登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

静岡: 池口岳

2007-03-01 | 静岡の山
2003年10月30日(木)~31日(金)

《往路》 30日(木)JR新横浜11:53⇒ 豊橋13:08⇒ 平岡14:51・・民宿(泊)

《歩行》 31日(金) 民宿4:30・・ ⇒ 登山口5:30~山の神6:00~面切り6:10~黒薙7:30~ザラ薙平8:45~池口岳北峰10:15~池口岳南峰10:45~池口岳北峰11:15~ザラ薙平12:25~黒薙13:15~山の神14:00~登山口14:35=行動時間9時間05分

《帰路》池口岳登山口・・ ⇒ JR平岡17:11⇒ 豊橋21:18⇒ 新横浜21:26



カラマツ林からシラビソ原生林に変わる。
ふかふか落ち葉が、それでなくても薄い踏み跡を隠している。
樹木に付けられたペンキやテープはたくさんある。

光岳が近い。文字通り、光る岩で識別できる。

乗車したJR飯田線・豊橋⇔平岡間は山岳鉄道の趣、小海線と似ている。
車掌の車窓ガイドつき。
いわく、『清流・天竜川、本長篠合戦場、川を渡らぬ鉄橋、長さ5063mの天竜トンネル、1300年の歴史ある湯谷温泉』などなど・・

【手前は加加森山、中段が光、奥は右から茶臼・上河内】


【手前は加加森山、奥は右から茶臼・上河内】


【左から聖・兎・中盛丸・赤石・荒川】


【池口岳南峰】


【池口岳北峰】


【池口岳北峰】 池口岳南峰から振り返る


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静岡:沼津アルプス【徳倉山~鷲頭山~大平山】

2007-02-09 | 静岡の山
2004年4月9日(金) 

《往路》JR沼津駅8:44  ⇒八重坂峠登山口9:05

《歩行》八重坂峠登山口9:05~徳倉山~鷲頭山~大平山~多比口峠~バス停・多比14:10=行動時間5時間5分

《帰路》バス停・多比 ⇒ JR沼津駅



富士山と駿河湾の眺めが抜群。
南アルプスは雲の中。

過保護すぎるほどロープがある。
散り始めの桜大木のもとでゆったりランチ。
ウバメガシの林が続く。
案内板が行き届く。
下山口からバス停へは舗装道路上に道しるべのペンキ印がある。
『沼津港にグルメ街あり』の案内に誘惑される。

【ウバメガシの林】
 

【小鷲津山からの眺め】

  
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静岡:地蔵峠~雪見岳~熊森山~長者ヶ岳~天子ヶ岳

2006-06-04 | 静岡の山
2006年6月2日(金) 

コース・到着時間:朝霧グリーンパーク4:10-毛無山登山口4:40-毛無山分岐4:50-地蔵峠6:29-金山6:50-雪見岳7:16ー猪之頭峠7:47-熊森山8:16-湧水峠9:02-長者ヶ岳10:30-天子ヶ岳11:10-林道出合12:26ーバス停・白糸の滝入口13:15=合計9時間05分



