またつまらぬものを撮ってしまった。
【リュウグウ(162173)11/14】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間60分(3分×20コマ,メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり
先週土曜日の晩、東伊豆町に遠征して撮影したものです。
真ん中にポチっと写っている点像がリュウグウで、探査機「はやぶさ2」の探査対象となった小惑星です。
周りの星が線状に写っているのはリュウグウをトラッキングして画像を重ね合わせ合成しているためで、
それだけ見掛け上のモーションが大きいということになります。それなりに狭い天域を写してますけどね。
実はちょうどリュウグウが来月にかけて地球に接近中であるため、一番明るく観測できる時期でもあるんです。
とは言うものの、最大光度は16等台中盤ですので、肉眼ではもちろん望遠鏡を使っても眼視観測は困難です。
上の画像のように撮影では何とか捉えられますが、形が分かるようなことはなく、辛うじて存在が分かる程度。
さすがにフォトジェニックな対象とは言えませんねぇ。
ちなみに、はやぶさ2が地球に近づいてサンプルリターンのお宝カプセルを届けてくれるのは来月6日の予定。
カプセル内のサンプルの科学的な分析は来年になってからになるでしょうか? その成果に期待したいです。
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