先週土曜日の未明に東伊豆まで☆撮りに出撃。1月以来なので3か月ぶりです。
本当はその前の週の方が新月に近くてベターだったんですけどね、
天候が悪かったりして断念せざるを得ない状況でした。
さて、この日は夜半まで上弦の月明りが邪魔ということで遅めの出発となり、
目的地には日付が変わる頃に到着しました。天気は快晴でしたが、空の透明度はイマイチ。
今回は主砲での撮影をメインとした機材をセットアップ。久々ということもあり、
ほとんどリハビリって感じの内容になり、難易度のあまり高くない天体を狙いました。
で、最初のターゲットとして選んだのがこちら。
【子持ち銀河 M51】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO800,フィルター無し,
総露出時間60分(5分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド(ステラショット2使用),トリミングあり
春に見える銀河の代表格の一つです。拙ブログでは何度となく取り上げてきてますが、
どうも飽きずに撮ってしまう天体で、実は2年ほど前にもほぼ同機材で撮影してます。
ただ、その時は追尾不良で惜しい結果に終わってたんで、再チャレンジとなりました。
今回は追尾は概ねOKでしたが、空の透明度がイマイチだったせいか黄味がかった感じの
イメージになってしまった上に、2年前と比べると解像感も劣った印象の出来映えで、
不満の残る結果になってしまいました。
所詮、500mm程度の焦点距離では細部の描写は到底無理なんで、
長焦点鏡を使ってじっくり撮りたい対象です。
この銀河の中にも知的生命体がいるんじゃないかと思いますが、
向こうから我々の銀河系を眺めて、同じように考えているかもしれませんね。
銀河のくるくるを眺めると、一瞬の人生を悩んで過ごす必要無しと思えます😆