朝起きてすぐ温泉につかる。
今日は長丁場なので、外がやや明るくなったのをみて出発する。

毛無山は通らず、沢沿いに地蔵峠をめざす。
飛び石伝いに、川を幾度も渡り返す。

曇り空のせいか、森の中が暗いのか、オートで写真を撮る度にフラッシュが光る。

地蔵峠は四差路になっている。
それぞれ下部温泉・毛無山・長者ヶ岳・麓集落へ通じている。



笹は刈り払いしてあり、テープ・赤ペンキ・道標は完璧。
地蔵峠から一投足で金山に着く。
名前からして、金鉱石が採掘された山なのかな。



ブナの若緑が広がる樹林。


雪見岳からはシラビソが目に付く。



ぐんぐん下ると、林道が通じている猪之頭峠。


つぎのピークは熊森山、意図的に熊鈴を鳴らしながら登る。


深い森の奥は原生林の趣


ヒメシャラ・ミズナラ・ブナ・リョウブ混交林


登山道は山梨と静岡の県境をなしている尾根についている。
境界見出標石が間隔をおいて埋設してある。

笹にかわり、林床にユキザサやマイズルソウが咲く道になる。

多分、地元高校生が付けてくれたであろう樹幹の赤ペンキ、こうも頻繁だと興をそがれる。
でもそのお陰で歩く人が多くなり、踏み跡がはっきり付いたのかも。

湧水峠を高圧線が通っている。


東電巡視路と登山道が3回ほど交錯する。
最初、鋭角に曲がるところは東電の標どおり行く。

ミズナラが大きな葉を茂らせている。


丸太の階段を2度登ると長者ヶ岳山頂に飛び出る。
富士山は隠れて見えない。


天子ヶ岳まではゴヨウツツジのプロムナードである。
花はあらかた終わり、地面に落花している。


天子ヶ岳で県境尾根と赤ペンキに別れ、急降下する。
杉の植林帯を延々歩き、サクランボが落ちている桜並木を通る。

ゴヨウツツジあるいは桜が咲く時分にはハイカーで賑わうだろう。
きょうは全コースをつうじ、誰にも会わない。

山道が終わり、舗装道路になると、案内が少ない。
バス時刻にぎりぎりなので、道を間違わないよう地図を何度も見ながらやっとこさ「白糸の滝入口」バス停に着く。

【笹の花】


【コガクウツギ】


【イワカガミ(白)】


【ハウチワカエデ】


【フジベニウツギ】


【ツリバナ】


【オトコヨウゾメ】


朝、スタートした朝霧グリーンパークをバスは通過する。車だと、ものの10分とかからない距離を、9時間かけて歩いた。


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静岡:毛無山~雨ヶ岳

2006-05-22 | 静岡の山
2006年5月21日(日) 

コース・歩行時間:バス停・朝霧グリーンパーク入口(0:27)麓山の家(0:41)不動の滝(2:01)毛無山(1:30)雨ヶ岳(0:53)端足峠(0:47)バス停・根原=合計6時間19分

             

毛無山を見上げながら9時頃歩き出す。
カメラと三脚を抱えた夫婦が撮影を終えて下山してきた。

登山口でみかけた民家の門。


庭先に咲く花


さしもの「不動の滝」が新緑に負けそう


5合目ぐらいからガスがたちこめて、まわりが見えない。
単独行の男性が続々下山してくる。
頂上は寒くて晴れるまで待っていられないそうである。

岩勝ちの急登をこなし毛無山に着く。
昼時なので、まるで黒山の人人人が座り込んで食事をとっている最中。


2組が草原でお弁当を広げている。


逆方向から来たパーティに笹藪状況を尋ねる。
「刈り払いしてあるし、テープもついているので心配ない」
と親切に教えてくれる。



ガス・時々晴れになってくる。



山中なのに賑やかな声が聞こえる。
雨ヶ岳頂上でツアー御一行さまが休憩している。
竜ヶ岳を通ってきたという。


富士山の広大な麓が見える。



鮮やかなミツバツツジ


雨ヶ岳の急坂を下る。
端足峠でツアー落伍組3人が待っていた。

正月に「ダイヤモンド富士」が見られる竜ヶ岳まで、峠からピストン2時間。
時間的余裕はある。
足が疲れているので諦める。













バス待ち時間潰しに「道の駅」へ、トボトボ向かう。幼児3人を乗せた若いお母さんの運転する車が停まり、私を乗っけてくれた。好意に甘えて温泉まで行って貰う。茹だるほど温泉につかり、ざるそばを食べる。食堂の人も、とても感じが良い。冷たい水を3杯もお替りする。富士宮市民の篤い人情にふれた旅はかくして終わる。


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