登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

東海自然歩道【東京~大阪】第10回;石水渓~紫香楽宮跡2の1

2010-09-27 | 東海自然歩道
東海自然歩道第10回;石水渓~紫香楽宮跡駅 2の1




養老~石水渓間は計画中、   にお会いしたくないため、寒くなるまで待機する。

2010年9月13日(月)~16日(木)

《往路》9月12日(日)
JR品川18:40(ひかり)
⇒新大阪21:30

《復路》9月18日(土)
JR新大阪6:08(ひかり)
⇒品川9:03 
   
《日程》
9月12日(日)東京⇒大阪(泊)
9月13日(月)大阪⇒石水渓(泊)
9月14日(火)石水渓~加太⇒大阪(泊)
9月15日(水)加太~柘植⇒亀山(泊)
9月16日(木)柘植~紫香楽宮跡駅⇒大阪(泊)
9月17日(金)大阪(泊)
9月18日(土)大阪⇒東京

《宿》
9月12日(日)大阪実家
9月13日(月)亀山・石水渓野外研修施設
9月14日(火)大阪実家
9月15日(水)亀山第一ホテル
9月16日(木)大阪実家
9月17日(金)大阪実家

《費用》
交通
 JR
  東京~大阪往復¥29750
  大阪~亀山往復¥4300
  柘植~亀山往復¥640 
  貴生川⇒大阪 ¥1450
 信楽高原鉄道  ¥390
 コニュニテイバス¥100
宿
 石水渓野外研修施設 ¥1050
 亀山ビジネスホテル ¥3900

《歩程》

 9月13日(月)   
石水渓へ
===
往路;アクセス
大阪13:30(東海道線)
⇒草津14:18-14:27(草津線)
⇒柘植15:09-15:11(関西本線)
⇒亀山15:35-15:55(亀山市コミュニテイバス)
⇒池山西16:30
~徒歩~石水渓野外研修施設受付17:02-(シャワー)17:19
~バンガロー 17:30(泊)

徒歩 43分 2.3㌔
===
地形図2・5万;亀山・伊船


亀山市コミュニテイバスは運賃一律¥100
池山西止まり便が殆ど。

亀山市の施設:石水渓野外研修施設・バンガローに泊る。
シュラフ・携帯コンロ・食器持参。

側を流れる安楽川のせせらぎを聴きながら、眠りにつく。
夢か現か、猪が遊びにきたのか、はたまた地震か、扉がガタガタ
揺れたような~~
***
バス停・池山西



東海自然歩道に合流する


新名神高速道路の下を歩く


石水渓の案内図


亀山市石水渓野外研修施設
バンガローの受付を済ませ、シャワーを借りる(¥100)


付近案内図


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 9月14日(火)  
石水渓野外研修施設~加太

石水渓野外研修施設・バンガロ-5:06~石水渓
~船石林道分岐5:23~安楽越6:23~山女原7:27
~鈴鹿峠9:10~片山神社9:25~坂下10:00~沓掛10:46
~国道1号線11:01~まがき橋・バンドウ11:26
~加太駅分岐・歩道離脱11:47~加太駅12:35

行動時間 7時間29分 21.9㌔
===
地形図2・5万;亀山・伊船・鈴鹿峠






未だ、夜が明けきらない5時、歩行開始する。
景勝・石水渓の流れは、薄暗くて観賞できない。

日の出

安楽越までの林道沿いには、樹木の花が多種咲いている。
ツルアジサイ





タラノキ


ミヤマホツツジ


ハギ


ヤマジノホトトギス


安楽越


かもしか高原から伊勢湾を望む。


山女原に下る道すがら、西方向に高い連山を見る。
京都あたりだろうか。


ホソバヒメミソハギ


葛の花盛り、葛は付近の畑で栽培もされている


鈴鹿峠への階段道


鈴鹿峠


鈴鹿峠の茶畑


芭蕉の句碑





誰の石像?


午後、通り雨がぱらつく。

センニンソウ


今日は舗装道路歩きが殆ど。
三重県の自然歩道標識がでてくる。
「⇒関ロッジ」、「⇒坂下バス停」などの表示に一瞬、戸惑う。

旧東海道・宿場町:坂下宿・沓掛宿を通る。
昔ながらの格子戸が宿屋の面影を残している。
沓掛宿


にら


農婦木像
素朴で気に入る


中津川林道に入り、バンドウで高圧鉄塔の増設工事が
行われている。山を覆い隠さんばかり、おおがかりな工事。


「←加太駅」の標識で自然歩道から離脱し帰途につく。


加太駅

======
帰路;アクセス
加太駅12:58(関西本線)
⇒柘植13:10-13:31(草津線)
⇒草津14:20-14:24(東海道線)
⇒大阪15:15

⇒実家(泊)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2の2
 

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東海自然歩道№9;神海~養老  3の3

2010-06-30 | 東海自然歩道
東海自然歩道№9;神海~妙法ガ岳~横蔵寺~東津汲
~鍋倉山~上ヶ流~円興寺~関ヶ原~松尾山
~西沢田~養老: 3の3

6月17日(木)

ラーニングアーバー横蔵 7:00 出発
送迎⇒弓削寺 7:20

***
弓削寺7:24~願成寺古墳群7:52~霞間ガ渓8:32
~池田温泉8:50~円興寺9:26~平尾池10:34
~梅谷11:06~禅トウ寺12:24~竹中氏陣屋跡12:29
~岩手・美濃路合流12:34~伊富岐神社13:14
~岡山烽火場14:10~決戦地14:47
~笹尾山・石田三成陣跡14:52~関ヶ原駅15:21

⇒大阪(泊)

【行動時間 7時間57分】 29.2㌔

*****
地形図2・5万
大垣・池野・美束・関ガ原



*****

弓削寺 

池田町見晴台



願成寺古墳群
 

茶の幼木
苗から2年でここまで成長、
6年で手摘みできるそう。
茶畑の手入れをされている方に「茶は万年」と教わる。


揖斐の茶畑


霞間ガ渓
桜の名所


池田温泉
自転車で通りがかったおじさんは、
2日前に開通したトンネルを通り抜けに行くそうだ。
良くわからないが梅谷越がトンネルになったのかしら? 

