令和元年から今年に変わる年跨ぎの時間帯に、南天の超低空に姿を現すカノープスの軌跡を捉えましたが、
北半球の中緯度地域に住む☆撮り屋にとっては、地平線下で見えない南天の星々や星座にも憧れがあります。
中でも南十字星は、一度は見てみたい星の筆頭格と言えるでしょう。もちろんウチからは全く見えません。
本州だと紀伊半島の先端にあたる潮岬から南十字星の北端の星「ガクルックス」だけ見えるそうですが、
全ての星を見るには沖縄県の八重山諸島辺りまで行く必要があります。
その中の石垣島に国立天文台の施設があり、webサイト内に「南十字星モニター」というページがあって、
ライブカメラ画像を公開していることを数日前に知りました。
http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/content/news20200114
デジタル一眼レフカメラを使って数秒~数十秒程度で撮った画像をひたすら更新してるみたいです。
今の時期だと夜明け前の4時台にライブカメラの写野に入って来るようなんで、その時間帯に見ていれば
ほぼリアルタイムで確認できると思われますが、朝早いんでちょっと厳しいですね。
でも、14日分の過去画像も動画化して公開してるので、そちらで見るのもイイかもしれません。
今朝(23日の夜明け前)はまずまずの天気だったようで、「本日」の動画で一応確認できました。
まぁ、いずれは自分の目で実際に見てみたいですけどね・・・
南十字星は沖縄本島でも計算上は見えるはずなんですが、一番下の星を見るのは少し厳しい気がします。
石垣島まで行けばかなり有望で、少し高いところにある石垣島天文台は見るのに適した場所ではないかと。
ベストポイントは石垣島よりさらに南にある波照間島と言われていて、街明りの影響も無い好条件下で
観望できるらしいですよ。マンホールに南十字星がデザインされてるそうなんで、観光資源なのかも?