乱高下を続ける株式！

　半年余りの8000円上げ相場から２週間の下げが3000円！　ここから再び上昇するのか、この水準で乱高下を続けるのか？　本当に景気を持ち直しすかどうかは、日本経済が成長するかに掛かっています。

　あのバブル期の相場とは比較になりませんが、バブル期には3年以上の上げ相場から20年以上にかけて下げてきた日本の株式です。　38900円から8000円我まで何と30000円以上の下げでした。　しかし、異常なバブル相場を無視すれば、15000円前後の相場は極、正常な水準です。

　日本の経済力から掛け離れて安かった日本の株式！　円も同じです。　以上な円高が続きましたが、100円前後の対ドル相場は妥当な水準です。

　問題は、投機資金が生き過ぎを形成すると、一般的には２０％ほどの上下ですから、株式なら天井は19000円台位、円では140円台ということになります。　そこまで投機資金が集中するかどうかは、世界の情勢や日本の事情に因ります。

　アメリカの相場は、過去の日本に似ていますから、もっと上値の可能性もあります。　状況が変わらなければ、20000ドル台まで行くかも知れません。　アメリカがドル紙幣を印刷し続けるかどうか次第です。

　此処からは、ババの掴ませ合いです。　誰かが天井の株を掴み、ＦＸなどの取引で大きな損を蒙る結末です。　こういう信用の取引と現物の株式取引は全く異質ですが、きちんと区別が出来ない投資家も沢山居ます。

　博打と投資の違いほどの差があります。　その影響で乱高下が続くのです。

　ババを掴んだり、先物で大損しないように気を付けて下さい！！