円興寺

美濃国分寺跡


麦畑


平尾池 
小高い山上にある。


梅谷
ここから関ヶ原まで山麓集落を幾つも通り抜ける 

大滝
桜の樹元でランチタイム
しばし涼風に憩う。

道路はカンカン照り。
はるか彼方に養老山地を望む

大滝
手作りの標識


岩手
竹中半兵衛水車


禅トウ寺
 

栗の花盛り


竹中氏陣屋跡にあるガイドマップ 


岩手・美濃路合流

ヤギが放牧されている


菩提休憩舎


伊富岐神社

太鼓橋
 

岡山烽火場 
関ガ原決戦で、東軍が開戦ののろしを上げたところ

古戦場をみはらす


3つ、池の側を通る
関ガ原町の散策ルート・電鉄会社のハイキングコースなど、交錯している。


決戦地


コンビニ出現
アイス3個購入

笹尾山・石田三成陣跡



関が原古戦場を見る
後方に養老山地







関が原駅

⇒大阪(泊)

大阪へのアクセス 
関が原駅15:24
⇒米原15:47-15:49  
⇒大阪17:13 
==========================================

 6月18日(金)

関が原駅へのアクセス

JR大阪 5:57
⇒米原 7:41-8:04
⇒関が原駅 8:30

===========
歩行

関が原駅8:38~西首塚8:51~不破関跡9:11
~松尾山・小早川陣跡10:18~上石津町平井11:07
~藤古川橋~荻原橋11:57~広瀬橋12:37
~西沢田12:45~沢田13:07~桜井白鳥神社13:47
~上方白鳥神社14:04~竜泉寺跡14:27
~元正天皇行幸跡15:55~養老駅16:18

⇒大阪(泊)

行動時間 7時間40分  26.8㌔

==========
地形図2.5万
関ヶ原・養老



==========

関が原駅 8時38分歩行開始

西首塚


「松尾山へ3.4キロ」標識



不破関跡
 


松尾山・小早川陣跡
ここへくる途中、右折標識を見逃す。
ズンズンくだり、笹やぶ行き止まりで
やっと道間違いに気づき、戻る。

山頂の休憩舎で土砂降りになる。
さっき、すれ違った男性は急な雨に見舞われたろう。

カメラを仕舞いこみ、小降りになってから出発。 

上石津町平井 

藤古川橋 

荻原橋
桜並木が土手沿いに続く

広瀬橋
バス停で雨宿りしながら、ランチタイムにする。

西沢田 

沢田
 
墓地の横を通る。
自然歩道は集落をはなれ、山麓というよりも山中にルートを設定してある。
鹿・猪よけの柵が頻繁に出てくる。

緩い登り下りを繰り返す。
眺望もない、薄暗いジメジメした道だ。

桜井白鳥神社

上方白鳥神社 

竜泉寺跡
 
調子にのってズンズン下り、右折標識を見逃す。
エーッ、又やらかした!

本ルートに戻らず、集落のど真ん中を通っている道を行くことにする。
「右、滝道」などと、曲がり角毎にある石道標は養老の滝への道しるべらしい。

元正天皇行幸跡
最後に撮った写真、手ぶれ。 
 

駅へ向かう道すがら、なにやら首のあたりでモゾモゾする。
もしかして?と、手をやると案の定、ヒル、キャー!
2匹捕まえる。

養老駅
 
ヤマヒル退治の大騒動劇、幕開けだ~い。
駅で雨具を脱ぐ
まずは上着、袖口・上着裾・首部分に数え切れないほど、OO匹。

雨具ズボン、裾をめくると、いるわいるわ。
テイッシュで掴んでは取る。

ほうほうのていで電車に乗り込み、リュックを子細に点検する。

それにしても、どのあたりで我が雨具に取り付いたのか、思い当たらない。
鹿柵を厳重に廻らせてある山道だろうか。

首1カ所、手首1カ所に赤い痣が残った。
やっこさん達の最活動期を狙って通ったようなものだ。

⇒大阪(泊)
====
養老⇒大阪へのアクセス

養老16:35(養老鉄道)
⇒大垣17:00-17:10(JR)
⇒米原17:46-17:49
⇒大阪19:10

快晴の17日(木)を除き、4日間をゴム長靴で歩き通す。
それが原因か定かでないが、帰宅後14日経過した今尚、歩くと足裏が痛む。
餅は餅屋、山はトレッキングシューズに限る。


3の1
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東海自然歩道№9;神海~養老 3の2

2010-06-29 | 東海自然歩道
東海自然歩道№9;神海~妙法ガ岳~横蔵寺~東津汲
~鍋倉山~上ヶ流~円興寺~関ヶ原~松尾山
~西沢田~養老: 3の2

6月16日(水)  
ラーニングアーバー横蔵 7:20
送迎⇒日坂・和佐谷入口 7:45

歩行

日坂・和佐谷入口7:50~美束分岐8:47~日坂越9:14
~鍋倉山北峰9:58~鍋倉山南峰・避難小屋10:12 
~谷山峠分岐~谷山11:48~上ガ流12:11 
~樫・水場13:41~市場14:08~蘇生の泉14:30~弓削寺14:46

【行動時間6時間56分】 23㌔

弓削寺 14時46分
送迎⇒ラーニングアーバー横蔵 15時15分(泊)

***
地形図2.5万
横山・美束



***

日坂・和佐谷入口


出だしは舗装林道を行く。
最初の二股は右へ入る。
標識がどちらを指しているのか判りにくい。

美束分岐
 

日坂越
積雪時、ここ九十九折のルートファインデイングは
難儀だろう。

長者平方面を見下ろす。
展望が得られる唯一の地点。


さわやかな風が吹き抜ける。

鍋倉山北峰
あいにくガスってくる。
それでなくても木立に囲まれ、展望なし。
 

鍋倉山南峰・避難小屋
水場は分からない。


リョウブが多い


新緑の道


小石ゴロゴロ道が続く。
底の薄いゴム長をはいている私は足の裏が痛くなりそうだ。
↓ 
谷山峠分岐
 
↓ 
谷山廃村

高橋谷の急流


クロイチゴ

 

