<2014.08.09>
<ひとつ>
「道は険しけれどあの山越えねば
里の灯りは見えず」
これはもう30年前くらいになるでしょうか、NHKの夜の10時頃からのラジオ小説の冒頭に、ナレーターのこの言葉で始まる番組からいただいたものです。
ラジオ小説の内容は、連続ものだったと思うのですが、内容は全く覚えてはいません。
ところが、この冒頭の言葉だけは、やけに頭に染みついていているわけです。
この言葉は、読んで字のごとくで、「目の前の困難にひるむことなく前に進めば解決の道が開けるよ」と言うように私は受け止めて、励みにしているところであります。
この言葉で役に立っていることと言えば、非常に単純ですが、私は現役の折りの月曜日は、特に朝起きづらい癖がありまして、「うーん、今日から会社か・・・」と、後ろ向きの感じで朝を迎えるわけですが、「道は険しけれど・・・・」の言葉を思い出しては、布団から起き上がっていた経験が多かったですね。
私にとっては、『月曜病の朝』を少しでも救ってくれたのが、この言葉でした。
今でも早朝散歩で眠くてしょうがない時などには、口ずさんでは「そうだ、そうだ」と言っては、起きています。
<夏の風景(1)・・・・稲成長>
<夏の風景(2)・・・・川面のサギ>
<夏の風景(3)・・・・早朝の木漏れ日>