たった1本の蛍光灯の光が頼りのキッチン。そのキッチンで、母が材料の重さを量っています。はかりに載っているのは魚の切り身。さて、何グラムあるでしょうか。
机に載せた状態では はかりの位置が低く、目盛りが読みにくいです。母は腰をかがめ、腰の後ろに手を当てて、はかりに顔をすりつけんばかりにして必死に目盛りを読んでいます。軽く握っていた手は、やがて半開きになりました。
半開きになった手に、握らせてみました。
すりこぎ。
これね。
もちろん、すり鉢ですりおろすための木の棒です。
たまたま私の手元にあったから。
半開きになった手に握らせるには ちょうどいいと思って。
その後は……ご想像にお任せします。
いたずら大好きです。
机に載せた状態では はかりの位置が低く、目盛りが読みにくいです。母は腰をかがめ、腰の後ろに手を当てて、はかりに顔をすりつけんばかりにして必死に目盛りを読んでいます。軽く握っていた手は、やがて半開きになりました。
半開きになった手に、握らせてみました。
すりこぎ。
これね。
もちろん、すり鉢ですりおろすための木の棒です。
たまたま私の手元にあったから。
半開きになった手に握らせるには ちょうどいいと思って。
その後は……ご想像にお任せします。
いたずら大好きです。