ここにも幾度か示すように、本気で格差を縮小したり、消費を拡大しようとするなら、消費する側の手にする収入のトータルを把握して対策する必要があります。
口先や小手先で誤魔化すような政策では、決して景気は良くならないのです。 メディアの情報では、景気が良くなるばかりの触れ込みです。 気持ち的に良くなる雰囲気は悪いことではありません。
ところが、実質が伴わないと反動が、より一層大きくなります。 全体的な収入の動向を、しっかり見つめる事が大切です。 国民が手にする所得の総額の動向です。
一部に賃上げがあったにしても、トータルで大幅に収入減があったなら、経済は拡大するはずありません。 凡そで500万人の高額所得者が定年を迎えたとしたら、大手の企業では、平均月収800万円の給料として年総額で40兆円です。
この額を、同人数の300万円で補ったら、差額は25兆円になります。 この分を他の3000万人の勤労者に振り分けたら、一人当たり80万円になります。 単純な計算例ですが、これだけの賃上げでもペーするのです。
実際に、連合などの組合に加入している労働者は500万人ほどで、公表される対象の額の賃上げは、この人達が殆どです。 それも精々、年間で20万から30万。
派遣や臨時採用、パートでは年間10万円は増えません。 この数字は正確で無いにしても、大きな違いは無いでしょう! ミクロ的にもマクロ的にも見せている数字は、都合の良い部分だけ。
特に大企業では、こういった情報を公開する気はありません。 経済や政治が理解出来ていれば、こういう数字も示した上で、必要な施策が何なのか? 企業の成長と維持には、どれ位までの内部留保が必要か?
明確に公開して健全な経営が出来るはずです。 こういった経営学を学ぶ頭が無いし、気持ちも無い。 と言うのが実情でしょう!
だから、眼くら滅法、欲張るのです。 そうして、私利私欲に走ります。
口先や小手先で誤魔化すような政策では、決して景気は良くならないのです。 メディアの情報では、景気が良くなるばかりの触れ込みです。 気持ち的に良くなる雰囲気は悪いことではありません。
ところが、実質が伴わないと反動が、より一層大きくなります。 全体的な収入の動向を、しっかり見つめる事が大切です。 国民が手にする所得の総額の動向です。
一部に賃上げがあったにしても、トータルで大幅に収入減があったなら、経済は拡大するはずありません。 凡そで500万人の高額所得者が定年を迎えたとしたら、大手の企業では、平均月収800万円の給料として年総額で40兆円です。
この額を、同人数の300万円で補ったら、差額は25兆円になります。 この分を他の3000万人の勤労者に振り分けたら、一人当たり80万円になります。 単純な計算例ですが、これだけの賃上げでもペーするのです。
実際に、連合などの組合に加入している労働者は500万人ほどで、公表される対象の額の賃上げは、この人達が殆どです。 それも精々、年間で20万から30万。
派遣や臨時採用、パートでは年間10万円は増えません。 この数字は正確で無いにしても、大きな違いは無いでしょう! ミクロ的にもマクロ的にも見せている数字は、都合の良い部分だけ。
特に大企業では、こういった情報を公開する気はありません。 経済や政治が理解出来ていれば、こういう数字も示した上で、必要な施策が何なのか? 企業の成長と維持には、どれ位までの内部留保が必要か?
明確に公開して健全な経営が出来るはずです。 こういった経営学を学ぶ頭が無いし、気持ちも無い。 と言うのが実情でしょう!
だから、眼くら滅法、欲張るのです。 そうして、私利私欲に走ります。