みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

起きろーっ!

2008年11月27日 22時50分08秒 | IT・デジタル
Dell Precision T3400でお仕事してみました。

仕事中は、テキスト中心の対話型処理が長く、ときどきバックグラウンドでバッチ処理を実行します。バッチ処理の間はプロセッサもせっせと働くはずですが、対話処理中にはプロセッサが遊びがちです。しかし、スペックに余裕を見ておくと、数年後にアプリケーションやOSが肥大化した場合でも対応できて安心です。

さて、この余裕過剰のマシンはどの程度使われているでしょうか。仕事中にタスク マネージャを起動してみました。

screen03.png: タスク マネージャの画面

ありゃ。プロセッサもメモリも、さっぱり使われていません。ほとんど遊んでいます。

もったいない。

ちょっとつついてみましょう。

アプリケーションを起動してバッチ処理をさせてみます。

起きろーっ!

screen04.png: タスク マネージャの画面

あ、ちょっとCPU使用率が上がったよ。

目を覚ましたのも つかの間、Core 2 Duo E8400はすぐに寝てしまいました。

よくよく考えてみれば、バッチ処理のデータ量は通常20~30MB、まれに数百MBにしかなりません。対して、メモリは2048MB。仕事で使うファイルはほぼすべてメモリにキャッシュされてしまうため、バッチ処理もごく短時間で終わってしまうのでしょう。今までのマシンなら数分間は待たされたはずの処理が、1分と経たずに完了します。自動処理の間に人間が別の作業をしようと思っても、まったく暇がありません。

今まで軽四のエンジンを目いっぱいふかして、えっちらおっちら坂を上っていたのが、排気量の大きなBMWに乗り換えて、急坂を坂とも思わずに加速する感じ……なのかな? BMWに乗ったことはないけど。

くやしい。

それなりに重いはずのバッチ処理を起動したのに1分と経たずに片付けられちゃったのが、くやしい。くやしがる必要はないんだけど、くやしい。

今度、大きなデータを処理する機会があったら、またCPUとメモリの使用状況を調べてみましょう。どの程度CPU使用率が上がるか楽しみです。