登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

群馬:戦国の山城・金山

2015-05-19 | 群馬
群馬:戦国の山城・金山

2015年5月14日(木)



戦国時代、難攻不落の名城といわれた金山城。
その存在すら知らなかったが、今回、一部が復元された城を訪ねてみて
規模の広大さ・石垣の堅固さ・地形をうまく利用し迷路のような
設計等々に感服する。

築城(1469年)したのは新田一族の岩松氏だという。
鎌倉倒幕を果たした新田義貞を祀る新田神社が
金山城本丸跡に建てられたのは後世(1875年)になってから。

ハイキングコースのスタート地点は大光院の御廟前である。
金山は標高239mの低山であるが、木陰を歩くと涼しい。
道端に咲く花をめでながら散策する。

赤松の植林帯が近くに見える。
徳川幕府への献上松茸御林だったところであろうか。
金山は後世、徳川幕府の直轄地になったという。

散策のあと、太田市立「史跡金山城跡ガイダンス」にも立ち寄る。
大スクリーンで金山城について上映してくれ、理解を深めた。


(往路)
JR新宿7:30(貸切バス)
⇒太田市・大光院10:00

(帰路)
太田市・金龍寺14:10(貸切バス)
⇒JR池袋16:30

(費用)
¥3000(貸切バス)

(歩程)
大光院10:04~金山城跡11:30(昼食)-12:30~金山山頂12:42
~史跡金山城跡ガイダンス13:00-13:25~金龍寺14:00

行動時間 3時間56分 4.2キロ

地形図2.5万:上野境・足利南部



*****
大光院・梵鐘

ハイキングコース入口

オカタツナミソウ

金山城跡説明

見晴らし台から太田市街を眺める

標高222.3mにある二等三角点

赤い種子が印象的なモミジ(ノムラ)

樹齢800年、大ケヤキ

新田神社

金山山頂

オドリコソウ

金龍寺


シャクナゲ

******
トップに戻る

群馬:琴平山・諏訪山

2015-05-07 | 群馬
群馬:琴平山・諏訪山

2015年4月27日(月)~28日(火)



一日目は琴平山を登る。
琴平山は別名、金毘羅山・日蔭山・高クツ山とも呼ばれる。
社壇乗越まで宿の車で送ってもらう。
山頂まで標高差100m地点からのスタートであるが、
西上州特有の岩場・ガレ・コブを登ったり下ったりする。

周囲の山は、ヤマザクラが満開、目にも鮮やかな新緑、アカヤシオで彩られている。
東に、ギザギザが連続する赤岩尾根を望みながら進む。

「まほーばの森」へ下山する。日本第4位の長さを誇る吊り橋・スカイブリッジ
を渡る。

宿の夕食には猟師でもあるオーナー心づくしの逸品が供される。
鹿・猪の刺身・テキ、猪豚コロッケ(因みに猪豚は、ご当地発祥だという)
アマゴの塩焼き等々。
宿隣接の畑で栽培している椎茸を、刈り取り体験する。
帰宅後、焚いていただいた椎茸が美味しいのなんのって!

二日目は諏訪山を目指す。
宿オーナーが開拓した新ルートだという。
西沢沿いの林道を歩き始める。
堰堤のある地点で西沢を離れ、支沢に取り付く。
第一難関は堰堤越えだった。
堰堤をまくのに相当な時間を費やす。
支沢沿いに小1時間ほど進み、沢が二俣に分岐するところで右股をとる。
右股を小1時間進んだら、沢を離脱する。
沢の北側に見えている尾根を目指す。
尾根へ登る時、足場がザクザクくずれ捉まる木とてなく容易でない。
ようやく尾根に達する。古いテープが散見され薄い踏み跡がついている。
約30分で、主稜線に達する。
標識があり、それに「西沢」の記載もあるところを見ると、西沢コース
は昔からルートとして認識されていた模様である。

