hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

EUは、これで健全な方向に進むのか?

2015-07-14 00:08:27 | 日記
ギリシャが、チプロスがEUの掲げる規制や削減を着実に守っていけるのか?

EUにとっても、衰退、破滅の一歩を踏み出すか?
分岐点に差し掛かっています。
過去の例からして、ギリシャが守れる条項は多分、最低限になるでしょう!

日本で政権交代が為された時、議員定数の削減や行政改革を実行するからと言う約束で衆院解散した国会も未だに、何の改革も議員定数削減もなされていません。

世界の民主政治のレベルは、その程度の低さです。 ギリシャ政府も国民も、最低の努力しかしません。
その上に、EUに対しては、債務の削減を要求して来るはずです。

EUが、ギリシャを見切れない状況が続けば、同じ様なイタリアやスペイン、ボルトガルは安堵していることでしょう!
盗人の論理です。
組織や集団にとってマイナスを拡大する事象でも、一部にとっては都合の良いケースも度々、有り得るのです。
こう言った事例が増えれば、組織は腐敗します。
本来、EUはギリシャに一歩も譲歩してはならないのです。
追加の融資は一時的な対応で債務の削減は決して、これ以上認めるべきではありません。

EUの基本的な規範を曲げてまで、ギリシャを残留させる必要はありませんし、EUの為には成りません。

必要以上の譲歩は、EUの機能を弱小化してしまいますし、加盟国の規律も損ねます。
加盟国にも一定の責任と義務があるはずですし、そこを勘違いするような組織では、永くは続かないはずです。

極めて日本の体質に似ていますが、見えない人には見えません。