「上ガ流」分岐
ここでルートミスする。
「三倉・上ガ流林道」をそのまま進んでしまう。 
戻らずにこのまま進み、樫あたりで合流しよう。

「上ガ流」
茶畑


高橋谷川をはるか下に見下ろす。
自然歩道ルートは高橋谷川・川べりの道なのに、私は1本上の林道
を歩いている。

池田町方面が開けている。


「下ガ流」

「樫」
自然歩道ルートに合流する。
電柱に自然歩道の標識がある。

水場で遅い昼食をとる。
  

「滝」
お手製ヒョウタンをぶらさげてあるお家のおじさんと立ち話する。

庭の泉水にホタルが生息しているというので、拝見。
裏山から水を引き、粕川に流している。
アマゴも泳いでいる。
 

瑞岩寺大橋
標識はないが橋を渡る。

ダイモンジソウ


蘇生の泉
車で水を汲みにきている。

お迎え依頼の電話をかける。

平安寺

弓削寺

ラーニングアーバー横蔵
外観
3泊、お世話になる

夕食

夕食後は
宿お勧め、飛鳥川ホタル観賞の夕べ
に誘ってもらう。

ホタルの乱舞を堪能、茂みに止まっていたホタルを
我が掌上でしばし眺め、童心にかえる。

空に瞬く星座群・うっすら横たわる天ノ川・・

季節・天候ともどもラッキー、貴重な自然美への招待だった。
  

3の3

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東海自然歩道№9;神海~養老 3の1

2010-06-27 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野
2009年11月15日(日)~20日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第6回 鳳来寺~香嵐渓
2010年1月31日(日)~2月5日(金)東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城
2010年3月17日(水)~19日(金) 東海自然歩道【東京~大阪】第8回 岐阜;鵜沼宿~老洞峠~千鳥橋~三田洞~神海

===============

東海自然歩道№9;神海~妙法ガ岳~横蔵寺~東津汲
~鍋倉山~上ヶ流~円興寺~関ヶ原~松尾山
~西沢田~養老:3の1



2010年6月14日(月)~6月19日(土)

【往路】6月14日(月)
JR品川 6:34(ひかり)
⇒名古屋 8:21-8:28
⇒大垣 8:59-9:10(樽見鉄道)
⇒神海 9:56

【復路】6月19日(土)
JR新大阪 6:08(ひかり)
⇒品川 9:03

【日程】
6月14日(月)神海駅~妙法ガ岳~横蔵寺⇒ラーニングアーバー横蔵(泊)
6月15日(火)横蔵寺~小津~東津汲~日坂・和佐谷入口
       ⇒ラーニングアーバー横蔵(泊)
6月16日(水)日坂・和佐谷入口~鍋倉山~上ヶ流
~池田・弓削寺⇒ラーニングアーバー横蔵(泊)
6月17日(木)池田・弓削寺~円興寺~関ヶ原⇒大阪(泊)
6月18日(金)関ヶ原~松尾山~西沢田~養老⇒大阪(泊)
6月19日(土)帰宅


【宿】
6月14日(月)ラーニングアーバー横蔵
6月15日(火)  同上
6月16日(水)  同上
6月17日(木)大阪・実家
6月18日(金)大阪・実家

【費用】
交通費
 JR往復  ¥24000
 樽見鉄道   ¥650
 関ヶ原~大阪(往復) 4420
 養老~大阪  ¥2960
宿代
 ラーニングアーバー横蔵 ¥22500(3泊6食)

【歩行】

6月14日(月) 
神海駅10:00~淀坂峠11:40~奥ノ院12:04
~妙法ガ岳12:59~シャクナゲ平14:25
~仁王門跡~横蔵寺本堂15:17~バス停・横蔵寺15:22

【行動時間 5時間22分】 15.8㌔

送迎⇒ラーニングアーバー横蔵 15:30チェックイン(泊)

*****
地形図2・5万
谷汲・美濃神海

*****
樽見鉄道・1両編成
本庄駅で5分停車したとき写す



神海駅 10:00 歩行開始
↓ 
根尾川の流れ
神海橋から


淀坂峠
峠の手前まで延々林道を歩く。
製紙会社所有林あり、送電線巡視路も絡む。

ミニ西国33ヶ所の祠を数えながら登る。


華厳寺奥ノ院

妙法ガ岳
きつい登りをこなしたつもりだが、標高は666mでしかない!


シャクナゲ平
標識が落っこちている

いこいの森
散策路が縦横に入り乱れている。
自然歩道ルートは、迷うことなく明瞭。

仁王門跡


休憩舎がある。宿に、携帯電話でお迎えを頼む。

横蔵寺本堂

バス停・横蔵寺  

送迎⇒ラーニングアーバー横蔵(泊)
ボリュームたっぷり夕食


今日のコースは、アップダウンが多く、結構歩きごたえがある。
汗をひどくかいたのか、雨具の下に着込んでいたTシャツが濡れている。
洗濯機・乾燥機を使わせてもらう。
ハイカーに優しい宿だ。
登山口まで送迎してくれるのも、時間・体力両面で非常に助かる。

サッカーワールドカップ・日本対カメルーン戦23時からTV観戦。

     
==========================================

6月15日(火) 

ラーニングアーバー横蔵 7:00出発
送迎⇒横蔵寺 7:05到着

===
歩行

バス停・横蔵寺7:05~上神原7:14~下辻越(迂回路に入る)8:23
~月尾谷出合9:13~小津集落9:41~小津橋9:50
~小津渓谷10:10~東津汲10:43~久瀬橋11:00~日坂・和佐谷入口12:50  

送迎⇒ラーニングアーバー横蔵 13:15 到着(泊)  

【行動時間5時間45分】 18.5㌔

===
地形図2.5万
谷汲

===

バス停・横蔵寺        

上神原
「東海自然歩道通行止め」の標識がデカデカと3回もでてくる。
あらかじめ「川崎の内藤さん」から教えてもらっていた下辻越のことだ。
予備知識も無いまま、この標識に出くわしていたら私はどうしたろうか。
通りがかった「あまご」養殖池のおじさんの話では「誰も戻ってこない
ところをみると、通れるのだろう」ということだ。

下辻越(迂回路に入る)

長靴に取り付いているヒル2匹を発見、塩を振りかけ、払い落す。

土木事務所で教えてもらっていた迂回路の林道にまわる。
道路沿いの植生を楽しみながら、舗装道路を歩く。
リョウブがやたら目につく。

月尾谷出合


あちこちの畑で、農家の人が働いている。
ジャンボにんにく・・菊花卉園のあぜに植えてある。


軽トラで通りがかった農家のおじさんとヒル談義、
農作物を失敬する猿が出没して迷惑しているそうだ。

月夜谷ふれあいの里


小津集落

ドラム缶を時々たたいて、猿がこないように脅している。

私の黒髪に、なにやらぶら下がっているのは、ヒルじゃございません?
無我夢中で払い落す。
しか~し、こんなチョロイもんやおまへん、最終日の襲来は!!

