「戦争を知らないこども」の一人として、戦争の悲惨さ、虚しさ、残虐さ、愚かさを心に刻み付けたいと思います。
実体験はなくとも、伝えることの努力をすることはできます。
かつて、某合唱団で武満徹氏の「死んだ男ののこしたものは」という曲に出会いました。
練習前に、楽譜読みをしていて、涙があふれてきて困ったことを覚えています。
泣いてたら、歌えません。
指揮者に、「あまり暗く歌うと、2番が聞きたくなくなる」と言われました。
歌うときには、心を込めてとも言います。
けれど、伝えなくては歌う意味がありません。
伝えながら、伝わるように心を込めて、そうした心の込め方を学びました。
一年の内で戦争の事を特に考える日があります。
3月9日、8月6日、8月9日、8月15日、12月8日。
他にも、記念される日はたくさんあります。
そして、考えるたびに、心によみがえる歌。
最近、この歌を歌う機会がありません。
今日は、せめて、発信をします。
3. 死んだ男の残したものは