みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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学習成果の上がり方

2011年07月05日 22時56分43秒 | お仕事・学び
スクールに通うようになって、学習についてあれこれ考えることが増えました。学習成果の上がり方について考えたことをつらつらと……

目次


  1. 学習成果の上がり方

  2. 学習の成果はやがて頭打ちになる

  3. 学習におけるブレークスルー

  4. 上達の方程式





本や講義を通じて学習する場合は、本を読んだり講義を聞いたりして知識や技能を学び、演習の中で実際に自力で行ってみる、という流れで学習を進めます。

算数の教科書を開いて解説を読み、自分で練習問題を解いてみる。

書道であれば、筆の運び方について説明を受け、自分で書いてみる。

写真を上手に撮りたい場合は、露出や構図の理論を学び、自分で撮影してみる。

魚を釣りたいなら、魚の性質についての知識を仕入れ、自分で釣り糸を垂らしてみる。

楽器の演奏でもスポーツでも趣味の陶芸でも、他者 (本や講師など) から学ぶ場合は、すべからく同様の過程をとります。

抽象化すると、他者から学ぶ場合の学習は、下記のサイクルの繰り返しです。
解説 → 課題の提示 ┬→ 実践 → 評価 ┬→ (習得)
                   └─── 修正 ←─┘

実践したら、結果を評価します。評価は、自分で行うこともあれば、講師や知人の評価をあおぐ場合もあります。本に解答が記載されていて、答え合わせをする場合もあります。評価の結果、習得が不十分と判断したら、修正して再度実践します。修正する中で、新しい課題を自ら発見することもあるでしょう。

他者の助けを借りずに完全に独学する場合のサイクルも似ています。この場合は、解説を受ける過程が存在せず、課題を自ら発見するところからスタートします。

課題の発見 ┬→ 実践 → 評価 ┬→ (習得)
└─── 修正 ←─┘

実践・評価・修正の過程では、自習の割合が高くなります。本を読んで学ぶ場合は当然100%自習ですが、講師から学ぶ場合でも自習の割合が高くなります。自習の割合が低くなるのは、連日長時間にわたって講師の指導をマンツーマンで受け続けるような特殊な場合に限られます。

さて、この自習のサイクルで、自習の成果 (習得の度合い) はどのように上がっていくでしょうか。

(次回に続く)

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