小津橋
ここで本線ルートと合流する。


小津渓谷
マタタビの群落全盛、渓谷をうずめつくす。
この付近にある「マタタビ橋」命名由来に納得する。


東津汲
雨を避け、バス待合所で早めのランチにする。

久瀬橋

西津汲
食品店に立ち寄り、アイスとあんぱんを仕入れる。
「お寿司もあるよ」とすすめてくれるが、お昼済ましちゃったもんね。
「一人で怖くないかい」と熊出没の心配までしてくれる。

久瀬ダム


久瀬のお地蔵さん


マタタビ

アゲハチョウ

ミツバウツギ


日坂渓谷


夫婦滝


緩い登り坂の舗装道路が続く。
ゴールはまだかな、単調な道に疲れを覚える。

下村
お迎え依頼の電話をかける。
雨が激しく降りだす。

日坂・和佐谷入口
鍋倉山の登山口につく

送迎⇒ラーニングアーバー横蔵(泊)
夕食


3の2

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東海自然歩道【東京~大阪】第8回 鵜沼宿~神海

2010-03-24 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野
2009年11月15日(日)~20日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第6回 鳳来寺~香嵐渓
2010年1月31日(日)~2月5日(金)東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城
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東海自然歩道【東京~大阪】第8回 岐阜;鵜沼宿~老洞峠
~千鳥橋~三田洞~神海


2010年3月17日(水)~19日(金)

《日程》
3月17日(水)鵜沼~上須衛~老洞峠~下芥見
3月18日(木)千鳥橋~三田洞~雛倉
3月19日(金)伊洞~川内~神海



 日程三日間とも、林道や舗装道路が多く山道が少ない。
アプローチシューズで通すことにする。

前回と同じ轍を踏まないよう、ゆとりの歩程を組む。
リュックの荷も一段と軽くする。
ビジネスホテルはコインランドリー完備だから着替えを
持たなくて済む。

  
《往路》3月17日(水)
JR品川6:34(ひかり)
⇒名古屋8:21ー8:35(名鉄特急)
⇒新鵜沼9:09

《復路》3月19日(金)
樽見駅13:28(樽見鉄道)
⇒大垣14:32ー14:41(JR東海道線)
⇒名古屋15:11-15:33(ひかり)
⇒品川17:33

《宿》
3月17日(水)東横イン名鉄岐阜
3月18日(木)東横イン名鉄岐阜(連泊)
       
《費用》
交通費
 行き JR ¥10060
    名鉄 ¥590
宿への往復(2回)
    岐阜バス ¥2360
 帰り
    樽見鉄道 ¥900
    JR   ¥11110  
 ====
宿代
  東横イン 2泊=¥10080
 
==========================================

《歩行》

3月17日(水) 

新鵜沼駅9:10~大安寺大橋9:42~弘法堂~大安寺~日ノ出不動
~各務原公園~多賀坂峠10:39~各務野自然遺産の森~寒洞池11:04
~天狗谷遺跡11:52~清掃センター~三ツ池12:39~上須衛五差路
~老洞峠~焼却場~国道156号~バス停・下芥見14:07
⇒名鉄岐阜駅14:37~ビジネスホテル(泊)

【行動時間4時間57分】 16.5㌔

==========================================

 「各務野自然遺産の森」内を迷わずに、通り抜けることができるか、
が出発前から気掛かりである。



*****
地形図2・5万;岐阜北部・美濃関




*****

新鵜沼駅 9時10分 出発

大安寺大橋
常夜燈


弘法堂

大安寺

標識がわりに日之出不動へ導いてくれる赤いぼんぼりが
道路脇に林立している。


日之出不動

各務原公園

多賀坂峠

各務野自然遺産の森

「ひすい池」を左に見て南に進む

一般の散策路と自然歩道の標識が混在


「遺産の森」出口に自然歩道の標識、
遺産の森を無事、通過する。
ヤレヤレ~~


寒洞池
池の畔で、昼食にする。
通りがかりのハイカーに三ツ池への道順を教えてもらう。



【ショウジョウバカマ】が群生している



天気が良い日は必ず、アチコチ歩きまわっているという人にあう。
杖にすがって、ハアハア荒い息をついている。
もう少し抑えて抑えて~~


会本
「天狗谷遺跡」
素人に分かるように展示説明してくださいな。


清掃センター

三ツ池
緑色の水をたたえた美しい池。
太公望がチラホラ、どっかり腰を下ろして楽しんでいる様子。



上須衛  

団地

老洞峠
車は通行止め
二人連れハイカーに会う

荒々しい岩肌を見せる権現山への登山口がある。

【コブシ咲くこの道、北国の~~  】



国道156号

バス停・下芥見 14:07到着、タイミング良く来たバスに飛び乗る。

下芥見(岐阜バス;名鉄岐阜行き)14:07発

⇒名鉄岐阜駅14:37~ビジネスホテル東横イン(泊)
      
岐阜県に入り、自然歩道の標識が曲がり角に無くて、
少し、あるいは、だいぶ先にあったりする。
地図で現在地をしっかり確認しながら歩かないと、どちらへ曲がるの?
となる。
 

==========================================

3月18日(木) 

《登山口までのアクセス》
東横イン~名鉄バスターミナル
バス停・名鉄岐阜6:35(始発)
⇒バス停・下芥見7:08

《歩行》
下芥見7:15~千鳥橋7:50~古津~松尾池
~白山展望地9:37~最高峰~尾根上の休憩地 
~三田洞弘法前10:54~伊自良コース分岐
~鳥羽川・月野橋~椿洞~才峠~観音橋~村山
~則松14:06~秋沢~雛倉14:45

【行動時間=7時間30分】 24.3㌔

*****
地形図2・5万;岐阜北部・北方・美濃神海



*****

下芥見 7時15分出発

バスを降りて、千鳥橋へは、どこを右へ曲がればよいか、さぁ見当がつかない。
信号待ちしているマイカーに尋ねる。
「次の信号を右折し直進すれば、堤防に突き当たる。
堤防ぞいに左へ行けばよい」いとも明瞭な説明だ。