アカヤシオを愛でながら腹ごしらえをすませて、諏訪山の山頂へ一投足で達する。

三笠山(ヤツウチグラ)を経由して浜平へ下山する。
ロープや鎖が連続する尾根を慎重に進む。
岩場をやっとのことで下り終えると、次なる試練は水平道である。
未だかまだかというほど高度が下がらない。

湯ノ沢の頭で楢原コースを分ける。
湯の沢沿いは、登山道の整備が追い付かない模様で荒れている。
下山口の虎王神社へ這う這うの体で到着する。


(往路)4月27日(月)
JR本庄 8:00(送迎)
⇒社壇乗越10:00

(帰路)4月28日(火)
浜平15:30(送迎)
⇒JR本庄17:50

(費用)
¥11900(宿・送迎・1泊2日2食)

(歩程)
4月27日(月)琴平山
社壇乗越10:04~琴平山12:43~まほーばの森14:05

行動時間 4時間01分 3.7キロ


*****

4月28日(火)諏訪山
西沢林道7:10~堰堤8:27~主稜線11:11~諏訪山11:52
~三笠山12:20~楢原分岐14:05~浜平・虎王神社14:40

行動時間 7時間30分 13キロ





******

地形図2.5万:浜平

******
 4月27日(月)琴平山

登山口・社壇乗越

赤岩尾根を望む



サルノコシカケ

アカヤシオ

アカヤシオ

アカヤシオ・新緑・遠くにヤマザクラ・赤岩尾根岩峰

琴平山

ハルリンドウ

大岩壁

新緑

モミジ

******
4月28日(火)諏訪山 

西沢登山口

アカヤシオ
東に見える天丸山~帳付山稜線

主稜線に到達 

諏訪山

ロープの連続

湯ノ沢の頭・楢原分岐

******
トップに戻る


群馬:笠ケ岳~湯ノ小屋温泉

2014-10-19 | 群馬
群馬:笠ケ岳~湯ノ小屋温泉

2014年10月16日(木)夜~17日(金)



一日を通じ、天気がめまぐるしく変わる。
小雪がチラつきはじめ、吹き降りが激しくなる。
木道に雪が積もり、滑る。

後半戦に備え、至仏山登頂を諦めて体力を温存する。
この決断は私にとって最良だった。

笠ケ岳登頂は未だしも、笠ケ岳から湯ノ小屋温泉まで
5時間を要す。
登山地図に「樹林帯の急坂が続く」、「小さな登降をくり返す」とある。
まさにその通り、気が抜けない。

ラッキーなことに天気が持ち直してくれ、ワラビ平で雨具を脱ぐ。
ヘッドランプを用意したが、かろうじて足元が見える時間にゴールする。


《往路》16日(木)
JR東所沢22:00(貸切バス・車中泊)
⇒鳩待峠17日(金)5:30

《帰路》
湯ノ小屋温泉17:45(貸切バス)
⇒東所沢20:40

《費用》
¥6000(バス代)

《歩程》
鳩待峠6:00~オヤマ沢田代7:30(至仏山登頂組を見送り、10:20まで待機する)
~悪沢岳10:30~小笠11:34~笠ケ岳12:33~片藤沼12:54
~咲倉沢ノ頭避難小屋13:58~ワラビ平15:37~林道ゲート16:49
~p1018m16:58~湯ノ小屋温泉17:26

行動時間 11時間26分(待機時間2時間50分を含む) 16.5キロ
地形図2.5万:藤原・至仏山

**********








鳩待峠

東の空から陽が差し日光の山が見える

オヤマ沢田代

悪沢岳

小笠

笠ケ岳

p1678m付近、ダケカンバ林

ワラビ平

ならまた湖へ通じる林道ゲートにある指導標

***********
トップに戻る

群馬:鼻曲山・黒斑山

2014-09-17 | 群馬

群馬:鼻曲山・黒斑山

2014年9月9日(火)~10日(水)



