人からすすめられて時代劇を見るようになりました。
気に入って見ているのは「大岡越前」です。10日ほど前に第13部の再放送が終わり、今は第7部が再放送されています。
第13部が終わってホッとしています。
第13部の話は、登場人物が些細 (ささい) な理由で大声で感情をぶつけ合う場面が多く、いい加減嫌気が差していました。
例えば、第13部の終わり頃の回では、大工と左官が意地を張り合います。事の発端は、大工が財布をなくし、その財布を拾った左官が持ち主の大工に財布を届けたこと。財布には3両という大金が入っていました。大工は左官が財布を盗んだと考えて「泥棒だ」と声を張り上げ、近所の人とともに左官を取り押さえて袋だたきにします。ところが、それが誤解だと判明。大工は一度なくした財布であるし、誤解がもとで親切な人をひどい目に遭わせてしまった手前、無償で財布を受け取るわけにはいかないと、財布の受け取りを拒否し、財布を左官にやると言い出します。左官は、拾った財布に入っていたお金を自分のものにしようという意図が最初からなかったことから、財布の受け取りを拒否します。この件はたちまち江戸の町に広まり、町民が顔を合わせれば決まってこの話が出てきます。大工が正しいと言い張る人もいれば左官が正しいと言い張る人もおり、互いの主張の食い違いから激しい口論に至る始末。それも、ほんの数回言葉を交わした後の口論です。
些細な理由でいちいち激しく感情をぶつけ合う場面に、もううんざり。私は感情のぶつけ合いが苦手です。第13部はこのような感情のぶつけ合いが多く、見るたびにイライラしていました。
この嫌ーな第13部も終わり、第7部が始まってホッとしています。第7部は感情表現に抑制がきいており、落ち着いて見ていられます。
Wikipediaによれば、第13部の当初の放送は1992年11月から翌年5月まで。私が気に入っていた第5部の放送は1978年2月から7月まで。今、再放送中の第7部は1983年4月から10月まで。つまり、落ち着いた話の展開が1980年頃で、ギャーギャー騒ぎが1992~93年。10年の間にドラマの作り方が変わったのでしょう。私の苦手なギャーギャー騒ぎは、もう20年も前に始まっていたのです。そのドラマの作り方は今も変わりません。今製作されているドラマも私は苦手です。この下品なドラマ作法はいつまで続くのかなぁ。
気に入って見ているのは「大岡越前」です。10日ほど前に第13部の再放送が終わり、今は第7部が再放送されています。
第13部が終わってホッとしています。
第13部の話は、登場人物が些細 (ささい) な理由で大声で感情をぶつけ合う場面が多く、いい加減嫌気が差していました。
例えば、第13部の終わり頃の回では、大工と左官が意地を張り合います。事の発端は、大工が財布をなくし、その財布を拾った左官が持ち主の大工に財布を届けたこと。財布には3両という大金が入っていました。大工は左官が財布を盗んだと考えて「泥棒だ」と声を張り上げ、近所の人とともに左官を取り押さえて袋だたきにします。ところが、それが誤解だと判明。大工は一度なくした財布であるし、誤解がもとで親切な人をひどい目に遭わせてしまった手前、無償で財布を受け取るわけにはいかないと、財布の受け取りを拒否し、財布を左官にやると言い出します。左官は、拾った財布に入っていたお金を自分のものにしようという意図が最初からなかったことから、財布の受け取りを拒否します。この件はたちまち江戸の町に広まり、町民が顔を合わせれば決まってこの話が出てきます。大工が正しいと言い張る人もいれば左官が正しいと言い張る人もおり、互いの主張の食い違いから激しい口論に至る始末。それも、ほんの数回言葉を交わした後の口論です。
些細な理由でいちいち激しく感情をぶつけ合う場面に、もううんざり。私は感情のぶつけ合いが苦手です。第13部はこのような感情のぶつけ合いが多く、見るたびにイライラしていました。
この嫌ーな第13部も終わり、第7部が始まってホッとしています。第7部は感情表現に抑制がきいており、落ち着いて見ていられます。
Wikipediaによれば、第13部の当初の放送は1992年11月から翌年5月まで。私が気に入っていた第5部の放送は1978年2月から7月まで。今、再放送中の第7部は1983年4月から10月まで。つまり、落ち着いた話の展開が1980年頃で、ギャーギャー騒ぎが1992~93年。10年の間にドラマの作り方が変わったのでしょう。私の苦手なギャーギャー騒ぎは、もう20年も前に始まっていたのです。そのドラマの作り方は今も変わりません。今製作されているドラマも私は苦手です。この下品なドラマ作法はいつまで続くのかなぁ。