千鳥橋はもうすぐ。



千鳥橋

古津

長良川展望地
金華山頂上に岐阜城が鎮座している


通ってきた道を振り返る。
長良川に架かる千鳥橋


松尾池へ5分
ここへマイカーを置いて「百々ヶ峰」へ登る人を二人ほど
見かける

白山展望地
御嶽山・乗鞍岳・白山みーんな見えない。


最高峰

尾根上の休憩地
「百々ヶ峰」へ登山道が分岐する

「ここまで200段あった」
ペットボトルだけ持って、ふうふう言いながら三田洞から登って
きた人に会う。

登山道入り口

三田洞弘法前


伊自良コース分岐

鳥羽川・月野橋

椿洞
藤棚の下で昼食をとる。
舗装道路ばかり歩き続けるからかしら、悲鳴をあげはじめた足裏を
モミモミする。

才峠

観音橋

V字形に曲がるよう指示した標識柱を見落としやすい。要注意!

村山
ルートが複雑に折れる。

則松
地蔵祠で雨具を着用する。天気予報がピタリ当たる。

県道を外れ、農道を行く。
バス時刻に間に合わせようと小走りになる

秋沢


雛倉 14時45分到着

⇒宿;岐阜のビジネスホテルへのアクセス

バス停・雛倉(岐阜バス)14:58(岐阜大病院行き)
⇒岐阜大病院15:25-15:30(JR岐阜行き)
⇒名鉄岐阜15:55~東横イン(泊)
  
==========================================

3月19日(金) 

バス停・雛倉へのアクセス

東横イン~バス停・名鉄岐阜(岐阜大病院行き)7:04
⇒バス停・岐阜大病院7:34ー7:39(岐阜バス掛洞宝珠線)
⇒バス停・雛倉8:05

《歩行》
バス停・雛倉8:15~伊洞8:50~鹿穴峠~川内9:37
~国道交差点・明谷入り口10:30~神海駅10:51

【行動時間2時間36分】 10.4㌔

*****
地形図2・5万;美濃神海

*****



バス停・雛倉 8時15分出発

老人ホームまで車道を歩いたが
自然歩道は西側山裾の道だった。

伊洞
「行き止まり」標識に惑わされる。
人は通れたようだが、集落の人に尋ねると車道を行きなさいと
二人が同じ答えなので従う。

↓ 
鹿穴峠

川内
大回りさせるのは支線の伊自良コース分岐があるからだなと納得


明谷渓谷沿いを延々歩く間中、標識が1本も無いので不安になる。


国道交差点・明谷入り口

国道桜並木

神海駅
自然歩道を離脱する。

樹齢1400年の巨樹「根尾の淡墨桜」を一目見るために~。



根尾の淡墨桜

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東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城3の3

2010-02-12 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野
2009年11月15日(日)~20日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第6回 鳳来寺~香嵐渓
2010年1月31日(日)~2月5日(金)東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城

===================

東海自然歩道【東京~大阪】 第7回
愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城3の3
 
2月5日(金)   小雪

《歩行》
レークサイド入鹿8:10⇒送迎;入鹿大橋8:20~鞍馬教会
~県営パイロット農場~四ツ家~国道41号線~白山神社
~熊野神社~大洞池11:52~合流点・県境12:22
~継鹿尾山13:12~寂光院13:38~観音橋~犬山ユースホステル
~犬山橋~犬山城14:50~ライン大橋14:55~新鵜沼駅15:20
⇒帰宅

【行動時間7時間00分】 20.3㌔

入鹿池には早朝からワカサギ釣りの小舟が浮かんでいる。
入鹿大橋まで送迎してもらう。
「お昼用お握りを買うのだったらコンビニに立ち寄りますよ」
と運転手さんは気を利かせてくれる。

