KATOのキハ35M車ですが、モータを納める関係でT車とは床下表現がどうしても異なってしまいます。そこで、M車(左)とT車(右)の床下を比べてみました。
←運転席
運転席→
以前のNゲージのM車だと床下が大雑把に表現されていましたが、T車とほとんど差がないくらい詳細に表現されていてびっくりしました。
車体をはずし、下回りを比較してみます。M車ではイスが省略されています。M車の場合、車体を載せると、床面がすぐ窓下まできてしまうので、イスを表現するのは難しいでしょう。
上側がT車、下側がM車
車体を外したときに何か違和感がありました。M車の車体の方がやや重たいのです。何故だろうと思いましたが、理由はすぐにわかりました。M車の屋根裏には金属板・重りが付いていますが、T車には付いていませんでした。その分、T車が妙に軽く感じました。
重りがないT車体
なんでT車には重りがないのかわかりません。もしかしてエラー?キハ30が入線したら確認してみようと思います。
折角なのでカプラー部位を外してみました。アーノルドに換装する場合には一度取り外さないと交換できません。
カプラー部位を外したところ
キハ35どうしを連結させてみました。
さて、気動車の楽しみ方として、やはり色々な形式が入り乱れた編成の運用があろうかと思われます。ところが、今回のキハ35はKATOカプラー密着自連系なので、TOMIXが主たる弊社線で運用する際には工夫しなければなりません。
試しにTOMIXのキハ25と連結させてみました。撮影のためちょっと強引でしたが、実際に走らせることが出来そうです。カプラーが壊れないか心配ですが、しばらくこれで運用しようかとも思います。
キハ25+キハ35
T車にはホースを選択しましたが、M車はもう一方のジャンパ栓・フタを取り付けてみました。栓の方には、取り付けるための「治具」が付いていて、取り付けたら「もぎ取る」よう説明書には記載されていましたので、その通りやってみました。確かにホースより簡単に取り付けられました。気持ちよく撮影してみましたが・・・
キハ35M車
普通に見た分には目立ちませんが、パソコンでアップ撮影した画像を見てびっくりしました。もぎ取った部分がバリ状態になっています。慌ててM車とニッパを手に取りましたが、小さすぎて綺麗に切り取ることが出来ません。結局、写真の通りそのままの状態です。
ジャンパ栓の差異
KATOのキハ35では色々なことにびっくりしましたが、秋の夜長にのんびりと走らせるには最適ではないかと思われます。
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