登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

栃木:那須【三本槍岳~朝日岳】

2007-05-25 | 栃木の山
2007年5月23日 

《往路》 JR上野駅05:36 ⇒ 大宮6:12 ⇒ 宇都宮7:37⇒ 黒磯 8:28-8:45(東野交通バス・那須ロープウェー行き)⇒バス停・大丸温泉9:37

《歩行》バス停・大丸温泉9:37~旭・北湯入口9:53~北温泉10:08~【中ノ大倉尾根】赤面山分岐12:21~熊見曽根分岐12:32~三本槍岳13:05~北温泉分岐13:28~熊見曽根14:00~朝日岳14:16~峰ノ茶屋跡14:50~牛ヶ首15:15~殺生石分岐16:42~休暇村スキー場17:00~大丸温泉17:20~【車道を歩く】バス停・湯本温泉18:25=行動時間8時間48分

《帰路》バス停・湯本温泉19:00(東野交通バス)⇒ JR黒磯19:30ー19:31(JR東北本線 )⇒ 宇都宮20:38 ⇒ 赤羽22:01 ⇒ 渋谷22:21



シロヤシオは咲いているかな。
このところ寒い日が続いているので、標高が高い尾根筋にはシロヤシオの花は見られない。
ミネザクラがあちこちで咲いている。

牛ヶ首から殺生石へはむかしの修験道という。
湯の香りがするので崖下を見ると、“秘湯”が湧き出ている。
入りたい気持ちを抑え、入浴は次回のお楽しみにとっておく。

栽培しているのか、と見まがうほどヨモギが群生している。
ひとかたまり頂く。(ヨモギ団子をこしらえた・・後日談)

殺生石まで歩く予定を、休暇村スキー場分岐の看板を見て楽な方に変更したのが大間違い。
大丸温泉で終バスに乗り遅れる 

私と同じく、乗り遅れたおばさんと連れもて、湯本温泉まで車道を1時間歩く。
おばさんは、ロープウェーで茶臼岳を往復し休暇村温泉で入浴してきたという。

湯本温泉では、バス待ちの間に“鹿の湯”で、カラスの行水 

JR黒磯駅で、バスを降りて、1分で電車に乗り込む早業 

【新緑、山 笑う】


【シロヤシオ】 北温泉から登り始めると早速シロヤシオの歓迎を受ける


【シロヤシオ】 登山口で会った人は、まだ咲いていないと言っていたけど・・


【シロヤシオ】 中ノ大倉尾根のシロヤシオ大行列は、まだ時期が早すぎて見られない
 

【アカヤシオ】


【ハウチワカエデの花盛り】


【ミネサクラ】 マウントジーンズスキーリゾートからゴンドラで来た人達に大勢会う。お目当てのシロヤシオには、1週間早すぎたねとお互いを慰めあう。


【ダケカンバ】 後ろに三本槍岳


【朝日岳の山容】


【三本槍岳】後ろの赤崩山も登行意欲をそそる。最奥に、二岐山


【三本槍岳の山容】


【流石山~三倉山へ延びる稜線】三本槍岳から


【最奥、はるかに男鹿岳~大佐飛山~日留賀岳を眺める】


【左から朝日岳・茶臼岳】


【清水平】 湿原に木道がのびる


【朝日岳の山容】爆裂火口には一木一草もない


【朝日岳頂上】後ろに茶臼岳


【茶臼岳の山容】


【牛ヶ首までは到る所、火山性噴煙が噴出している】


【茶臼岳を見上げ、噴煙のすぐ横を通る】


【昔の修験道という】


【秘湯発見】 急な崖をかなり降下しないと入浴できない


【滔々と流れる温泉】 温泉の硫黄臭があたりに漂う


【満開のミネザクラ街道が続く】


【オオカメノキ】固い蕾


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栃木:日光【禅頂行者みち:茶ノ木平~薬師岳~夕日岳~地蔵岳】

2007-05-18 | 栃木の山
2007年5月16日(水) 

《往路》 JR品川 04:34 ⇒ 西日暮里 5:05 ⇒ 北千住 5:11-5:46 ** 5:15発に乗り遅れる  ⇒ 東武日光 8:11-8:16(バス) ⇒ 中禅寺温泉 9:00

《歩行》中禅寺温泉9:06~茶ノ木平10:00~細尾峠11:11~薬師岳11:58~夕日岳13:32~地蔵岳14:15~林道終点15:21~古峰原神社16:11=行動時間7時間05分