ボタン雪が降りしきる中を歩きだす。
雪はちらついたり、止んだりを繰り返す。
歩いているかぎり、寒くはない。


~~~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;小泉・犬山・美濃関


レークサイド入鹿 
      送迎

入鹿大橋  8:20 歩行開始

鞍馬教会

県営パイロット農場

四ツ家

国道41号線
道が複雑に曲がり、地図上のどこを通っているのか
分らなくなる。

カンアオイの花 見っけ


白山神社

熊野神社

大洞池
きれいな緑色の水を湛えている。
お昼ご飯にする、大休止。


合流点・県境
愛知と岐阜の県境。
ネビソ岳から分岐した北回り・南回り自然歩道の合流地点


継鹿尾山
背の低い松が岩がちの山に生えている


継鹿尾山展望台から木曽川・モンキーセンター観覧車・各務原市街
を見る


寂光院本堂


観音橋

犬山ユースホステル

木曽川へ近づいていくカーブに指導標が無い。
前から来たウオーキング婦人に道を尋ねる。
一緒に付いて行くことになる。
川べりの道へ出たところで指導標発見、案内してくれた
ご婦人もホッとしている。


犬山橋
木曽川はさすが大河の風格、中央アルプスの水を集めている
のだろうか。
上流にダムが数多く造られて、石が流れてこなくなったため、
魚にとっては棲みにくい環境になったと散歩中のおじさんは
言う。


犬山城と木曽川
犬山城からライン大橋へ出る小道が塀に隠れて分かりづらい。
体育館を左に見て白い塀の向こう側(城側)に指導標がある。


ライン大橋 

木曽川を渡ると岐阜県になる。
岐阜県側を新鵜沼駅まで歩く。
要所に指導標が無さそうで、気になるところ。
川べりに岐阜県の案内図を見かける。



⇒帰宅

据え膳の数々








これからは、無理のない山行プランで「がんばらない山歩き」に徹しよう・・と自覚する。

【3の1】

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東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城3の2

2010-02-12 | 東海自然歩道
東海自然歩道【東京~大阪】 第7回
 
愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城 【3の2】

2月3日(水)  小雪チラつく

《歩行》
岩屋堂7:37~見晴台8:07~元岩巣~白岩10:03~蛇ガ洞橋12:03~稚児橋~宮刈峠
~山星山~大洞峠~高根山15:07~正伝池15:44~定光寺~城嶺橋16:02
~定光寺駅16:07-16:16(JR中央線)⇒春日井駅16:28
~春日井ステーションホテル16:30(泊)

【行動時間8時間30分】  19.6㌔

昨晩は膝まわりを入念に自己流マッサ-ジする。
その成果か、歩きだしは調子良い。

単独行ハイカー4~5人に会う。
トレーニングに励む人達は、麓の瀬戸市街地から
登ってくるのかしら。


~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;猿投山・多治見・高蔵寺


岩屋堂・角甚 7時37分出発
宿の前を流れる鳥原川


岩屋堂
行基ゆかり


見晴台
瀬戸市街が広がる


春を待つ「ショウジョウバカマ」蕾


元岩巣

白岩
山道に入る標識、高い位置にあり見落としやすい。白岩バス停すぐ側にある。


とある民家のユーモアある立て札
「名勝・見返りの松」  「美人はご注意」


蛇ガ洞橋
この陸橋へ至る手前で道を間違う。左折標識を見落とし、直進してしまう。
国道248号を戻る道すがら、遠くに陸橋を認め「オーあれだ!」と欣喜雀躍する・・チット、
オーバーか


稚児橋
12時半という遅い時刻に出会った男性は、今から岩屋堂バス停(私のスタート地点)まで歩くという。エーッ、足に自信があるんだ。 

ランニングスタイルの男性が空身で登ってくる。
おりしもはげしく小雪が舞い始め、帰ろうかと迷っている。
その割には急ぐふうでもなく、長い立ち話をしたが~~

宮刈峠

定光寺自然休養林が広がる。林床の手入れが行き届いている。
地面に落葉している松の葉がやけに長い。
オリエンテーリングの標識を見かける。


山星山

大洞峠

休業中のホテル
指導標が見つけにくい場所にある

高根山休憩舎


正伝池


定光寺川


城嶺橋・後方に定光寺駅


定光寺駅  

⇒春日井駅:春日井ステーションホテル(泊) 

ビジネスホテルにはコインランドリーがあるので洗濯が楽だ。

夕食は持参のフリーズドライ食品で質素に済ませる。


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2月4日(木)

《歩行》
春日井ステーションホテル5:50~JR春日井駅6:00⇒定光寺駅6:12
~玉野園地6:36~外之原峠~桧峠~道樹山9:21~弥勒山10:15
~内津峠11:30【道迷い1時間】12:30~北山橋~小牧境13:55
~丸山橋14:30~黒平谷橋・八曽キャンプ場~ゲート・もみの木駐車場15:20
~入鹿大橋15:45【送迎】⇒レークサイド入鹿 15:55(泊)

【行動時間9時間33分=道迷い1時間含む】 27.6㌔=道迷い3㌔含む
        
~~~~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;高蔵寺・小泉


春日井ステーションホテル

春日井駅 6:00(JR中央線松本行き)
始発に乗車
↓ 
定光寺駅 6:12 
 歩行開始 

玉野園地
夜が明けきっていない、空にお月さまが見える


外之原峠

シダの葉に雪


森の小道


桧峠

長い丸太階段が続く


道樹山


大谷山
地元のご夫婦に、麓に見えている入鹿池と犬山市街をおしえてもらう
弥勒山まで道連れで歩く


弥勒山展望台
ご夫婦からコーヒーのお接待を受ける。
寒い山上では何よりのごちそうだ。


松の樹に霧氷が付いている


ここに集まってくる小鳥はハイカーに餌を貰いなれている


国道をショートカットするループ階段


内津峠
道迷いのすえ、ここへ戻ったのは1時間後



道迷いの元、この看板に惑わされる
展望台から内津神社まで降りてしまう。
方角がちがうので無線塔まで指導標を確認しに戻ったりしたのは何だったの?
内津神社は東海自然歩道支線の終点だった。



曲がり角のこの指導標に気がつかなかった私のミス、 
展望台は左折(西へ)、自然歩道は右折(東へ)


北山橋

でこぼこ道になると、指導標が間遠になり、不安を抱きつつ進む。
車で来た業者に「この道は行けますか」と尋ねられる。

小牧境
小牧市と犬山市の境界


丸山橋を渡る


黒平谷橋・八曽キャンプ場

八曽自然休養林


ゲート・もみの木駐車場
今晩の宿・レークサイド入鹿へ電話をいれ、20分後に
入鹿大橋へお迎えを依頼する。

入鹿大橋
入鹿池に浮かぶワカサギ釣りの小舟と水鳥


送迎

レークサイド入鹿(泊)
宿から入鹿池と明治村を望む


 道樹山~大谷山~弥勒山は近郊ハイカーのメッカ、
休日は登山道に列をなすそうだ。
きょうも7~8人に出会う。


【3の3】 

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東海自然歩道【東京~大阪】 第7回 愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城3の1

2010-02-09 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野
2009年11月15日(日)~20日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第6回 ;鳳来寺~香嵐渓
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東海自然歩道【東京~大阪】 第7回
 
愛知;足助~昭和の森~猿投山~定光寺~入鹿大橋~犬山城 【3の1】

2010年1月31日(日)~2月5日(金)

《日程》
1月31日(日)自宅⇒豊橋;ビジネスホテル(泊)
2月1日(月)白鷺温泉~千鳥寺~三河広瀬駅~昭和の森
      ~西中山:つどいの丘(泊)
2月2日(火)猿投山~雲興寺~岩屋堂:角甚(泊)
2月3日(水)岩巣~蛇ガ洞橋~定光寺駅
      ⇒春日井駅:春日井ステーションホテル(泊)
2月4日(木)弥勒山~内津峠~入鹿大橋
      ⇒明治村:レークサイド入鹿(泊)
2月5日(金)継鹿尾山~犬山城⇒帰宅








《往路》
1月31日(日)
JR品川18:40(ひかり)
⇒豊橋19:59
~ビジネスホテル(泊)
2月1日(月)
ビジネスホテル5:40
~豊橋5:53(名鉄)
⇒東岡崎6:15-6:41(名鉄バス)
⇒バス停香嵐渓7:43

《復路》
2月5日(金)
新鵜沼 15:53(名鉄)
⇒新名古屋16:34-名古屋16:58(JR)
⇒品川19:39  
     
《宿》
1月31日(日)豊橋;東横イン
2月1日(月)西中山;つどいの丘
2月2日(火)岩屋堂;角甚
2月3日(水)春日井駅;春日井ステーションホテル    
2月4日(木)明治村;レークサイド入鹿
      
