2011.09.15
昨日あるIT学習クラブ(20名強)で、恒例の親睦日帰りの旅に行ってきた。
勿論お目当ては、昼食宴会と温泉入浴である。
朝9:00頃出発して一路島原半島を反時計方向に回る感じで、最初に半島の南の先端にある『口之津』の町で途中下車をした。
ここでは歴史資料館を約1時間かけて見学したが、この歴史資料館は初めてであった。
時々フェリーに乗車するときに立ち寄る町であるが、風光明媚な町だなあとは思っていたが、明治の初めころから、三井炭鉱の石炭の輸出積出港として大変賑わった町であったということを初めて知ったところであった。
当時のモノクロ写真では、海岸に大きな蒸気船や連なった団平船それに絵画では、石炭積み上げに若い女性がたくさん動員されている様子が描かれていた。
館の方の説明では、これらの女性と『からゆきさん』の関係についても話されていたが、
貧乏な家に育った自分としては、身の詰まされる思いで聞き入ったことであった。
さて本命の昼食宴会場は大浴場も同じであったが、目の前は青く広々した有明海が広がり、
絶景の中で約3時間、食べ・飲み・だべり・カラオケ・入浴と、ひと時を楽しく過ごすことができた。
もう一度ゆっくりと訪れたい感じであった。
午後3時ごろ発っての帰路は、島原半島の中心にある雲仙岳(平成新山)の麓をバスで周回し、晴れ渡った秋の風景を満喫しながら、5時半過ぎに帰着したことであった。
歴史資料館や昼食の温泉旅館、自分にとっては初めてのところであったためか、印象強い島原半島一周の旅であった。
<歴史資料館にて・・・・約1時間見学>
<宴会場からの眺め・・・・前方は有明海>
<迫りくる・・平成新山・・頂上の方には白い湯気も漂っていた>