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先ほどN化した鉄コレ201系ですが、編成の途中にKATOのM車を組み込み、試運転を行ってみました。M車以外にもKATOのモハ(ともにT車)を2両組み込み、計7両で運行しましたが、実に快調でした。こんな組成をすると、「間違い探し」の問題が作れるかもしれません。しかし、レイアウトで走らせて楽しむ小生にとっては、これで十分です。
鉄コレ201系の試運転
鉄コレの動力を持ち合わせていないので、正しいコメントではありませんが、小生の場合にはKATOのM車を使って正解でした。弊社のレイアウトはDCC 化していないので、2編成を同時に走行させるときは1台のパワーパックで両方を一括制御することになります。今回、KATOの純正201系編成と一緒にレイアウト上を走行させましたが、M車が同じ性能・同期するので、2編成がほぼ一定の間隔を保って走ってくれました。もし違うタイプ・性能のM車で同期しなければ、常に間隔を意識しながら周回させ、間隔が縮まれば、先行している車両を待避させる等しなければなりません(まあ、これはこれで楽しいのですが)。
もちろん、鉄コレの動力でも全く問題ないと思われます。上記の話は小生の場合に限ったことで、特定の動力を推奨したり、否定しているものではありません。
KATO201系(左)と鉄コレ201系(右) (注:KATO製は部品未装着) JRと国鉄とが同期?!
この鉄コレ201系をお持ちでしたら、是非N化して走らせることをお勧めします。レイアウトを走らせてみて、改めて非常に良い作品だと実感したところです。
色々と改造や手を加えていく余地が十分ありますので、今後もじっくり鉄コレ201系で楽しんでいこうと思っております。
追記
今週末は久しぶりのNゲージ三昧でした。集中・没頭できたためか、良い気分転換になりました。
関連記事
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・なんとなく、Nゲージ化 - 鉄コレ
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鉄道コレクションの国鉄201系をN化しようと思い、KATO201系床下と換装してみましたが、無加工では無理なため、断念した経緯があります(関連記事参照)。この事態を打開するために、安易にも市販のN化パーツセットを購入してしまいました。まあ、パンタグラフの購入は致し方ないかと・・・
鉄コレ国鉄201系試作編成 分売パーツ0262(左)とN化パーツセット(右)
パンタグラフは、ただ換装するだけですが、鉄コレのパンタグラフの取り付け位置がTOMIX分売パーツ0262と異なるため、換装すると車体屋根の取り付け穴が残ってしまいます。換装後、隠れることは隠れますが、気になるようであれば穴を埋めた方が賢明かと思われます。
オリジナルパンタグラフ TOMIX分売パーツ0262
オリジナルパンタグラフの取り付け部
分売パーツ0262に換装させた屋根周り
鉄道コレクションNゲージ走行用パーツセットTT-03に付属していた「重り」を床下に取り付けます。これも簡単にできます。やや軽いような気もします。必要に応じて増量した方がよいかもしれません。
床下に「重り」を取り付けた様子
カプラーですが、台車から取り外し、上記パーツセットに入っている「アーノルドカプラー」に換装します。しかし、今回はアーノルドカプラーから、手持ちのKATOカプラー密連型Aへ交換しました。昨日同じようなことを散々やりましたので、それほどの手間ではありませんでした。TOMIXのTNカプラー(スペーサー付き)より断然取り付けやすかったです(治具不要)。
TT-03付属のカプラー(左) KATOカプラー密連型A
N化した鉄コレの台車
概ねオプションパーツ類を取り付けましたので、立派にNゲージ車両として走行できることでしょう。
さて、KATOカプラー密連型Aにした鉄コレですが、KATOの201系と連結させてみました。下図の通り、連結に関しては特に問題はありません。
KATO(左)と鉄コレ(右) 両車をKATOカプラー密連型Aで連結させた様子
なぜ、KATOカプラー密連型Aにしたか?ズバリ、M車はKATOのモハ200を使う予定だからです。上から見てみると、屋根色の差異が目立ちます。また、他にも色々と異なるところが多々あります。しかし、今回鉄コレを購入した最大の理由(関連記事参照)である「保有車両の有効活用」を目指し、もう少し「悪あがき」してみようかと考えております。
両車の屋根色の差異
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GMの京王帝都5000系のカプラー交換をしてみましたが、どうしてもGM製台車のカプラーポケットに密連型TNカプラー、特にスペーサーを取り付けると入れ込むことが極めて困難になります。いい加減 イライラ してきました。そこで、TOMIXの車両ケースに用いられているスポンジを利用して簡単な交換用治具を用意してみました。
車両ケースに使われているスポンジ
スポンジの適当な場所に台車が収まる程度の溝・穴を適当に開けました。この溝・穴に大胆にも台車を下図のように差し込み、台車を固定します。溝・穴が大きすぎると、うまく固定できません。スポンジの収縮性を利用して、少し狭い・小さいくらいがちょうど良いかと思われます。
スポンジに入れた溝・穴 それの拡大
溝に台車を差し込んだ様子 それを拡大した様子
先端が極小のマイナスドライバを一本用意します。GM製台車のカプラーポケットの側面には切れ込みがありますので、そこからマイナスドライバを差し込み、その先端部でスプリングを押さえつけます。ドライバでスプリングを押さえつけようとすると、下向きに力が作用するため、ちょうど台車もスポンジの溝にしっかり押さえ込むことができ、安定させることができます。
用いたマイナスドライバ ドライバで台車のスプリングを押さえている様子
スプリングの押さえ方(横) スプリングの押さえ方(正面)
ちなみに今回はTNカプラーの末端部にあるボスを切り落としました。マイナスドライバでスプリングを押さえつけた状態にしてから、TNカプラーを入れ込めば、治具を使わないときと比較して、簡単・短時間のうちにTNカプラーをポケットに入れ込むことができました。治具を使えば、1カ所当たり5分もあれば換装できると思われます。
標準状態(左)とボスを切り落としたもの(右) TNカプラーを入れ込む様子
一応、京王帝都電鉄5000系7両のアーノルドカプラーを全てTNカプラーに換装し、本線出場させてみました。問題なく走行しましたが、車重が軽いためか、ポイント通過時に脱線・離線する現象がしばし認められました。しかし、連結器が原因となるような脱線等ではないと認識しております。もう少し、車重を重くすれば、解決できるのではないかと、お気軽に考えております。
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