初めて購入したのがTOMIXのクハ111系横須賀線色が入ったレールセットでした。子供にとっては非常に高価なセットで、百貨店の模型売り場で買った記憶があります。
今では量販店で割引き販売が当然のようにありますが、当時は定価販売が主流でした。信じられないかもしれませんが、どの百貨店にも模型売り場があり、商品も充実していました。
レールセットを買うとパワーパックまで一緒に買うことが出来ず、仕方ないので家にあったHOゲージ用のパワーパックで代用しました。
最初に買ったTOMIX製のNゲージ
このセットにはクハ-モハ(T)-モハ(M)-クハの4両が入っていました。大事に走らせていましたが、いつの頃からか、写真のように自分で色を入れて115系タイプにしました。子供の頃から幌が好きだったので、恐らくグリーンマックス製の幌パーツを買ってきて取り付けたものと思われます。
自分で塗装した部分 幌を取り付けたクハ
また、トイレ窓も裏側から白色プラ板を張り付け、それらしくしました。恐らく失敗よりも、自分ならではの車両を作りたかったのでしょう。
トイレ窓を表現
当時はNゲージといえば「関水金属」製で、それを持っていた友人が羨ましく思えました。TOMIX製は値段が安かったのですが、車輪がプラスチック製で、ちょっと悲しい気持ちになったりしたものです。
プラ製の車輪 金属製のスカート
しかし、恐らくこの車両が弊社で最も長距離を走行した車両かと思われます。毎日毎日、飽きもせず走らせていました。少ないお小遣いでは新しい車両を買い足すことは出来ず、また今のように毎月新製品が発売されていなかったと思います。
印刷済みの車番 車体裏の刻印
すっかり押入の中で眠っていた車両ですが、久しぶりに引っ張り出してみました。
おかげさまで、この記事がちょうど100号目となりました。ありがとうございました。
関連記事
・昔のNゲージ パート6
・昔のNゲージ パート5
・昔のNゲージ パート4
・昔のNゲージ パート3
・昔のNゲージ パート2
・阪和色の憎い奴 - TOMIX
先日購入した無水エタノールですが、取り扱いには十分気を付ける必要があります。
換気もせず、締め切った部屋などで作業を行うと、気分が悪くなったり、頭痛に襲われる危険性があります。そこで、極力エタノールを吸わない方法として小瓶を用いた洗浄を試してみました。
手元に薬瓶がありましたので、内部を水で洗浄・乾燥させた後、室外でエタノールを小瓶に移しました。洗浄したい車両(今回はTOMIXの583系M車)の台車をバラし、エタノールを入れた薬瓶に車輪と接点部を入れました。車輪は車軸からもはずし、ゴム付き車輪は洗浄しませんでした。
用意した薬瓶 エタノール洗浄したい部品類
部品類を入れたら、軽くフタをして瓶を振る
フタをしっかりした後、やはり室外で薬瓶を軽く振り、部品類をエタノールでよく洗浄します。この時、勢いよく「ガチャガチャ」と振り回すと、薬瓶が破損する危険性がありますので、軽く振ります。
適当に振ったところで、ピンセットを使って部品類を、テッィシュペーパーの上に取り下ろします。数枚のテッィシュペーパーで包み、直接手にエタノールが触れないようにします。その後しばらく風通しのよいところに放置し乾燥させました。
エタノールから取り出した部品類
乾燥させている間にバラした台車のギアの埃取りなど、他のパーツ類を整備していました。
頃合いを見計らい、ペーパーから部品類を取り出し、元通りの台車に組み上げれば洗浄終了です。
綿棒に浸してやるよりも時間がかかり、手間ですが、この方がエタノールを直接吸引することもないので、体には良いかと思われます。
エタノールで洗浄する前後での走り出しを比較してみました。上手く撮影ができませんでしたが、スロー発進するようになるなど改善されたと思います。
動画のイメージ
洗浄する前の583系走り出し:(約0.3M)
洗浄した後の583系走り出し:(約0.3M)
※現在、動画配信はしていません
エタノールは「道具」としてかなり「強力」ですが、その分体への負担も大きいので、使うときは細心の注意が必要です。今後、エタノールは最終手段として使うことにしました。
TOMIXの「さよなら銀河」が発売になりましたが、通信販売で注文したため、まだ手元に届いていません。なにせ急行銀河です、のんびりと到着を待つことにしましょう。