単なる再生産かと思われていたKATO165系増結セットですが、フタを開けてみたら、なんとKATOカプラー化されており、ちょっと驚かされました。今回は、再生産された165系のカプラー周りを簡単に紹介いたします。
クハ165系の貫通路側の台車ですが、下図の通りKATOカプラーが装着されています。
貫通路← KATOカプラー化された165系台車 →運転席
台車を本体から外し、カプラーを分解してみました。ちょっと指でカプラー部をねじれば、簡単に台車から外れました。また、KATOカプラー本体も、分解した様子もあわせて示します。
KATOカプラー化された台車からカプラー部を取り外す様子
KATOカプラー 台車本体
KATOカプラーをさらに分解した様子
増結セットの方にアーノルドカプラーを取り付ければ、アーノルドカプラー仕様の旧製品とも連結できるのですが、残念ながら上記のような台車にアーノルドカプラーを取り付ける術を知り得ていません。小生の場合、165系に関してはアーノルドカプラー車の方が多いので、出来れば再生産品をアーノルドカプラーにしたいというのが本音です。荒技として、台車ごと旧製品に交換するという方法があるかもしれません。
さて、再生産品の運転席側のアーノルドカプラーをKATOカプラーに交換してみました。まずは、車体から台車を取り外します。取り外した台車はスカート一体型で、それも取り外してみました。スカートは単純に凹凸を利用した「引っかけ」構造ですので、これも指で簡単に外せます。
本体から取り外した台車 アーノルドカプラーを取り外した様子
さらにスカートを取り外した様子
上記の状態で、新たに購入したKATOカプラー密連形Aを組み立てて取り付けました。スカートを外した状態でカプラーを取り付け、それからスカートを復元したのですが、ジャンパー線がスカートに引っかかり、取り付けに苦労しました。なんとか「ぐちゃぐちゃ」やっているうちに取り付けられましたが、クモハ側はスカートを取り外さない状態で換装してみようと思っています。
ところで、換装した台車ですが、なんか変です。ジャンパー線だらけ?
別に購入したKATOカプラー密連形A
KATOカプラー化した先頭車用台車
車体に台車を戻してみました。左側はアーノルドカプラーの状態です。
アーノルドカプラー KATOカプラー
KATOカプラー化した先頭車の様子
早速再生産品のモハと連結させてみました。
KATOカプラーによる連結面の様子
やはりジャンパー線を少し整理した方が良いような気がします。ちなみにカプラーを換装しても、カプラーとスカートは一緒に回ってしまいます。
ここ最近、色々な出来事が有りすぎて、ゆっくりとレイアウトで車両を走らせる時間がありません。ブログの更新も「ままならず」、銀河のダミーカプラー化なども後回し、鉄コレの西武線セットもそのままと、何とも痛ましい惨状です。来週は少し時間がもてるかもしれません。否、時間を作りたいです。
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