《帰路》古峰原神社16:30(マイカーに便乗)⇒東武・新鹿沼駅17:00-17:11 ⇒ 北千住 ⇒ 渋谷



乗り換えの北千住駅で もたつき、以降の電車・バスが狂ってしまう。
黒檜岳へ登るつもりだったが、戦意喪失。
“禅頂行者みち”のアカヤシオ観賞に変更する。

バスで通る“いろは坂”から、ちらちら見える男体山には残雪がある。
茶ノ木平から見る太郎山や女峰山にも雪がたっぷり残っている。

アカヤシオは殆ど散ってしまっている。
アカヤシオお目当てと思われる人が相当歩いている。
細尾峠まで車で来て、ピストンしている人が多い。

のんびり歩き通し、古峰原神社でバスを待つ。
車で通りがかった夫婦連れに、乗っけてもらうことができ、最後はラッキーで終わる。

【男体山】


【白根山と中禅寺湖】


【中央が女峰山】


【薬師岳】 後ろに男体山


【“行者みち”にふさわしい祠】


【夕日岳】


【地蔵岳】


【アカヤシオ】


【アカヤシオ】


【アカヤシオ】


【鮮やかな新緑】


【シロヤシオ】


【シロヤシオ】


【オオカメノキ】後ろに社山


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栃木: 男鹿岳

2007-02-08 | 栃木の山
2004年4月16日(金) 

《歩行》 栗生沢テント(標高836m)4:50~オーガ沢橋(標高1200m)6:00~男鹿峠(標高1259mここから尾根に取り付く)7:30~男鹿岳9:10~『往路を戻る』~男鹿峠10:25~栗生沢テント12:30=行動時間7時間40分

明日登る七ヶ岳登山口へ移動⇒ ・・“夢の湯”入浴・・ 舘岩村ドライブイン・テント設営(泊)



栗生沢から積雪の林道を10kmほど歩く。
尾根に取り付くと笹藪が雪に隠れ、歩きやすい。
時期がピッタシ。
藪こぎは数ヶ所のみで済む。
山頂標識・三角点とも雪の中、木の幹に山名が赤ペンキで書いてある。
山頂からは目の前に那須連山が連なる。

帰路も自分達の踏み跡をたどり、あっという間に林道に降り立つ。
但し、ここからが正念場である。
ながいながーい雪に埋もれた林道歩きを辛抱強くこなす。

【雪に埋まる林道を延々2時間半アルバイトする】


【尾根にのる】



【男鹿岳】 標識は雪に埋もれている


【男鹿岳頂上の様子】


【男鹿岳下りから日留賀岳・大佐飛山を振り返る】



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栃木: 高原山(釈迦ヶ岳)

2007-02-08 | 栃木の山
2004年4月18日(日) 

《歩行》 鶏頂山スキー場6:00~鶏頂山7:30~釈迦ヶ岳8:45~『往路を戻る』~鶏頂山スキー場11:00=行動時間5時間

《帰路》 鶏頂山スキー場11:00⇒ ・・“かたくりの湯”入浴・・JR大宮駅16:20



今回、5座登ったが、今日初めて単独行に出会う。

山頂からの眺望抜群、日光連山・鬼怒川温泉・関東平野など等。

登山口のスキー場には、地元の人が山菜を採りにはいっている。

【釈迦ヶ岳】


【左から至仏山・燧岳・会津駒】 釈迦ヶ岳から


【鶏頂山】


【釈迦ヶ岳の山容】 鶏頂山から


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栃木:日光:社山~黒檜岳

2006-06-12 | 栃木の山
2006年6月11日(日) 

コース・到着時刻:バス停・中禅寺温泉9:16ー狸窪10:04ー阿世潟10:29-阿世潟峠10:51-社山11:51-黒檜岳14:36-黒檜岳登山口15:59-クリンソウ群生地16:12-バス停・千手ヶ浜16:25=行動時間7時間09分



黒檜岳の雪解けを待ち、千手ヶ浜に咲くクリンソウも楽しめるこの時期を選ぶ。

予報が外れ、しとしと一日降り続く。
周りの景色は何も見えない。

社山は3グループがかち合う。ピストン2組、大平山から来た1組。


社山~黒檜岳間は、私にとって中々、手強かった。
道が細くなる、尾根を外す、テープがない、なかなか登りに転じないなど「これはおかしい」と思って確実な地点まで戻る。
そんなことを5回ほどやって、なんとか生還できた。

中間地点で逆方向からやってくる4人グループに会ったのは、道を探している時だった。日曜日だとこんな幸運がある。
この先のルート状況を訊く。芳しい返事ではない。
当方のことを、心配している様子ありあり。

ルートを外して、戻っている時この指導標に出会う。


尾根ルートでマイテープを巻きつけつつ半信半疑で登っている時、あった標識。


笹原の道



黒檜岳が真近になると、テープの類が賑やかにぶらさがる。
林床と登山道が一体化したかのように見え、「どこを歩くの?」という感じだから
むべなるかな。
おだやかな山容が想像できる緩い登りでシラビソに囲まれた頂上に着く。


