かなり部屋が元通りになり、鉄道模型のパーツ類なども取り出せるようになってきました。このブログも鉄道模型関係の記事再開です!
さて、前回KATOAssyパーツのスハネフ14前面用カプラーセットを用いて、カヤ24への換装を試みておりましたが、「チャレンジ、失敗!」しました。
しかし、犠牲になったカプラーの無念さを思うと、このまま引き下がるわけにはいきません。そこで、少し悪あがきをしてみましたのでお付き合い下さい。
前回、なぜ失敗したのかというと、スハネフ14前面用カプラーセットはカプラー部と台座部とで構成されています(下左
図参照)。カプラー部にあるツメで台座に引っかける構造なのですが、このツメが出っ張っているため、車体に取り付けるとぶつかってしまいます(下右図参照)。そこで、このツメをできる限り切り取れば、うまく車体に取り付けられると思ったのですが、ギリギリまでツメを切ると、今度はツメの効力がなくなり、台座部への取り付けができなくなります。
カプラー部(左)と台座部(右) 台座部に取り付けた際のツメ
ツメを切り取った状態
ツメを活かしすことで、台座部とカプラー部とを切り離せるようにしたいと考えました。そうすることで、カプラーをアーノルドやナックルなどにいつでも交換することができるからです。
一方、台座部もそのままカヤに取り付けると、床下機器と干渉するため、取り付けられません。そこで干渉する部分をニッパで切り取ることで、車体に取り付けられるようにしました。
カヤの床下機器と干渉している様子
切り取る前の台座部 干渉部分を切り取った様子
両側を切り取った様子 加工した床下部を取り付けた様子
ここまで、できているので、もう少し粘ってみました。ツメの切断作戦が失敗したので、今度はカヤの床下にツメを納めることができるような穴を開けることを考えました。台座部を取り付けて、ツメが当たる部分を鉛筆で印してみました(下右図の赤■参照)。
カヤに台座部を取り付けた様子 ツメ用の穴を開ける位置(赤■)
赤で印したところにツメが収まるだけの穴を開けなければなりません。しかし、すぐ真横に台座部を取り付ける穴があるため、間隔がかなり狭くなり、強度が保持できるかどうか疑問です。また、かなり高度な正確さが求められます。いい加減な技量しか持ち合わせていないため、この作戦はかなり困難であろうと思い、再び断念しました。
他のカプラー部品なども引っ張り出してあれこれ考えてみましたが、妙案は浮かびませんでした。
試作1号は既にツメの効力がありません。すぐに外れてしまいます。仕方ないので、これにナックルカプラーを取り付け、接着することにしました。ツメの部分に隙間ができていますので、0.5mmのプラ版を適当な形に切り出し、穴埋めに用いました。
また、カヤ用の台座部ではないため、形状があいません。そこで、カヤの形状に合うよう適当にニッパで余分な部分を切り取りました。
床下部にツメがないカプラー部を取り付けた様子 隙間補填用のプラ板
隙間にプラ板を差し込み接着した様子 切断した床下部
カプラー部と台座部とをGSIクレオスのMr.セメント接着剤を用いて接着しました。現在養生中です。
養生中のカプラーセット ヒマしていカヤ
果たして、接着したカプラーセットの運命は如何に?!
でも、なんでナックルカプラーなんだ? ・・・ アーノルドカプラーに作り直しですね。
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