《費用》
交通費
  行き JR  8700円
     名鉄  890円
     バス  800円
  帰り 名鉄  590円
     JR 10050円
  ---------
宿
 東横イン 4300円(素泊まり)
 つどいの丘 6772円(2食付)
 角甚    10000円(2食付)
 春日井ステーションホテル 5250円(素泊まり)
 レークサイド入鹿 11584円(2食付)

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《歩程》
 
2月1日(月)    

バス停・香嵐渓7:43~香嵐渓ビジターセンター7:58
~足助大橋~小原橋~白鷺温泉8:43~雲晴橋~大国橋・大島9:40
~山中町10:28~千鳥寺11:33~勘八山12:23~鎮平橋~猿投グリーンロード
~広瀬城跡13:45~三河広瀬駅14:07~広梅橋14:08~いっぷく峠~昭和の森交流館16:05
~西中山;つどいの丘17:25(泊)

【行動時間9時間42分】 31.5㌔

 白鷺温泉近くで地元のおじさんと立ち話に興じる。
『来月、らんぼうさん達とマチュピチュを歩く。
 岩崎元郎さんを地元の山へ案内したこともある。
 これから学校へ植林指導に行く。』とか~

民家の庭先を通り、元山中峠へ入る山道を探す。
正しいルートではなさそうだが、物干し台をくぐって、薄い踏み跡をたどる。
2~3軒向こうの縁側から「そこをまっすぐ登りなさい」と声がかかる。
ここは分りづらい道だ。

天気予報通り13時頃から雨が降りはじめる。
グリーンロードを過ぎたあたりにある地蔵堂祠で雨宿り、座って休ませてもらう。
お地蔵さん、ちょっくら御免なすって~

「昭和の森」山中は指導標とおり忠実に辿る。
思ったより時間を食う。
膝が痛くなってくる。
雨の中、地図を出すのがおっくうで、ろくに見もしない。
どこを通っているのやらさっぱり分らない。
池を過ぎ第5駐車場から419号線へ出るのだが、自然歩道はここから又、山越えを強いる。

419号線に出た地点で自然歩道を離脱し、宿に向かう。

   
~~~~~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;足助・豊田北部






バス停・香嵐渓 7:43 出発

香嵐渓ビジターセンター

足助大橋

小原橋

白鷺温泉

広大な竹林が広がる


大国橋・大島
指導標の形が変わる。あやうく見逃すところだった。


高圧線鉄塔が林立している
あそこへ向かうのだ。


山中町
民家の庭木


猪ヨケの柵
人をも拒否しているかに見えて、ウロウロ入り口を探す。
畑仕事している人にお尋ねして又ここへ戻る。


千鳥寺
雨が落ちてくる。カメラを仕舞い込む。

勘八山

鎮平橋

猿投グリーンロード

広瀬城跡

三河広瀬駅

広梅橋

いっぷく峠

昭和の森交流館

西中山;つどいの丘(泊)

休憩をあまりとらなかったからか、日頃のトレーニング不足か、体重リバウンドのせいか、はたまた加齢のせいか、それら複合原因だろう、膝に痛みがきてしまう。
明日、明後日、明々後日、その次の日まで、歩けるかが問題だ。

濡れた雨具・リュック・靴を乾かし、衣類を洗濯して暖房ヒーターで乾かしたり、雨にあうと後始末する仕事が増える。 

膝のケアをする前に眠くなり、寝てしまう。
 
   
==========================================

2月2日(火) 

つどいの丘7:30~棒の手会館~猿投神社前8:11~大悲殿東昌寺8:17
~御門杉~休憩舎~舗装路・西宮分岐~東の宮10:05~猿投山10:28
~赤猿峠~雲興寺13:48~岩屋堂:角甚15:30(泊)

【行動時間8時間00分】16㌔

 宿泊した‘つどいの丘”からは大池の側を通ると猿投神社は近い。

歩き始めから、膝に違和感がある。
左右交互にくる。
頻繁になでさすり、なだめすかしつ、一日何とかもたせる。

猿投山⇔雲興寺間は地元ハイカー格好のトレーニング場らしい。
愛知県人の県民性だろうか、皆さん気さくに話しかけてくる。

去年古希を迎えたという瀬戸市在住の方は、月10回ほど猿投山まで自宅から往復するそうだ。
話がはずみ、みかんをも、いただく。


~~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;豊田北部・猿投山


つどいの丘  7時30分出発
猿投山が見える


棒の手会館

猿投神社


大悲殿東昌寺
彫りの深いお顔の観音様、雨ざらしにもかかわらず石像は少しも傷んでいない。


トロミル水車
昔は瀬戸焼きの陶土を砕くのに使った

御門杉

休憩舎

舗装路・西宮分岐

猿投神社界隈のうっそうと茂る自然林、雑多な樹木が混在し、見上げるばかりの樹高だ

ケヤキも生えている


東の宮


猿投山
単独行ハイカー5~6人に出会う


赤猿峠
遠望きかず。

雲興寺

立派な鐘楼


瀬戸市自然児童遊園地
「東海自然歩道通行止め」の立て札がある。


岩屋堂:角甚(泊)

宿の外壁を飾る瀬戸焼陶板
図柄は「徳川時代瀬戸陶器作り一連の作業」とある
 





通行止め区間は「知らんかったなァ」!  ほんとに?
土地所有者はゴミポイ捨てに立腹し、立ち入り禁止になったもよう。

床の間の活花をめでつつ、TVサッカー観戦

宿の人はハイカーを気持ちよくもてなしてくれる。
豪華夕食を完食する
鱒あらい・牛鍋・うなぎ蒲焼・豚らふてー
デザートは西瓜 


3の2

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東海自然歩道【東京~大阪】第6回 ;鳳来寺~香嵐渓 3の3

2009-11-29 | 東海自然歩道
東海自然歩道【東京~大阪】第6回 ;鳳来寺~香嵐渓 3の3

11月20日(金) 

段戸湖;きららの里6:15~五六橋~富士見峠8:45
~寧比曽岳8:53~筈ヶ岳分岐9:44~金蔵連峠11:05
~綾渡・平勝寺12:54~山ヶ谷~有洞14:07
~安実京14:24~香嵐渓・待月橋15:08
~バス停香嵐渓15:20⇒帰宅

【行動時間9時間05分】