シャクナゲ・ゴヨウツツジが多い。花期は終わっている。


雪に埋もれるため、しなるゴヨウツツジの幹
 

ズミが咲く中禅寺湖畔に降りてくる。


千手ヶ浜はクリンソウの花盛り




クリンソウに混じり、サクラソウも咲いている。


ラッキーが5回重なったおかげで最終バスに間に合う。ルートファインディングは、まだまだお粗末


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栃木:日光【薬師岳~大木戸山~三ノ宿山】

2006-05-13 | 栃木の山
2006年5月12日(金) 

コース・歩行時間:バス停・中禅寺温泉(0:41)茶ノ木平(1:04)細尾峠(0:40)薬師岳(1:27)丸山(0:29)大木戸山〔0:26)三ノ宿山(1:13)P1047.7m(0:44)民家(0:05)バス停・やしおの湯=合計6時間49分

              

標識が整備されていない山域の下見について行く。
4日前に登った同一コースで薬師岳まで歩く。
白根山がくっきり姿を見せている。


カラマツの芽吹きが目に心地よい。


細尾峠には登山者の車が6台あった。
この内、3台の人とは三ノ宿山手前で行き交う。




薬師岳からは特徴ある山容の高原山(鶏頂山と釈迦ヶ岳)が望める。
隣の夕日岳が伸びやかな稜線を描いている。




薬師岳から三ノ宿山まで「アカヤシオ街道」が続く。
今が盛りと咲いている。




谷をうずめ尽くす若緑色に目をうばわれる。


この時期アカヤシオを求めて歩く人が多いのか、踏み跡はしっかりある。
丸山、大木戸山とアップダウンを繰り返す。




名残りのカタクリが咲いている。


小さな石の祠を2基やりすごし、急坂を登り詰めると三ノ宿山だった。


ミツバツツジ、シロヤシオの花に見とれ疲れを忘れる。




地形図で現在地を確認しながら、P1047.7mまで順調に来る。


檜植林帯脇をはずさないように下る。
踏み跡はなくなる。
磁石を「やしおの湯」に合わせて歩く。
右に沢がある平坦地に出る。
ガードレールと民家が見え、花を刈り集めているおじさんに出会う。
この人に聞いたところでは、道はひとつ西寄りの尾根の方がはっきりしているという。

下山した地点に山中でみかけたのと同じ標識がくくりつけられている。
あながち、ミスルートという訳でもないようで、釈然としない。
「やしおの湯」に着くと、待つまでも無くバスがきたので入浴は断念する。

アカヤシオと新緑に堪能する。歩き甲斐があるコース。


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栃木:日光・禅頂行者みち【茶ノ木平~薬師岳~夕日岳~地蔵岳】

2006-05-09 | 栃木の山
2006年5月8日(月) → 

コース・歩行時間:バス停・中禅寺温泉(0:56)茶ノ木平(0:09)明智平分岐(0:47)細尾峠(0:45)薬師岳(1:24)夕日岳(0:09)三ツ目(0:33)ハガタテ平(0:29)林道出合(0:38)バス停・古峰原神社=合計5時間50分


                 


そろそろ雪が消えた頃かなと、日光でも標高の低い山を選んで、小手調べがてら歩く。
おりしもアカヤシオの花時、平日にもかかわらず6組に行き会う。
「去年はアカヤシオが両側に咲き誇り、花のトンネルだったが今年は少なくてがっかり」だそうである。

中禅寺温泉へ行くバス車窓から途中通る「いろは坂」のもみじ芽吹きを観賞する。
紅葉に勝るとも劣らぬ若緑に圧倒される。

茶ノ木平へは中禅寺湖畔から取り付く。
男体山や白根山を樹間からチラチラ眺める。
明智平までピストンするという夫婦が一服していた。
今日のコースの最高地点・茶ノ木平まで登ると眺望が広がる。


文字通り、残雪たっぷりで真っ白な白根山




自然林が広がる中、下生えの笹を分けて進む。


冬枯れの林で、アカヤシオはひときわ鮮やかに映える。


修験者がその昔歩いた行者みちにたたずむ石像




林道が通っている細尾峠へ、ぐんぐん高度を下げる。


薬師岳に着くころから、小雨がぱらつきだす。
濃い霧がたちこめ、あたりが真っ白になる。




雨はきまぐれに降ったり止んだりしている。
濃霧は晴れる気配がない。
さえぎるものなしの夕日岳頂上なのに、ガスではお手上げである。


夕日岳からすぐの地蔵岳は気がつかずに通り過ぎた。
ハガタテ平から派手な沢音を聞きながら下る。
苔むした石や倒木が転がる湿った道にイチリンソウが群生している。





路線バス停留所がある古峰原神社には大駐車場が設けてある。
旅館も2軒ある。
大祭の時などは賑わうのだろう。


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