放送があった。

 

伊藤さんは、以前からシューマン弾きとして定評があるが、このドーナツを聴いて、むしろ「シューベルト弾き」ではと思った次第。

その繊細なタッチや優しさと温かさを兼ね備えた音楽は、聴く者をして「ああ、いいな」と言わせずにはおかない。

収録曲

 ・4つの即興曲 D935
 ・ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D850

11年のリリースなので新着とは言えないが、優秀録音盤として紹介されたので、その点では納得の一枚である。

FONTEC FOCD9512

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せっかくの~高橋弘希著「送り火」

2018年08月29日 | 読書三昧

本年度上半期の芥川賞受賞作。
せっかくの才能が無駄だったのではと思いつつ読んだ。

物語~主人公の「歩」は中学3年生の15歳。転勤族の父に従って津軽のとある山奥の中学に転校したのだが、そこで待っていたものは・・・。

まず、文章のうまさ、筆運びの巧みさに引き込まれて読み進む。
ただ、結果は散々で、せっかくの才能が無駄に消費されたのではないかとの疑問を持った。

勿論、芥川賞が、評価の対象とした小説の出来よりも、むしろ才能の発掘に重点がおかれているというのなら納得の結果ではある。

次作に期待して良いのだろうか?

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何でもランキング~あなたは今、幸せですか?

2018年08月28日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

この結果を見て、思わずフーンとうなってしまった。

これでは、アベが少々ドジなことをしようと、支持率を大きく落とすことなどあるまいと思った。

しかもである。
幸せの度合いは、8点が最も多く、また、必要条件が健康、家族、精神的・経済的ゆとりという。

これ以上立派な回答などありえようか。
もうコメントの必要もない。皆さん、お幸せに!

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「つぶやき」傑作選

2018年08月27日 | ギャラリー

世相を反映した「つぶやき」傑作選。

マケイン米上院議員の急逝を悼むオバマ前大統領の「つぶやき」。
大統領選挙で争った政敵ながら、きちんと哀悼の意を表する清々しさ。

我が宰相は、親しい芸能人の死に対しては、ぶら下がり取材でコメントしたり、SNSに投稿したりと忙しかったが、同時期に亡くなった翁長沖縄県知事に対しては何のコメントもなかった。

こんなこともあったんですね。
今年も朝鮮人虐殺慰霊祭にメッセージを出さなかった由。

「正直、公正」と言えば、それが個人攻撃になるというのは、よくわからない話です。

それにしても、・・・。至言です。

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2連チャン

2018年08月26日 | アーバンライフ

昨夜は、サッカー(観戦)2連チャンで疲れた。
お蔭で、今朝は右の目が痛い。

アジア大会女子サッカー(なでしこ)の対北朝鮮戦。
前回の覇者、北朝鮮との試合はかなりヒートアップすると予想したが、兎に角、相手選手の寄せと当たりの激しさには驚いた。

それでも、前半ゴール前の混戦から岩淵選手が反転してボールを押し込みゴールすると、後半も長谷川選手の絶妙な間合いからのミドルシュートで得点して、2対1で競り勝った。

