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春の七草

2018年01月07日 10時17分49秒 | 季節を楽しむ・歳時記

せり・なずな・ごぎょう・はこべら
ほとけのざ・すずな・すずしろ
これぞ春の七草

無病息災を願って頂く七草粥。我が家でも毎年必ずいただきます。今年はこんな七草の活けたものがやって来ました。こちらは消毒してあって食べられないので、別の七草パックで。

「七日、雪間の若菜摘み、青やかにて、例はさしもさるもの目近からぬ所にもて騒ぎたるこそ、をかしけれ」

と『枕草子』にも記され、平安時代から習慣として定着していたようです。


■ 芹(せり)=「競り勝つ」
新芽がたくさん「セリ」あって育つことから。

■ 薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」
通称「ぺんぺん草」
 
■ 御形(ごぎょう)=「仏体」
御形とは人形(ひとがた)のこと。母と子の人形が多かったことから「ハハコグサ」と呼ばれます。

■ 繁縷(はこべら)=「繁栄がはびこる」
ハクは綿布で、ベラは古語で「群がる」こと。細かい茎に葉が群がるようにつくことから。
 
■ 仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」
地面に平らに広がって生えている葉を見立てて。

春の七草の「ほとけのざ」は「コオニタビラコ」のことで花は黄色。ピンクの花のとは別。 

■ 菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」
蕪(かぶ)のこと。
 
■ 蘿蔔(すずしろ)=「汚れのない清白」
大根のこと。「清白」で大根の古名。

いずれも整腸や解熱の効能があることから、お正月料理で疲れた胃を休める意味もあると言われています。
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