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2007年06月05日 23時01分14秒 | 気ままにお出かけ
旅行を計画するときに欠かせない時刻表。我が家では1999年3月版を使っています。

古っ! 実に8年3ヶ月前の時刻表です。

表紙を飾るのは、カモノハシ形の700系新幹線と名古屋駅のツインビル (セントラルタワーズ)。ビルの屋上には紅白に塗られたクレーンが建っており、タワーズがまだ建設中であることが分かります。

この時刻表は、もともと会社の備品だったものです。買い替えとともに廃棄されることになりましたが、どうせ捨てられるなら、と我が家で引き取りました。

第二の人生を歩み始めた時刻表も、まさか8年以上も使われるとは思っていなかったでしょう。

この時刻表にはお世話になりっぱなし。お風呂上がりに路線図を広げては、旅行のアイデアを練ります。なかなか寝つけない夜には、布団から起き出して運賃計算の方法を勉強することもあります。愛用に愛用を重ねた結果、ページはよれ、表紙には破れ目ができ、背表紙も割れてしまいました。でもまだ現役バリバリ。

そんなに古い時刻表を使って支障はないのか。

実用上は差し支えありません。8年前の時刻表といっても、たかが8年で路線が大きく変わることはありません。巻頭の路線図を見れば移動経路を計画できますし、時刻ページを見ればおおよその所要時間も分かります。

路線図が少々古いのはご愛嬌 (あいきょう)。今では廃止されてしまった高千穂鉄道や桃花台新交通が載っていたり、九州新幹線が載っていなかったり、特急「なは」が西鹿児島まで走っていたりと、8年間の変化を楽しめる“おまけ”付きです。

もちろん、実際に旅行に出る前には、最新の路線と時刻をインターネットで調べます。主に使うのは、各鉄道会社のWebサイトとInfoseekの乗換案内。Infoseekの乗換案内は、Yahooの路線情報より使いやすくて好きです。

あ、そうそう。時刻表もJR版よりJTB版のほうが使いやすいです。JTB版はあまり路線を分割せずに掲載しているので、接続する後続列車が簡単に分かります。列車を一覧できるのは、何にも勝る紙の時刻表の利点。だから紙の時刻表は手放せません。インターネットで情報を集めるのが当たり前になった今でも、ね。

JTB版の時刻表に対して、JR版の時刻表は路線を細かく分割して掲載する傾向があり、長距離の行程を組むときに見通しが悪くて苦手です。でも、みどりの窓口に置いてある時刻表はJR版なんです。慣れないと……。