次は、準決勝の対韓国だ。

と、すでに試合が始まっていたJリーグ、札幌コンサドーレ対清水エスパルスの試合を見た。

この試合、CFからのオウンゴールでエスパルスに先制されたが、前半の内に入れ替えして同点とした。

後半、もみ合う展開が続いたが、29分に、途中出場の小野選手からの絶妙のパスを都倉選手が豪快に決めて決着をつけた。

2試合とも応援しているチームが勝って良い気分にはなったが、とても疲れた。

いつもより1時間も早くベットに潜り込み寝てしまった。写真は、ヤフーニュースから拝借しました。

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大作~飯嶋和一著「星夜航行」

2018年08月25日 | 読書三昧

あの島原の乱を描いた「出星前夜」から10年。
飯嶋さんの最新作は秀吉の朝鮮出兵を詳述した「星夜航行」である。

脱稿に9年を要し、2009年10月から4年7ヶ月にわたり小説新潮に連載された上下巻1,103頁の大作。

本書を通読すると、開戦の動機のあいまいさ、計画性のなさに加え兵站を軽んじる点など、先の太平洋戦争と瓜二つであることに驚く。

加えて、無謀な戦争が人々にもたらす惨禍と苦しみ、隣国関係の破壊と経済的損失等、現代のアジアと日本の関係を暗示する内容となっている。

ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

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ネット利用に不安

2018年08月24日 | ドラミング

昨日のしんぶん赤旗経済面に、ネット利用に不安が高いとの記事が出た。

詳細は、記事を参照していただきたいが、やはり一番は個人情報の漏洩で、89.5%にものぼる。

以下、ウイルス感染、迷惑メールや不正請求などが続く。

メールの添付ファイルによるウイルス感染は、一時より減ったようだが、代わってピッキングによるカードや個人情報の不正取得が頻発している。

最近も、Googleから「あなたが当選者です」とのメッセージがあり、iPad Air 2をプレゼントするという。そんなはずはないと思いつつ当該サイトへ行ってみると、ついてはカード情報を入力せよという。

プレゼントをもらうのに、なぜカード情報なのかと不審に思い接続を切ったが、そのサイトには、すでにプレゼントを受領した人の談話なども掲載されていて、如何にも本物のように見せている。

くれぐれも、この手の怪しいサイトには近づかないことだ。

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PCも猛暑でダウン

2018年08月23日 | アーバンライフ

昨日は、当地(札幌郊外)でも気温が28℃まで上昇した。
加えて、湿度が75%と高かったので、北国らしからぬ蒸し暑さには閉口した。

このためか、音楽編集ソフトにバグが連発して困った。

このソフトは、エアーチェックした音楽ファイルを加工して楽曲に仕上げるために使っているのだが、一つのファイルが概ね、2GBと大きいこともあって、編集後、ファイルを閉じようとするとエラーが出て完結できない。

ファイルを編集前の状態に戻せば、何の問題も生じない。
つまり、ソフトがファイルの編集を拒否する結果となっている。

いろいろ試してみてわかったことは、どうもCPUのオーバーヒートが原因しているらしく、30分ほど(PCを)放置すると問題は生じない。

つまり、昨日の暑さで、PCも「俺、仕事するのイヤ」と言っているらしかった。困ったものだ。

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新着ドーナツ~ロザコヴィッチの「バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」

2018年08月22日 | アーバンライフ

今、世界で最も注目されている若き天才ヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチ。

2001年ストックホルム生まれの17歳。
6歳でヴァイオリンを習いはじめ、2年後にはモスクワのヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団と共演するという神童ぶり。

今年のPMF GALAコンサート(7月29日札幌Kitara)では、ゲルギエフ指揮のPMFオーケストラと共演し、ブルッフのV協を披露した。

このドーナツは、DGとの専属契約によるデビューアルバム。

いきなりのバッハで、どんな具合になっているのかと興味深々であったが、その瑞々しい感性が迸るすばらしい演奏であった。協奏曲のバックを受け持つのは、バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団。

収録曲

 ・ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
 ・ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
 ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004

DG UCCG-1797

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この夏のNスペ

2018年08月21日 | ドラミング

NHKは毎年、終戦(敗戦)記念日前後に、先の大戦にまつわる戦争特番を放映している。

この夏も、6日の「広島~残された問い」を皮切りに下記の6本が放映された。

 ・ 6日「広島 残された問い ~被爆二世たちの戦後」
 ・11日「祖父が見た戦場~ルソン島の戦い 20万人の最期」
 ・12日「戦争孤児たちの闘い~語り始めた戦争孤児」
 ・13日「船乗りたちの戦争~海に消えた6万人の命」
 ・15日「ノモンハン~責任なき戦い」
 ・19日「届かなかった手紙~戦場から故郷へ73年目の郵便配達」

いずれも力作ぞろいで、戦争の残酷さ、悲惨さや愚かさを深い悲しみとともに再認識させられた。

昨今、時事報道の右傾化からNHKの体質に疑問を持つ国民も多いが、少なくともこのシリーズを見る限り、制作現場は健在だし頑張っているなとの印象をもった。

また、戦後が遠くなり、当時を知る人が極めて少なくなる中で、制作者の苦労は計り知れないものとなっている。

例えば、今回初めて取り上げられた「戦争孤児」の問題などは、元々、当時の孤児の実態がよくわかっていないために、どこにどうアプローチすべきか、スタフは相当苦労したようだ。

他方、先の戦争での戦死者は、現在を生きる私たちの身近にも存在することもわかった。例えば、「祖父が見た戦場」が取り上げた小野文恵アナの祖父もそのひとりである。

尚、番組の詳細は、こちらでご覧になれます。写真は、NスペHPから借用しました。

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