<2013.12.19>
先日近くの自動車学校で免許更新のための高齢者自動車運転講習を受けました。
初体験であった認知症検査のことについて、少し詳しく書いて見ましょう。
うわさで今回から認知症の検査もあるということで、かなり緊張して臨みましたが、結論から言えば、今のところ運転に差し障るような問題はなしということでした。
具体的に書いて見ますと、最初は一般的に認知症検査の時に使われる、今日の状況ですね。
(時計は直し込むように指示されました)
すなわち、今年の年号、何月何日、何曜日か、今の推定時刻は?などを、用紙に記入させます。
これは一見簡単なようですが、実は回答用紙を前にしますと、上がるのか「はて今日は何年だったかなあ」などと、普通では何でもないことなのですが、一寸迷ってしまう感じがありましたね。
2番目か3番目にあったのが、メインだと思うのですが、1枚に4個の絵(動物や家具ほか)が書かれたパネルを次々(ゆっくりでした)に4枚講師の説明付きで、受講生に見せて言葉にして言わせます。(合計16個の絵)
一応これはこれで打ち切られますが、回答を書く迄にもう一問関係のない問題をやらせ、そのあとに、先ほどの絵に描かれていた、動物や家具などの名前を時間を切って、思い出しながらできるだけたくさん書いていきます。
もう一つは、同じ絵について今度は、ヒント(動物では何がありましたか?・・・)を与えられて、また回答をできるだけたくさん書いていくわけです。
テレビのゲームなどと違い、ゆっくりしたペースであったので予想よりも多く書くことは出来ました。
あとは、メンタルテスト的なもの(適性検査か?)や白紙に何時何分の時計の絵を描きなさいなどでしたね。
講習会全体で見ても、年々難しくなってきているようで、シミュレーター操作では、障害物をハンドル操作で避けながら進み、同時に信号を見てブレーキを踏ませその時間を測定するものや、実地運転では免許を取る時におこなった、懐かしいクランク走行、バックでの車庫入れなどがありました。
以上で合計3時間ミッチリの講習会でしたが、特にシミュレーター操作(約10分)では疲れましたね。
次3年後(78歳時)はまた今回よりも難しくなっているでしょうね。
免許返上も・・・・、頭をよぎらないではありませんが、安全運転の重要さを意識し直した講習会でした。
<健康器具・・・・散歩途中の公園にて>