《往路》9月9日(火)
JR八王子駅7:00(貸切ワゴン)
⇒二度上峠10:20

《帰路》9月10日(水)
浅間山荘16:30(貸切ワゴン)
⇒八王子駅20:00

《費用》
¥20300(貸切ワゴン、宿泊、日帰り温泉)

《歩程》
9月9日(火)  鼻曲山 

二度上峠10:35~氷妻山11:30(昼食)-12:00~鼻曲山13:15
~十六曲峠分岐13:47~霧積温泉15:05

行動時間 4時間30分 7.8キロ



登山道の両側に笹が繁茂し、樹林に遮られて陽が差さない。
そのためか花が少ないのは寂しいかぎりだ。

鼻曲山の頂上は群馬・長野の県境になっている。
県境沿いに西へ向かうと浅間山・黒斑山に達する。
我らは県境を離れ、東の十六曲峠を目指す。

十六曲峠分岐で南へ向かう。
崖が崩れた形跡がある。
「霧積温泉」を指す標識に従い、高巻く。
そこから宿までは思ったより早く着く。

今宵の宿は掛け流し温泉、24時間滔々と湯があふれている。
夕食の山菜料理に満足する。


《歩程》
 9月10日(水) 黒斑山

車坂峠9:00~トーミの頭10:40~黒斑山11:05~蛇骨岳11:35(昼食)-12:05
~仙人岳12:20~鋸岳12:35~Jバンド12:45~湯ノ平口13:45~浅間山荘15:30

行動時間 6時間30分 11.4キロ



霧積温泉から黒斑山登山口までワゴン車で移動する。
歩き始めると早速、花々のお出迎えを受ける。
道中、キノコ狩りにも精を出す。

これまで浅間山と思い込んでいた山が実は前掛山だと知る。
前掛山より44m高い浅間山は時々チラと姿を現す。

Jバンドから賽ノ河原へ下る。
草スベリ分岐から浅間山荘まで、名の通り延々と続く長坂を歩く。

山旅、最後のお楽しみ浅間山荘・天狗の湯は赤い湯色をしている。
いかにも効能ありそう、ぬるめなので長時間つかって山歩きの疲れを癒す。


***********
 9月9日(火)鼻曲山

登山口・二度上峠

獅子岩

氷妻山

ホコリタケ

キノコ

シオガマギク

レイジンソウ

トリカブト

ミネウスユキソウ

キンコウカ?

鼻曲山頂上
    展望(南に妙義山)

ガクアジサイ

トモエシオガマ

カワラナデシコ

キノコ

十六曲峠分岐

霧積温泉分岐

霧積温泉金湯館へ

今宵の宿「金湯館」
夕食
翌朝食

************

9月10日(水)黒斑山 

シャジクソウ

マツヨイグサ・ノコンギク

マツムシソウ

車坂峠登山口

キノコ

トーミの頭

前掛山

イワインチン

オヤマノリンドウ

黒斑山頂上から前掛山・浅間山を望む

前掛山に隠されている浅間山が少し見える

蛇骨岳頂上

ベニテングタケ(猛毒キノコ)

仙人岳

Jバンドへ続く稜線・前掛山を眺めながら歩く

メイゲツソウ

ブルーベリー

Jバンドを降る

前掛山の山ヒダがくっきり見える

湯ノ平口まで下る

歩いてきた稜線を振り仰ぐ

マルバダケブキ・ツリガネニンジン

アサマフウロ

湯の平口分岐

タムラソウ

二の鳥居にある石塔

クサボタン

ナンテンハギ

ツリフネソウ

一の鳥居

キノコ

*********

1年前:百蔵山
山梨:百蔵山
山梨:百蔵山2013年9月3日(火) 駅から登山口までタクシーを利用する。下山時も林道に降り立ってからタクシーを呼ぶ。おかげで炎天下を歩かなくてすむ。低山といえど...


