<2010.10.28>
入社教育として、人事の方から「人間関係」(ヒューマンリレーション)についての話があった。
今ではコミュニケーション教育ということであろうが、18歳で工場の門をくぐって、ヒューマンリレーションについて学ぶといっても、実はピンとこなかった。
高校時代までは、家族や近所の人達それに同級生を中心に付き合いがあった程度で、これから始まる会社の組織の中での、人々(従業員)との関係について・・・・、といっても中々理解できなかったようである。
ところが、職場(設計)に配属となり実際に仕事をしていく過程で、「人間関係」の重要さが少しずつ分かってきた。
上司への報告や相談また他の職場の人たちへの連絡、同僚との付き合いなど、一日の内で何回・何十回とかわす言葉、さらにはお客との折衝、すべてが人間相互のコミュニケーションで成り立っているわけである。
とりわけこのコミュニケーションが不足していたり、行き違いがあると、うまくいく仕事もなかなか思うようにいかず、大変苦労したこともあった。
新入社員教育で習ったことが、どこまで生かされたかはわからないが、その時をスタートとした「人間関係」(ヒューマンリレーション)の学習は、仕事の経験を積む中で醸成されつつ、ずーと定年まで付いてまわったことは間違いない。
さらに言えば、リタイヤ後の地域活動においては一段と「人間関係」の重要さを実感しているところでもある。
<久しぶりに料理・・・・魚の煮付け>
<紅葉始まる>