魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

豪快!カツオと一本勝負

2012年04月14日 | 魚の食卓
2月6日、ついに八丈島まで黒潮を上ってきた初鰹を、
1本豪快に釣り上げた。4.5kg。そこは横浜中央卸市場。

     

      鮮やかな縞目がいいですね! 素晴らしい!

見てくださいこのお腹。鮮度のよさの証ですね、腹膜がばりばりに張り付き、内臓がぷりぷりしている。
魚をさばく楽しみの瞬間である。 さあ、これをどう料理してやろうか、ふくらむイメージを楽しむ時でもある。

      

       

   カツオ1本、まるまる食べつくしの一本勝負!! の連続技。


その1.サラダ感覚のたたき。

     

       わが家の定番・オリジナル。香りを味わう初鰹向き。 野菜好きの女性にご好評頂いてます!

  2.刺身、

     

       カツオの色味を目で楽しむにはやはり刺身、手前のピンクはハラスのそぎ身。       

  3.ソテー

     

       カツオは加熱すると独特の旨味を発生させるところが特徴。
       刺身の香味、ソテーの旨味を味わう。

  4.カツオ大根

     

       大根に味が滲みて美味しいはずですよ、カツオは何といっても旨味の源泉イノシン酸。
       カツオ節になるのですからね。

  5.葱ぬた

     

       マグロのぬたがあるのだから、カツオのぬたが旨くないはずはない。
       霜降りにしたものを切り分け、赤味を見せるところは芸が細かいですね!
        と、ひとりつぶやく。

  6.串葱フライ

     

       食べ尽くしの最後の方に、半端に残ってきたら、ぶつ切りを葱と交互にはさんでフライに。
       カツオの旨味が、葱に乗り移っていくんです。葱って云うやつは不思議な特性を持っていて、
       ひとの旨味を吸って自らの旨味を更に高める天才なんですね。


最後に、カツオ君の尊顔を拝して感謝する。

      

 *カツオ君は、体の大きさの割には口の開き方が小さい。上下にしか開かないから。
  アジなどは、左右にも開く構造になっているから、体の割りに大きく口を開ける。
  食性と生態との関係ですかね。(=魚っ食いの自由研究)





     




     

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