*********

1年前:龍崖山
埼玉:龍崖山~赤根ケ峠
埼玉:龍崖山~赤根ケ峠2013年9月6日(金)飯能市が新しく整備した散策コースを歩く。歩行者に優しい思いやりが感じられるルートだ。標識が頻繁に設置してあり、あと何メ...


*********

1年前:大寺山
東京:大寺山~鹿倉山
東京:大寺山~鹿倉山2013年8月30日(金) 大寺山までの登路は東京都水源林で枝打ちが行き届く。県境を過ぎ山梨側に入ると、手入れに歴然たる差位がある。樹林帯は途切...


*********
トップに戻る


群馬:榛名梅林と浅間山

2013-03-02 | 群馬
群馬:榛名梅林と浅間山

2013年2月28日(木)


標高200~300mほどの梅の栽培丘陵を周遊する。
梅は未だ固い蕾だ。
行く先々で冠雪した浅間山・谷川岳・赤城山・白根山などの眺望
を欲しいままにする。
オマケの山・御岳山に登ったため、バスに2~3分間に合わず、タクシーとなる。


《往路》
JR渋谷駅6:53(湘南新宿ライン¥1890)
⇒高崎8:51-9:00(群馬バス¥500)
⇒下里見局前9:25

《帰路》
文化会館前14:20(タクシー人数割り¥1400)
⇒JR高崎14:55-15:17(湘南新宿ライン¥1890)
⇒渋谷17:08

《歩程》
下里見局前9:25~城山稲荷9:46~里見城跡9:56
~浅間山10:47(昼食)-11:30~榛名梅林12:31
~御岳山13:26~雉子ケ尾峠13:45~バス停・文化会館前14:05

行動時間 4時間40分 8.9キロ

**********
里見城跡への標識

城山稲荷:里見城(新田氏)の鬼門除け役

城山稲荷からは榛名山が眺められる。長野新幹線の高架も近い

ホトケノザ



群馬の浅間神社

長野の浅間山

白根山・渋峠

群馬の浅間山頂上

群馬の御岳山頂上
石像

ロウバイ

しるべ石

ミツマタ

**********
1年前の今頃:熱海梅園・初島(2012年02月27日)

熱海梅園・初島

**********
神奈川:曽我丘陵
神奈川:曽我丘陵2012年2月24日(金) Sクラブ山行に参加する《往路》東急・渋谷8:09(田園都市線¥320)⇒中央林間8:47-8:52(小田急・江ノ島線¥4...


**********
5年前の今頃:四国遍路:鶴林寺~金剛頂寺(2008年02月24日~29日)

四国遍路:鶴林寺~金剛頂寺

**********
トップに戻る

群馬:妙義山中間道

2011-08-22 | 群馬
群馬:妙義山中間道

2011年8月18日(木) 

Sクラブ山行に参加する

《日程》
妙義神社~第二見晴~第四石門~妙義山登山口


《往路》
新宿6:40(貸切バス)
⇒妙義神社9:10

《復路》
中間道登山口15:50(貸切バス)
⇒新宿19:40

《費用》
¥6000(貸切バス)

《歩程》
妙義神社9:28~第一見晴10:17~第二見晴10:53
本読みの僧(中間地点)12:04~東屋12:52
~オーバーハング岩13:53~大砲門14:27
~第四石門14:54~妙義山登山口15:30

行動時間 6時間02分 6.4キロ
地形図2.5万:南軽井沢・松井田


***
台風の被害で、一部、修理中の妙義神社に立ち寄る。
極彩色の社殿は素人目にも、美しい。
城郭のような石垣も造りが緻密である。

妙義山中間道は、小さなアップダウンを繰り返しながら、木陰の道を辿る。
ソヨとも風が通り抜けず、ペットボトル(500cc)の水3本を消費する。

イワタバコ・キツネノカミソリは、幸運にも、ちょうど最盛期に当たり、
道中、ズーット目を楽しませてくれる。

垂直に切り立つ岩、頭上に覆いかぶさる岩、奇岩を観賞、
大砲岩へは、太い鎖を頼りにドキドキしながらチョッピリ冒険する。


***
白雲山中腹に「大」文字が見える


妙義神社入口


仁王門


妙義神社境内
 

石積灯籠


青銅灯籠


中間道入口


極彩色の社殿


垂直の岩


ヤブラン(実)


