悪夢の安倍政治からあるいは脱却できるのではとの淡い期待をよそに、現下の岸田政権の悪政ぶりは目に余る。
元安倍首相さえ実行に移せなかった防衛費のGDP比2％越えや大軍拡と諸悪法の強行で、首相本人が「安倍を越えた」と称しているというから驚きだ。
①いきなりの大軍拡（閣議決定）と総額43兆円もの大増税・復興予算等の流用
②原発の60年越え運転や新増設を伴う原発促進のためのGX脱炭素電源法の強行
③健康保険証の廃止とマイナンバーへの統合及び、税金を使った取得促進策の実施
④外国人の人権を無視する入管法改悪法案の強行
⑤ジェンダー平等法案の骨抜き・後退
どの政策も庶民の生活に直接かかわる悪法ばかりだが、こうした動きを助長させているのが、まとまりを欠く野党陣営と低調な草の根運動ではないか。
この点、私たちも大いに反省し、声を上げていかなければならないと思う。