~~~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;寧比曽岳・足助



~~~~~~~~~~~~~

きららの里
  
早朝4時、調理棟で湯を沸かす。
天上を見上げれば、星座がクッキリ。

空が明るむのを待って、6時15分に出発する。

段戸湖


自然歩道は原生林の森を通る。

ツガ                     ホオノキ
 

丸太桟橋に角材を打ち付けて、滑らない配慮をしてある。親切だ。


ホオノキの落葉が散り敷く


段戸裏谷の原生林


五六橋

この階段を登りきると富士見峠


富士見峠;木立に囲まれて富士山は見えない


寧比曽岳
ベンチは霜で真っ白、足助の町並みが見える

寧比曽岳山頂にある休憩舎;新しく、広々したログハウス、テント泊にもってこい

東海自然歩道;恵那コースがここ寧比曽岳から分岐している

御嶽山;寧比曽岳から

聖岳・赤石岳;寧比曽岳から

富士山;寧比曽岳から


↓森林資源運搬に供すのか、林道が網の目状に発達している。

筈ヶ岳分岐
防火帯


金蔵連峠


↓小さいアップ・ダウンを幾度も繰り返す。
 脚が悲鳴をあげている。

三河杉・美林帯のど真ん中を、自然歩道は通る


綾渡民家の庭木
ウメモドキ

ピラカンサ

トキワサンザシ

冬桜


平勝寺


綾渡から後は舗装林道歩きだと思いきや、又もや山越えがでてくる。

山ヶ谷

有洞;サワラ大木


↓今度こそ最後の山道を下り、変電所横に降り立つ。
安実京


香嵐渓
三州足助村


紅葉オンパレード






バス停・香嵐渓    

↓バスは定刻に発車するが紅葉渋滞でノロノロ運行。

==========================================
舗装道路歩きが殆どない区間だった。
山道をうまくつないで、自然歩道コースに設定してある。 


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3の1

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東海自然歩道【東京~大阪】第6回;鳳来寺~香嵐渓 3の2

2009-11-28 | 東海自然歩道
東海自然歩道【東京~大阪】第6回;鳳来寺~香嵐渓 3の2

11月18日(水) 

山びこの丘8:00(送迎)⇒仏坂トンネル入り口8:18~四谷8:44
~かしやげ峠9:16~鞍掛山10:24~障子岩~御殿岩11:23
~岩古谷山13:13~堤石峠14:05~和市14:25
~池葉守護神社15:06~田口;奥三河総合センター16:10(泊) 

【行動時間7時間52分】

~~~~~~~~~~~

地形図2.5万;海老・田口

~~~~~~~~~~~~

山びこの丘  8時00分出発
↓送迎
【四谷の千枚田】 送迎途中、昨日と同じポイントで写す


仏坂トンネル入り口
車を降りて、ここから歩き始める

四谷:鞍掛山登山口


四谷集落最後の民家でおばさんに、厚かましいお願いをする。
「空きペットボトルがあれば、分けてください」と・・
私と同じ年代のおばさんは、快く聞き入れてくださる。
1本で足りるの?と、水を満たして渡してくれる。
一人だから気をつけていきなさいと身を乗り出して見送ってくれる。

ありがたや、ご親切に深謝し、命の水を押し頂く。

実は、宿を出る前に、購入し忘れたのだ。
教訓;水は前日に準備しよう。

かしやげ峠


鞍掛山


障子岩

下界に田口集落を見る


御殿岩
5人グループが見晴らしを楽しんでいる。

展望が開ける


樹間から岩古谷山をすかし見る


岩古谷山

大展望;岩古谷山から

岩古谷山から今晩の宿を見下ろす


↓カップルがのんびりティータイムをとっている

↓トドメは垂直にちかい鉄梯子をくだり、岩古谷山を無事クリアーする。

↓夫婦連れとすれちがい、立ち話をする。

堤石峠


和市
宿まで行く「田口行き」バス停がある。
30分後に来るバスに乗ろうか、どうしようかと躊躇するが、
寒い中、待つのもなぁと歩き続けることに~~。

池葉守護神社への登り口が分かりづらい。
近所のおじさんに教えてもらう。

3人組が下山してくる。
「今から登るの」と声あり。
遅い時刻なのに・・と向こうも私も思いは同じ。

池葉守護神社
陽が傾くからと、参拝せず素通りする


「田口まで1.4キロ」指導標地点で自然歩道から離脱し、車道を行く  

奥三河総合センター(泊)16時10分到着

部屋から岩古谷山が見える


併設のレストランで夕食をいただく。

夕定食は豚カツ・さば味噌煮などボリュームたっぷり
なのが嬉しい。

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11月19日(木)

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奥三河総合センター7:28~福田寺8:03~松戸橋8:40
~大名倉9:46~宇連11:54~峠~段戸湖;きららの里14:00(泊)

【行動時間6時間32分】

松戸橋を渡り、豊川沿いに右岸を辿る。
フカフカ落葉が散り敷く、足に優しい散歩道だ。

大阪から東海自然歩道を歩き続けている人に出会う。
同好の士ゆえ、情報をいろいろお聞きする。

1ケ月前、愛知県に上陸した18号台風による山崩れ箇所は、
手回しよく通行できるようにしてある。

森林資源を活用した丸太桟橋で小沢を何回も渡る。
この丸太桟橋は、ツルツル滑って危険なことこの上ない。
このあと通った段戸裏谷で見かけたのは、丸太桟橋に角材
を滑り止めとして打ち付けてある。
この方法はグッド!サッサッ、ストレスなく歩ける。

本谷から離れ、沢音が遠ざかると一変して登り坂が続く。
周りは1000m級の山々が連なる。

宿にはチェックイン14時、きっかり到着。


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地形図2.5万;田口・寧比曽岳

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奥三河総合センター  7時28分 出発


福田寺


松戸橋


豊川沿い


大名倉
茶の花・実


洞穴、調査かな


ツルツル滑る「丸太桟橋」が次々あらわれる


宇連
寒狭山登山口





段戸湖;きららの里(泊)14時到着


宿は標高900mにある。
夜はストーブにかじりついて暖をとる。

きららの里
http://www.city.toyokawa.lg.jp/enjoy/200512200025.html
 
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