ナガバノコウヤボウキ


第一見晴らしから下界を眺める


コヤブタバコ


大黒滝


木陰の道


キツネノカミソリ咲く道


第二見晴らしから白雲山を望む


キツネノカミソリ


ソバナ


マツカゼソウ


本読みの僧


長~い鉄梯子


オーバーハングした岩


タマアジサアイ(蕾)       (花)


大岩の横を行く(人物が小さく見える)


せり出した岩の下を通る


見晴らし


第四石門(後ろに大砲岩)


第一石門を望む


登山道入り口


センニンソウ


*****
2年前の今頃、何してたかな?

朝日連峰縦走

朝日連峰縦走(2009年08月23日~2009年08月29日)


*****

トップに戻る

群馬:尾瀬 【笠ヶ岳】

2007-04-25 | 群馬
2005年7月9日(土)~10日(日)

《往路》 7月9日(土) 新宿22:40(夜行バス) ⇒ 鳩待峠 5:15

《歩行》 鳩待峠 5:30~オヤマ沢田代7:00~笠ヶ岳8:45~オヤマ沢田代10:40~小至仏山11:10~オヤマ沢田代11:40~鳩待峠12:50=行動時間7時間20分

《帰路》 鳩待峠14:20(高速バス)  ⇒ 新宿19:00



鳩待峠まで夜行バスを利用する。
予報が雨なのでキャンセルしたのか、バス車中は空いている。
横になって少しは眠る。

笠ヶ岳が、こんなに花が多いとは知らなかった。
驚くほど多種咲いている。
至仏山を踏むのはあきらめて、花をゆっくり楽しむ。
戻りに、小至仏山だけ立ち寄る。
至仏山方面は、笠ヶ岳とは別格の超人気。
すれ違いでは、譲り合いの待ち時間をとられる。

雪解けで登山道はドロンコ。
鳩待山荘でスパッツ・靴を洗い、ささっと入浴する。

【笠ヶ岳の山容】 オヤマ沢田代から


【谷川連峰を遠望する】 オヤマ沢田代から


【小至仏山がもうすぐ】


トップに戻る

群馬: 御座山 & 諏訪山

2007-02-11 | 群馬
2004年3月11日(木)~12日(金)

《往路》 3月11日(木) JR大宮06:50(長野新幹線) ⇒佐久平07:42・・ ⇒白岩・加和志登山口09:17

御座山 
《歩行》 3月11日(木) 白岩・加和志登山口09:17~御座山12:17~白岩・加和志登山口14:17=行動時間5時間・・ ⇒野栗沢温泉すりばち荘(泊)


諏訪山 
《歩行》 3月12日(金) すりばち荘7:00・・ ⇒浜平鉱泉登山口7:44~湯ノ沢ノ頭9:10~諏訪山11:40~浜平鉱泉登山口14:00=行動時間6時間16分


《帰路》 3月12日(金)浜平鉱泉 ⇒ JR高崎16:51 ⇒大宮18:14





御座山
登山口からアイゼン歩行、踏み跡は隠れている。
リーダーはラッセル&ルートファインディングがたいへんだ。
コメツガ・シラビソ・ダケカンバの自然林が続く。
シャクナゲが狭い岩稜に延々と生えている。

山頂は強風が吹き荒れている。
春霞みで展望はぼんやり、荒船山や妙義山も定かでない。

氷化している急斜面を横向きでなく真下に向けてアイゼン歩行する練習をしながら
下る。

諏訪山
“湯の沢”にある石は温泉成分で白くなっている。

杉の植林が続く。
豊作年だったらしく、ブナの実が大量に落果している。
鹿が警戒して甲高く鳴く。
メジロがすぐ近くの枝に止まる。
ウグイスの初鳴きを聞く。
ツピー・・ツピー・・と聞こえるのはシジュウガラか。
動植物の天国に踏み入ったようだ。

