Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 9/5夕 西の低空で月と金星が大接近

The Black Eye Galaxy

2022-05-13 00:02:06 | 遠征日誌

個人的に今年のGWは10連休だったんですが、後半突入となった5月4日に今年初めて新潟県内まで遠征。
天気は一晩中快晴で、久々に思う存分☆撮りができました。
で、一発目のターゲットはコレでした。


【黒眼銀河 M64】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,フィルター無し,
 総露出時間36分(3分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド(ステラショット2使用),等倍トリミング

かみのけ座にある銀河で、中心部から北東側に著しい暗黒部があって、眼のように見えることから
「黒眼銀河」"Black Eye Galaxy"という名称で呼ばれています。ちなみに、これを黒い眼に例えたのは
天王星を発見したことで有名な天文学者ウィリアム・ハーシェルで、18世紀後半のことだったようです。
海外ではその他に"Sleeping Beauty Galaxy"(眠れる森の美女銀河)のニックネームでも呼ばれるとか。
まあ、写真だと黒い部分は瞳と言うよりも太めのアイラインかアイシャドウって感じに見えるかも?
形態上は渦巻銀河に分類され、渦状腕は溝が顕著ではありませんが、螺旋構造が外側まで続いてます。
個人的にこれまで何度か撮影したことがありますが、今回は外周の淡い部分まで描出できた感じで、
この銀河についてはパーソナルベストのイメージになりました。
でもやっぱり焦点距離500mmではトリミングしても細部の写りが物足りないなぁ・・・



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2 コメント

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Unknown (1-102popra)
2022-05-13 22:21:19
こんばんは😃🌃
なんだか、メーテルさんを連想するお写真でした❇️❇️❇️
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Unknown (fornax8)
2022-05-13 23:09:02
popraさん、いつもコメントありがとうございます。

なるほど、言われてみれば松本零士さんが描く美人の眼も想起されますネ。
スターシャ、テレサ、エメラルダス・・・よりもメーテルですかね。
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