☆選挙の投票には絶対にいくぞ！

　政治に関する事は日記と（記述）しないと思ってきた。
　しかし、今の気持ちを”記憶”に留めておきたいと気が替わった。
　ことの起こりは、地方議会での”野次問題”からである。
　議会中におけるパフォーマンスとしての”野次”も時として納得出来るケースもある。
　女性議員であろうが、新米議員であろうが、不規則発言（蔑視的野次）には毅然として抗議する（戦う）度量を備えなければならないだろう。
　この度の野次の内容が”セクハラ”であるか”パワハラ”であるかは、見解の相違もあり、私は、どちらでも良いと思っている。
　何故なら”女性蔑視の国・日本”と海外メディアを通じ世界に発信されたこと。
　そして、国内にあっても、声紋鑑定による”犯人探し”という社会問題までに至ったこと。
　この野次の内容が、ハラスメント事件という”程度（枠）”に収まらないと、世論は判断し、動いたことである。
　議会議員は、自分の意志で立候補し、掲げた”約束事”を達成させる為に”税金で仕事をしている人”でなければならない。
　しかし、今回、耳にした発言（野次）の内容はどうだっただろうか？
　議会中に発した、野次の内容を公約にしていたかについて、私は選挙民でないので知らない。
　記者からの質問で、自らが「（野次の内容は）議員辞職に値する」と回答している。
　しかし、謝罪しただけで済まされている。
　「社会一般的には議員辞職に値するのであろうが、私は、女性蔑視の政策をやりますと公約としている。だから、それを（野次であっても）実行したことであり、議員辞職などはしない」との立場なのだろうか？
　発言者は、〇〇会派に属していると言う事の様なので”女性の社会進出”を推進するという立場であったと想像する。
　確かに”本音と建て前”という処世術があることは認識している。
　社会問題化し、記者の問いかけに”嘘をつく”ことを処世術という括りで処理して良いとは思わない。
　「男女共同参画・大いに推進しましょう」が”建て前”で「女性は結婚し、（家庭を守って）子供を産め！」が”本音”と言うことでしょうか？
　また、「野次を発した議員は議員辞職を！」が”建て前”で、「（野次がバレタラ、謝るから許して）辞職はしたくない」が”本音”と云うことになる。
　約束は守れ！嘘はつくな！と教育され、また教えもした。
　発言者は、社会的には公人であり、家庭に帰れば”家庭という社会”での夫・父親でもあるだろう。
　夫・父親であるとき、嘘で誤魔化す様な”本音と建て前”を使い分けるのだろうか。
　「男女共同参画」と云われ久しい。
　「既婚者でなければ立候補するな！」という様な発言（野次）も如何なものだろうか。
　同じ様な女性議員に対する野次発言は、国会にもあったと聞く。
　加えて、使途不明金に対する記者会見での立ち振る舞いと、その使用に関する説明の内容に議会人としての資質に怒りを覚える。
　お笑い芸人が会見の様子を「ノーカット版のＤＶＤを販売したら買うで！」と、お笑いネタにする逞しさは感じたが、もしも「進呈するから観て！」と云われても、私は固辞したい。
　繰り返し”鑑賞”できる精神力を、私は持ち合わせていない。
　加えて海外メディアが、記者会見の様子を動画で配信し「日本中が（この会見を観て）感涙している」とコメントしている外国人記者の日本人感にも怒りを覚えると伴に、正しく伝えて欲しいものである。
　日本人は、あの場面を観て感激し、涙したのではなく、議会人としての資質に激怒し（・涙し）ていたことを！である。
　嘘つき議員、議員資質や憲法解釈に関して”是か非か”の意思表示が選挙投票とする以上、今までに増して、きっちりと履行したい。
　唯一、私が三～四年に一度、行使できる”手段（武器）”は放棄したくない。