朽ちた桟橋、狭いトラバース道、ザレ、ロープ、梯子・・
荒れたルートが終始続き、気が抜けない。

山頂も雪はない。薄曇で何も見えない。

【御座山】


【諏訪山の山容】 これから登る尾根が樹の間越しに見える


【梯子】


【三笠山】 諏訪山へ登る途中のピーク


【諏訪山】


【諏訪山3等三角点】


トップに戻る

群馬:尾瀬 【景鶴山】

2007-02-07 | 群馬
2004年5月1日(土)~2日(日)

5月1日(土) 《往路》  JR上毛高原駅19:04⇒  沼田・ビジネスホテル19:20(泊)

5月2日(日)   沼田・ビジネスホテル4:40 ⇒  鳩待峠5:40

《歩行》 鳩待峠5:40~景鶴山9:40~鳩待峠15:00=行動時間9時間20分


《帰路》 鳩待峠15:00⇒  ・・入浴/夕食・・JR沼田駅18:00



ワンサカ、登山者が登ってくる。5~6名の団体が多い。
申し合わせたように、どの組もピッケルを携行している。

鳩待峠までのアクセスはゴールデンウイーク期間中がベストであること、
2004年に標高2004mの山頂に立つ、ということで今の時期に集中しているらしい。

鳩待峠~山ノ鼻~ヨッピ橋~東電小屋と雪道を進む。
 
木道は未だ雪の中に隠れている。池塘には水芭蕉の芽が伸び始めたばかり。
朝霧で周りの景色は、霞んでいる。

東電小屋手前で尾根に取り付く。新潟と群馬の県境尾根を辿る。
登山道が無いどころか、迷いようがないほど踏み跡がしっかり付いている。

頂上直下は痩せ尾根、交差する時は危険である。
シャッターチャンスを待ち、頂上にしばし、とどまる。     

ガスが一瞬、切れ
平ケ岳が以外な近さで迫る。
            
下りでは、霧が文字通り霧散し、展望をカメラにおさめるのに忙しい。
荒沢岳・会津駒ケ岳・ヒウチガ岳・尾瀬ケ原がクッキリ青空に映える。
至仏山だけは雲の中に隠れたまま、姿を見せない。

山ノ鼻まで戻ってくると、子供連れの観光客も混じり活況を呈している。
鳩待峠への道中では、クロカンスキーヤーが続々入山してくる。

帰路の尾瀬ケ原:雪原歩きが一番つらかった。
尾瀬ケ原は今の時期、断然クロカンが良い!
 
【朝もやに包まれる山の鼻】


【平ヶ岳】


【尾瀬ヶ原を見下ろす】


【景鶴山を仰ぐ】 尾瀬ヶ原から


トップに戻る

群馬: 袈裟丸山

2007-02-06 | 群馬
2004年4月24日(土)~25日(日)

4月24日(土) 《往路》 JR沼田駅21:12⇒  宿21:30(泊)

4月25日(日)  宿5:00⇒  塔ノ沢登山口6:30
《歩行》 塔ノ沢登山口6:30~袈裟丸山9:45~『往路を戻る』~塔ノ沢登山口13:15=行動時間6時間45分 【明日登る帝釈山登山口へ移動】⇒ ・・“男鹿の湯”入浴・・湯の花温泉経由・林道テント設営17:00(泊)
 



“関東ふれあいの道”になっていて、おまけに日曜日でもあり、大勢のハイカーに会う。
登山口駐車場には20台ほど、停めてある。

登山道に昨夜の降雪が所々残っていた。

【袈裟丸山1等三角点】


【左から谷川岳・武尊山・至仏山】 袈裟丸山からの眺め


トップに戻る