二姉妹の間のモカラベ
ここは中庭を囲む最も古い部屋で、部屋の中央に敷かれた2枚の大理石が『二姉妹の間』の由来とされています。『モカラベ』とは、この天井を覆う鍾乳石状の複雑な装飾のことで、アルハンブラ宮殿内でも最も美しいといわれている王妃の部屋の天井。もしかしたらアベンセラヘスの間かも。どちらもこのモカラベが特徴です。
中庭と、庭を囲むいくつかの部屋は王のプライベートスペースでした。ハーレムです。
ここは王が寝そべってちょうどよい眺めとなるように設えられているそうです。
美姫をたくさん侍らせ、このライオンを眺めていたのでしょうか。王の目線で写してみました。
回廊に囲まれた中庭の中央に12頭のライオンに支えられた水盤と噴水があり、
回廊の4箇所に設けられた噴水と十字形の水路でつながっています。
この地方特有の夏の暑さを解消する為の技術ですね。
有名な場所なだけあって、人がいっぱいいますね~
当時は時を告げる役割を果たしていた、12頭のライオンの噴水。
1時には1頭のライオンの口から水を吐き出し、2時には2頭、12時には
12頭のライオンの口からいっせいに水を吐き出す仕掛けになっていたといいます。
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