節電で一石二鳥

新幹線に乗りました。去年の冬以来、半年ぶりの新幹線です。

夏の新幹線は苦手です。理由は、冷房が強すぎるから。乗っている間に体が冷え切ってしまうのです。目的地に着くまでに体が芯まで冷えてしまって、真夏だというのにカンカン照りの日なたに出て体を温めたり、家に帰るなり熱いお風呂に首までつかったりしたこともあります。

なんで真夏にこんな思いをしなきゃいけないのかと思っていたら、今年は冷房が弱くなっていました。

ヾ(≧∇≦)〃 わーい！

この夏の新幹線は、節電のために、車内の空調を従来より1℃上げて27℃に設定しているんだそうです。大口の電力需要家に出された節電の要請を受けた措置です。節電が要請された理由は、東日本大震災で東京電力 福島第一・第二原子力発電所が被災した上に、中部電力 浜岡原子力発電所も政府から停止を要請され、電力の需給が逼迫 (ひっぱく) しているからだとか。

理由はともかく、新幹線の冷房が弱められていたおかげで、体が冷えすぎることがなく、快適でした。ただし、長袖のカーディガンを羽織っていましたが。

そもそも、夏に着ている服は、夏の暑さに応じて生地が薄かったり肌の露出が多かったりするのですから、冷房はごく弱くていいのです。わざわざ乗務員に長袖のしっかりしたスーツを着せて冷房をガンガンに効かせる必要なんてないのです。

新幹線の車内では、節電の面白い効果も発見しました。

車内販売のアイスが売れるんです。

JRさん、これからも夏は節電運転しませんか? 運行経費が節減できる上にアイスや飲み物も売れて、もうかりますよ。